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高分子材料の耐久性試験・評価・劣化予測技術の活用

PHEV、EV、LED等の部品開発をふまえた

高分子材料の耐久性試験・評価・劣化予測技術の活用

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、PHEV、EV、LED等の部品開発を踏まえ、高分子材料の耐久性管理、耐クリープ性、耐疲労性、耐磨耗性 薬液浸透による影響について詳解いたします。

開催日

  • 2012年2月28日(火) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 高分子材料に関連する技術者、品質担当者
    • EV (電気自動車)、PHEV (プラグインハイブリッド車) の部品
    • LEDの材料・部品 など

修得知識

  • 高分子材料活用の基礎
  • 高分子材料の耐久性管理の基礎と実際
  • 高分子材料の技術動向

プログラム

高分子を使った部品開発において、注意すべき項目をその要因と発現機構に基づき概説する。
また高分子材料を日々扱っている実務者に役立つ試験法、評価方法を具体的な活用事例を交えて説明する。
更に、PHEV、EV、LEDなど新規の市場、海外メーカーの部品開発について紹介し、その市場開発のための新規解析法 (バイオフューエル耐久性、練成解析など) と加工法 (レザリッジ、アドバサーモ、各種成形法など) の活用方法を解説する。

  1. 部品開発における高分子材料の活用方法
    1. 部品開発フローについて
    2. 高分子材料活用の手法と考え方
    3. 判断方法と決定方法
      • 判断基準
      • 決定基準
  2. 耐久性の管理方法
    1. 高分子の耐久性
    2. 耐久性の分類
    3. 耐久性に関する樹脂特性
    4. 樹脂特性の基礎
    5. 耐応力物性の管理方法
      • 耐クリープ性能
      • 耐疲労性能
      • 耐磨耗性能など
  3. 新市場での部品開発
    • EV、HEVの電気特性など
    • 熱伝導、EMIシールドなど
    • 海外市場での部品開発
  4. 予測技術開発とその活用
    1. 高分子材料の劣化反応/現象
    2. 応力耐久性の具体例
      • 耐クリープ性能
      • 耐疲労性能
      • 耐磨耗性能
      • 歯車性能
      • 薬液浸透による影響
  5. 今後の技術動向
    1. 解析手法
      • 残留応力測定
      • ひずみ可視化技術など
    2. 加工方法
      • 金属と樹脂の直接接合技術 (レザリッジ TM など)
      • 断熱成形 (AdvaThermo TM)
    3. 軽量化手法
      • 練成解析
    4. 信頼性の複雑化
      • 高度化
      • ロバスト設計など
  6. 部品開発のまとめ
    1. コスト削減方法
    2. 応力耐久性など各種物性
    3. 海外での部品開発
    4. 今後の部品開発
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 田島 義久
    ポリプラスチックス 株式会社 研究開発本部
    本部長

会場

連合会館

5F 502会議室

東京都 千代田区 神田駿河台三丁目2-11
連合会館の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 47,250円 (税込)
複数名
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

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