技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

自動運転・コネクテッドカーに求められるセキュリティ対策

自動運転・コネクテッドカーに求められるセキュリティ対策

~業界動向を踏まえた「今、必要な技術」を徹底解説~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年12月17日(月) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • OEM/サプライヤの技術者、セキュリティ担当者
  • 自動車のセキュリティ対策の導入を始める方
  • 自動車のセキュリティ対策の基礎知識を身に着けたい方

修得知識

  • 自動車業界のセキュリティ対策の導入状況 (法規化/標準化を含む)
  • 自動車に対するセキュリティ対策の基礎知識 (基本的な対策技術)
  • 脆弱性を作り込まないセキュリティ開発プロセスの作り方
  • セキュリティ対策に必須となるSIRT構築について

プログラム

 2015年に「ジープ・チェロキー」に対するハッキング事例が公開されて以降、自動車に対するセキュリティ対策の法規化/標準化が急ピッチで進んでいます。しかし、自動車業界のエンジニアには、これまでセキュリティに全く触れてこなかった方も多く、何から始めてよいかわからない方も未だ多いという現状です。
 本講座では、実際のハッキング事例や自動車業界の動向を踏まえ、今取り組むべきセキュリティ対策を紹介します。その中でも、今まさに策定が進んでいる自動車向けセキュリティ規格 (ISO21434) を見据えたセキュリティ開発プロセス (脅威分析、脆弱性分析、セキュアコーディング、セキュリティ評価…etc.) の考え方から導入方法までを詳しく解説します。
 その他にも、実際に自動車に搭載すべきセキュリティ対策として、米国のNHTSAが発行するベストプラクティスに記載されている対策技術 (メッセージ認証など) と、その開発を行う際に留意すべき脆弱性などを解説します。
 なお、本講座は現役の組込みエンジニアが講師を行います。規格や仕様に関する知識だけでなく実際の開発体験を交えて、自動車向けのセキュリティ対策に必要なノウハウを1日で分かりやすくお伝えします。

  1. 背景 ~ハッキング事例と業界動向~
    1. 自動車に対するハッキング事例
    2. 自動車業界のセキュリティ対策動向
      1. WP29から学ぶサイバーセキュリティ法規
      2. ISO/SAE21434から学ぶ標準化動向
  2. セキュリティ対策の全体像 ~規格への適用~
    1. セキュリティ開発プロセス作成のポイント
    2. 機能安全 (ISO26262) との違いの解説
    3. SIRT (インシデント対応) の構築方法
  3. 自動車システム向けセキュリティ対策
    1. NHTSAが定める最低限の自動車セキュリティ対策
    2. CAN通信を保護するメッセージ認証機能の解説
    3. メッセージ認証に利用する暗号鍵の管理方法
  4. 自動車向け脅威分析/脆弱性分析の解説
    1. 脅威分析によるセキュリティ対策導出の流れ
    2. 脆弱性分析によるセキュリティ対策の織込み確認
    • 質疑応答

会場

江東区産業会館

第2会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

関連する出版物

発行年月
2024/4/15 無人配送車・システム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/15 無人配送車・システム 技術開発実態分析調査報告書
2022/6/30 自動運転車に向けた電子機器・部品の開発と制御技術
2022/2/4 世界のxEV、車載用LIB・LIB材料 最新業界レポート
2021/10/13 AIの脅威 新世代サイバー攻撃と防衛技術
2021/4/13 GAFA+Mの自動運転車開発最前線
2020/3/26 ビッグデータ・AIの利活用に伴う法的留意点
2020/3/16 個人情報保護法改正いわゆる3年ごと見直しとデータ利活用実務に与える影響
2019/1/31 センサフュージョン技術の開発と応用事例
2018/6/30 ADAS・自動運転を支えるセンサーの市場動向
2017/5/31 車載センシング技術の開発とADAS、自動運転システムへの応用
2016/4/28 ドライバ状態の検出、推定技術と自動運転、運転支援システムへの応用
2015/9/18 2015年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望
2015/8/17 防犯・監視カメラ〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2015/8/17 防犯・監視カメラ〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/10/25 車両の自動運転技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/10/25 車両の自動運転技術 技術開発実態分析調査報告書
2010/11/15 防犯・監視カメラ 技術開発実態分析調査報告書
2007/5/28 車載カメラ/セキュリティカメラ・システム