技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

次世代抗体医薬/VHH抗体開発コース (2日間)

Aコース:スクリーニング編 + Bコース:創薬戦略編

次世代抗体医薬/VHH抗体開発コース (2日間)

オンライン 開催

視聴期間はそれぞれ2023年12月6日〜19日、2024年1月9日〜22日を予定しております。
お申し込みは2023年12月6日まで承ります。

概要

本セミナーでは、VHH抗体についての基礎から解説し、講師の研究成果を紹介いたします。

開催日

  • 2023年12月6日(水) 14時00分 2023年12月19日(火) 16時30分
  • 2024年1月9日(火) 13時00分 2024年1月22日(月) 16時30分

プログラム

Aコース アーカイブ配信「次世代抗体医薬にむけたVHH抗体の開発・技術動向とスクリーニング方法」 (視聴期間: 2023年12月6日〜19日を予定)

 抗体は最も重要な産業用蛋白質の一つであるが、その構造の複雑さに起因する様々な問題が存在する。我々はこうした問題に対してVHH抗体に着目した研究を進めている。VHH抗体はラクダ科動物に存在する軽鎖の無い特殊な抗体のVHドメインであり、天然の抗体成熟機構によって作製可能な最も単純な抗原結合分子である。本セミナーでは当該抗体についての概説を行い、最近の我々の成果も紹介する。

  1. ラクダ科動物由来VHH抗体の概要
    • ラクダ科動物について
    • VHH抗体の優れた点
  2. 様々なVHH抗体のアプリケーション
    • 多価抗体
    • 中和抗体
    • ヒト化
    • 体内動態
    • 医薬品への展開
  3. 新型コロナウイルスとVHH抗体
  4. 産総研におけるVHH抗体研究
    • マイクロ流体デバイスへの応用
    • VHH抗体の新しい取得技術
    • VHH抗体-核酸分子複合体の開発
    • 質疑応答

Bコース アーカイブ配信「次世代抗体医薬にむけた低分子抗体/VHH抗体の技術的課題と創薬戦略」 (視聴期間: 2024年1月9日〜22日を予定)

 数種類のVHH医薬品が上市した。高い創薬への潜在力があり、基礎研究段階には多くの開発候補が臨床開発を待っている。大きな課題の一つであった製造や製剤の問題も解決が進んでいる。今後、創薬に限らずVHH抗体の活用が加速すると期待する。

  1. VHH抗体の発見と産業応用への可能性
  2. 次世代抗体医薬としてのVHH抗体の潜在力
    • 既存抗体の置き換え
    • 独自のmodality
  3. VHH抗体の取得方法
    • in vitro screening
    • in vivo & in vitro screening
  4. VHH抗体の創薬Modalityについて
  5. 臨床開発の状況
    • 上市された抗体
    • 開発段階の抗体
    • 注目される研究段階の抗体
  6. 創薬ポテンシャルの高いModality
    • AMDCへの活用
    • アゴニスト創薬への活用
    • その他
  7. AI・IT技術の適応の状況
  8. 今後のVHH抗体の実用化への展望
  9. 創薬スタートアップ各社の取り組みと課題
    • 質疑応答

講師

  • 萩原 義久
    産業技術総合研究所 バイオメディカル研究部門
    副研究部門長
  • 土屋 政幸
    株式会社 Epsilon Molecular Engineering
    取締役

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,700円 (税別) / 46,970円 (税込)
複数名
: 30,000円 (税別) / 33,000円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,700円(税別) / 46,970円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

アーカイブ配信セミナー

お申し込みの際、通信欄に「アーカイブ配信希望」の旨を記載ください。
アーカイブ配信セミナーをご希望の場合、以下の流れ・受講内容となります。

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間はそれぞれ2023年12月6日〜19日、2024年1月9日〜22日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/22 バイオ医薬品製造における逸脱処理・変更管理とその社内運用 オンライン
2024/11/27 バイオ医薬品の製造におけるプロセスバリデーションと注意点 オンライン
2024/11/27 治験薬GMP入門 オンライン
2024/11/28 グリコシル化パターンの違い及びアグリコシル化が抗体の生物活性、PK、安定性/安全性に及ぼす影響 オンライン
2024/11/28 ICH Q5A ウイルス安全性評価/外来性感染性物クリアランス評価コース オンライン
2024/11/28 バイオ医薬品の原薬製造における外来性感染性物質のクリアランスと安全性試験 オンライン
2024/12/4 バイオ医薬品の製造におけるプロセスバリデーションと注意点 オンライン
2024/12/4 バイオ医薬品製造における逸脱処理・変更管理とその社内運用 オンライン
2024/12/5 ICH Q5A ウイルス安全性評価/外来性感染性物クリアランス評価コース オンライン
2024/12/5 ICH Q5A ウイルス安全性評価/品質審査での論点と次世代シーケンシング利用/薬事申請に当たっての留意点 オンライン
2024/12/5 ADCを含む次世代抗体医薬の知財戦略および強い特許明細書・クレームの書き方 オンライン
2024/12/9 エクソソームの性質/生合成機構とDDS戦略 オンライン
2024/12/11 医薬品モダリティ (抗体/核酸/中分子/再生医療) の実用化とDDS技術の特許戦略 オンライン
2024/12/11 ADCを含む次世代抗体医薬の知財戦略および強い特許明細書・クレームの書き方 オンライン
2024/12/12 バイオ医薬品の原薬製造における外来性感染性物質のクリアランスと安全性試験 オンライン
2024/12/13 バイオ医薬品の薬物動態学 オンライン
2024/12/17 動物細胞におけるバイオリアクターの装置・操作設計/スケールアップと大量培養における注意点 オンライン
2024/12/17 抗体の基本構造と糖鎖修飾を利用した均一ADCの合成 オンライン
2024/12/17 再生医療等製品の製造現場におけるGCTP適合性調査対策のポイント オンライン
2024/12/18 ICH品質関連ガイダンス視点から考えるCTD-Q記載要求事項と効率的申請資料作成法 オンライン