技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

自社技術のブラックボックス化のポイントと社内体制の構築法

事業戦略・経営戦略のための知財塾

自社技術のブラックボックス化のポイントと社内体制の構築法

~オープン&クローズの分岐点~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年2月22日(月) 13時00分16時30分

受講対象者

  • 事業・経営戦略に関わる方
  • 製品・技術開発者
  • 特許出願・知財に関わる方

修得知識

  • ブラックボックス化
  • ノウハウ管理
  • 技術漏洩
  • ノウハウ秘匿
  • 営業秘密
  • オープン&クローズ戦略
  • 事業戦略
  • 経営戦略

プログラム

 技術開発/研究開発の成果である発明を技術的な営業秘密としてブラックボックス化 (ノウハウ秘匿) することで、自社に莫大な利益をもたらすことができる場合があります。一方、技術内容や他社との競争優位性等によっては、ブラックボックス化せずに特許権を取得するべき場合もあります。このようなオープン&クローズの選択を間違えば、自社が膨大なコストをかけて開発した技術から全く利益が得られなくなったり、単に競合他社へ自社技術を公開してしまうだけになりかねません。この選択を適切に行い自社の売上・利益を最大化するためには、ブラックボックス化するか否かを判断するための観点・分岐点を整理して、それらの観点から総合的に判断するための社内体制を構築し、あわせて技術漏洩対策を施す必要があります。
 本セミナーでは、開発技術を営業秘密としてブラックボックス化 (ノウハウ秘匿) する場合のポイント、それを実現するための社内体制の構築法、ブラックボックス化するか否かの判断基準 (オープン&クローズの分岐点) などを解説します。また、ブラックボックス化したはずの技術が漏洩した場合の救済措置 (不正競争防止法) や先使用権についても解説します。

  1. 概要
    1. 自社技術のブラックボックス化とは何か
    2. ブラックボックス化した場合のメリット
    3. ブラックボックス化によって莫大な利益が得られるパターン
    4. ブラックボックス化した場合に生じるリスク
    5. ブラックボックス化するために必要なこと
  2. ブラックボックス化するか否かの判断基準 (オープン&クローズの分岐点について)
  3. ブラックボックス化を実現するための社内体制の構築
    1. 特許検討会の開催
    2. 社員教育
    3. 退職者対策 (秘密保持契約と競業避止義務契約)
    4. 職務発明制度の改良
  4. ブラックボックス化した自社技術について他社が特許権を取得した場合への備え
    1. 先使用権とは何か
    2. 先使用権の理論
    3. 先使用権を立証するために用意すべき資料
    4. 実例
  5. 技術漏洩した場合の救済措置
    1. 最近の実例
    2. どのような場合に不正競争防止法によって救済されるのか
    3. 救済を阻むもの
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4F 第1グループ活動室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/6/11 パテントマップの作成と研究開発テーマの発掘、アイデア創出への活用 オンライン
2025/6/12 IPランドスケープによる戦略的な知財分析・活用のすすめ方 オンライン
2025/6/13 他社の用途発明、数値限定発明、パラメータ発明への対抗策 オンライン
2025/6/18 インドの医薬品産業の最新規制と知的財産制度 オンライン
2025/6/18 次世代のADC (抗体薬物複合体) の市場動向/知財の現状および位置選択的抗体修飾・安定リンカー技術 オンライン
2025/6/20 他社の用途発明、数値限定発明、パラメータ発明への対抗策 オンライン
2025/6/20 インドの医薬品産業の最新規制と知的財産制度 オンライン
2025/6/20 次世代のADC (抗体薬物複合体) の市場動向/知財の現状および位置選択的抗体修飾・安定リンカー技術 オンライン
2025/6/23 生成AI (ChatGPT, Google Gemini) を活用した知財とマーケティングにおけるデータ分析の進め方 オンライン
2025/6/25 外国特許の検索・調査の基礎と実践 オンライン
2025/6/26 知財戦略の効果確認、レビューの仕方と経営層への効果的な報告 オンライン
2025/6/27 新規事業創出のための発想法と技術ロードマップの作成、技術・事業・知財戦略の策定 オンライン
2025/6/27 共同研究開発の契約実務とトラブル対策 東京都 会場
2025/6/27 化学分野における特許出願戦略と強い明細書の作成 オンライン
2025/6/27 再生医療分野における知財戦略と課題 オンライン
2025/6/30 知財DX時代の特許調査効率化とAI技術の特許取得 オンライン
2025/6/30 数値限定発明、パラメータ発明の特許要件と戦略的出願 オンライン
2025/6/30 再生医療分野における知財戦略と課題 オンライン
2025/7/1 知財DX時代の特許調査効率化とAI技術の特許取得 オンライン
2025/7/3 知財戦略の効果確認、レビューの仕方と経営層への効果的な報告 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/4/30 "知財DX"の導入と推進ポイント
2024/10/28 メディカルバイオニクス (人工臓器) 〔2024年版〕(CD-ROM版)
2024/10/28 メディカルバイオニクス (人工臓器) 〔2024年版〕
2024/4/30 人工光合成技術 (CD-ROM版)
2024/4/30 人工光合成技術
2024/4/22 トプコングループ
2024/4/22 トプコングループ (CD-ROM版)
2024/4/15 テンセント (騰訊Tencent) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版)
2024/4/15 テンセント (騰訊Tencent) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版) (CD-ROM版)
2024/3/29 後発で勝つための研究・知財戦略と経営層への説明・説得の仕方
2024/3/11 アリババ (阿里巴巴 Alibaba) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版) (CD-ROM版)
2024/3/11 アリババ (阿里巴巴 Alibaba) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版)
2022/7/29 費用対効果に基づく外国特許出願国の選び方・進め方
2022/4/4 軸受6社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2022/4/4 軸受6社 技術開発実態分析調査報告書
2021/3/31 経営・事業戦略に貢献する知財価値評価と効果的な活用法
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/1 軸受の保持器 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2019/4/1 軸受の保持器 技術開発実態分析調査報告書
2018/10/8 P&G 技術開発実態分析調査報告書