技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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本セミナーでは、ガラスの熱伝導率、粘性特性、熱膨張率などの基礎から解説し、ガラスの強度測定法、破壊解析手法やガラスの強度を高める手法 (熱強化、化学強化) について詳しく解説いたします。
ガラスは、その組成や構造を変えることにより希望する諸特性を容易に得ることができる有用な材料です。熱的特性はその最も重要な因子のひとつであり、新しいガラスの開発目標物性として、例えば熱膨張率が入っていることは少なくありません。一方、ガラスを生産する上で、粘性特性や熱伝導率も一定の範囲に抑えることも重要です。さらには、ガラスの要求特性の一つとして、あるいは生産性を上げるために、種々の機械的特性も向上させる必要があります。機械的特性と熱的特性は密接な関係にあり、熱的特性を見直すことにより、強度や破壊に代表される機械的特性を向上させることも可能です。
しかし、熱伝導率、粘性特性、熱膨張率等の熱物性の基礎概念と測定方法が十分に理解されているとは言えない状況にあります。また、熱伝達率については、その基礎概念と測定方法が曖昧な形で理解されていることが多々あります。溶融状態におけるガラスの熱伝導率については、その重要性が認識されているにも拘わらず、その測定方法が確立されていないこともあり、ほとんど報告の例はありません。また、ガラスの熱的破壊と強度測定法についても、十分に理解されているとは言えない状況にあります。
ガラスにおける熱的特性の概念を基礎から見直すことにより、要求性能や生産性の向上に寄与することが可能です。今回の講習では、実際に行われた2つの事例、熱強化ガラスにおける易強化性の増加、グラスファイバーの生産性向上 (粘性特性と冷却能の見直し) を説明し、他のガラス関連商品への応用も提案します。
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複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
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2024/5/10 | ガラスの基礎と応用 | オンライン | |
2024/5/28 | 絶縁破壊・劣化の基礎、測定・劣化診断と高分子絶縁材料の高機能化 | オンライン | |
2024/5/30 | 高分子材料の構造・物性とラマン・赤外分光法による評価 | オンライン | |
2024/5/31 | ガラスの機械特性と化学強化 | オンライン | |
2024/6/11 | 各種プラスチック成形品の破損トラブルと原因解析 | オンライン | |
2024/6/25 | 界面・表面、応力影響、剥離・破壊の基本知識と密着性の改善技術と評価方法 | 東京都 | 会場・オンライン |
2024/7/19 | 先端半導体パッケージ向けガラス基板の動向と導体層形成、微細加工技術 | オンライン | |
2024/8/27 | 衝撃現象・破壊の基礎と高速材料試験・構造要素強度評価方法 | オンライン | |
2024/8/30 | ゴム・プラスチック材料のトラブル解決 (2日間) | 東京都 | 会場 |
2024/8/30 | ゴム・プラスチック材料の破損、破壊原因とその解析法 | 東京都 | 会場 |
2024/9/24 | 高分子材料の劣化・不具合分析および寿命評価と対策事例 | 東京都 | 会場 |
発行年月 | |
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2021/1/29 | 高分子材料の絶縁破壊・劣化メカニズムとその対策 |
2015/8/25 | 金属材料の破断面解析技術の基礎と解析事例 |
2014/11/5 | 金属・ガラス・セラミックス・プラスチックの破面観察・破損解析手法とその事例 |
2013/9/27 | リチウムイオン2次電池の革新技術と次世代2次電池の最新技術 |
2013/8/1 | ガラスの破壊メカニズムと高強度化 |
2013/6/3 | プラスチックのタフニングと強度設計 |
2011/6/20 | 高分子材料のフラクトグラフィ |
2010/5/25 | ガラス業界10社 技術開発実態分析調査報告書 |