技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

自動運転・非接触HMIに向けた要素技術と今後の展望

自動運転・非接触HMIに向けた要素技術と今後の展望

~ジェスチャー、音声認識等の要素技術と中国市場のHMI動向から次のHMI像を探る~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2020年9月16日(水) 10時30分 16時30分

プログラム

第1部 車室内の物体認識とフィンガージェスチャーによる操作の実現

(2020年9月16日 10:30〜12:00)

 フィンガージェスチャーとは、手先・指先によるジェスチャーだけでプログラムに入力指示を行う次世代のユーザインタフェースです。本講演ではフィンガージェスチャーの概要を説明し、車載HMIの技術動向とフィンガージェスチャーの関係について説明します。 最後にフィンガージェスチャーの弊社独自の認識技術について解説し、デモ動画をご覧頂きます。

  1. 当社の車載での物体認識の取り組みについて
  2. フィンガージェスチャーとは
  3. 車載HMIとフィンガージェスチャーについて
  4. フィンガージェスチャー認識技術について
  5. フィンガージェスチャーデモ
    • 質疑応答

第2部 進化するAI音声アシスタントの最新技術

(2020年9月16日 12:50〜14:50)

 スマートフォンの音声検索、スマートスピーカの普及により音声HMIもしだいに使われるようになってきました。 一方で、自動運転技術、各種のセンシング技術の進歩により、自動車とドライバの関係は、動く機械とその操作者から大きく変化しようとしています。
 この講座では、最新の音声HMI技術、AI技術をわかりやすく解説するとともに、自動運転時代の自動車とその背景にある情報、広くはモビリティサービスとユーザの関係を考察し、そのユーザ体験・求められる技術・サービスを説明します。自動車、車載システムにとどまらず、新たなモビリティサービス、モビリティを含む地域・社会システムをお考えの皆様に、サービスと人との接点としてのHMIの立場から技術情報を提供し、新しいビジネス、新たな価値創造の可能性を議論したいと思います。

  1. AI音声アシスタントの今
    • 何ができるようになったのか、どう使われているのか
  2. どのような仕組みなのか
    • 最新の音声認識技術、音声合成技術
  3. 車載システムのUXデザイン
    • 車載情報システムにおけるHMI評価と、ユーザエクスペリエンスデザイン
  4. 自動運転MaaS時代の車載システム
    • 何が求められるのか、何が顧客メリットであり、何がブランド価値になるのか
  5. これからの車載システムとそのHMI
    • 今後の技術展望
    • 質疑応答

第3部 中国市場のHMIトレンドと今後の予測

(2020年9月16日 15:00〜16:30)

 中国ではEVスタートアップの主導によって、革新的なIVIシステムが多く市場に導入されている。NIOの車載AIアシスタントNOMIに代表される、日本では市場投入が難しいとされているような視覚的効果を持ったシステムも次々と登場している。これら日本ではあまりなじみのない技術投入のきっかけとなっているのは何なのか。また、なぜ中国市場で革新的なIVIシステムが市場投入されているのか。
 自動運転技術の発展具合はどうか、また車載コックピットへの影響はあるのか。GATなどのIT企業や新技術の自動車産業への進出を見ながら、中国市場のHMIトレンドについて考察する。

  1. 中国IVIの最新動向概要
  2. VPA (Virtual Personal Assistant) の普及
  3. デジタルライフと自動車の融合
  4. 自動運転に求められるコックピットの変化
    • 質疑応答

講師

  • 猿渡 大輔
    NECソリューションイノベータ株式会社 モビリティソリューション事業部 第一グループ
    主任
  • 石川 泰
    Cerence Japan株式会社 Auto PS
    シニア プリンシパル テクニカル エクスパート
  • 大塚 真大
    SBDジャパン
    クロスカースペシャリスト

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

関連する出版物

発行年月
2024/4/15 無人配送車・システム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/15 無人配送車・システム 技術開発実態分析調査報告書
2022/6/30 自動運転車に向けた電子機器・部品の開発と制御技術
2022/2/4 世界のxEV、車載用LIB・LIB材料 最新業界レポート
2021/4/13 GAFA+Mの自動運転車開発最前線
2019/1/31 センサフュージョン技術の開発と応用事例
2018/6/30 ADAS・自動運転を支えるセンサーの市場動向
2017/5/31 車載センシング技術の開発とADAS、自動運転システムへの応用
2016/4/28 ドライバ状態の検出、推定技術と自動運転、運転支援システムへの応用
2015/9/18 2015年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望
2014/8/20 音声認識〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/8/20 音声認識〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/10/25 車両の自動運転技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/10/25 車両の自動運転技術 技術開発実態分析調査報告書
2013/7/10 音声・映像コーデック 技術開発実態分析調査報告書
2013/7/10 音声・映像コーデック 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/8/31 カーオーディオ5社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/8/31 カーオーディオ5社 技術開発実態分析調査報告書
2001/9/11 MATLABプログラム事例解説Ⅰ 音声通信
2000/8/1 '95 SCSIインタフェース技術