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医療・ヘルスケア用ウェアラブル機器の最新動向と製品開発の方向性

医療・ヘルスケア用ウェアラブル機器の最新動向と製品開発の方向性

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、ウェアラブルデバイスの基礎から解説し各種マーケット情報の動向等を詳解いたします。

開催日

  • 2015年5月25日(月) 10時30分16時00分

修得知識

  • ウェアラブルデバイスの現在と今後の動向

プログラム

第1講 「グーグル、アップルなど海外ITメーカーが見据える ウェアラブル機器の未来像と開発戦略」

(2015年5月25日 10:30〜12:00)

グーグルグラス、アップルウォッチをはじめ、ウェアラブルデバイスについては具体的な製品が市場に現れ始めている。その一方で、ウェアラブルデバイスとはそもそもどのようなものであり、スマートフォンをはじめとする通信端末からどの程度離れるものであるかについてはコンセンサスがない。 特許情報からは米国のみならず、中国、欧州においても開発の動きがみられる。狭義のウェアラブルデバイスにとらわれず、いわゆるIoTやBigDataも視野に入れて、全体動向、主要な企業の出願の状況、ベンチャーや大学等の動向等を考察する。

  1. ウェアラブルデバイスとは何か?
    1. 市場で動いているウェアラブルデバイス
    2. 開発が話題となっているウェアラブルデバイス
    3. 通信とセンサ以外に何があるのか – ロボティクスと身体感覚
    4. 各種マーケット情報の動向
  2. マクロな状況から見る特許の状況
    1. 日本、米国、中国における状況
    2. IPC、CPCの分布状況
    3. 主要出願人
    4. 出願傾向
  3. 注目すべき出願人
    1. IT企業群
    2. 大学、ベンチャー
      質疑応答

第2講 「ウェアラブル機器・ヘルスケア機器に用いられる 近距離無線通信システムの将来像」

(2015年5月25日 12:45〜14:15)

ウェアラブル機器・ヘルスケア機器に用いられる近距離無線通信 (WBAN) のIEEE 802.15.6で制定された近距離無線通信技術の概要を解説しながら、その中でも新しい概念の無線通信技術である人体通信について、基礎的な動作原理から、人体通信の技術課題である雑音対策、電極設計までを解説します。また、2015年3月に開催された日・韓 人体通信研究会で紹介されたWBANの最新技術の紹介と、そこから見えてきたWBANの将来像についてお話します。

  1. WBAN規格 IEEE 802.15.6 の概要
    1. UHF帯狭帯域無線
    2. 超広帯域無線 UWB (ultra wideband)
    3. 人体通信
  2. WBANで注目される人体通信
    1. 人体近傍の電界
    2. 人体通信のメカニズム
    3. 電極設計の概念
    4. 雑音対策
  3. ウェアラブル機器・ヘルスケア機器
    1. 近距離無線通信システムの現状
    2. 人とロボットのコミュニケーション
    3. WBANの法規制
    4. 2015年3月の日・韓 人体通信研究会から見えてきたWBANの将来像
      質疑応答

第3講 「ヘルスケア分野におけるウェアラブル機器市場の展望 ~デザインの考え方と新規事業の成功法則と参入企業の狙いどころ~」

(2015年5月25日 14:30〜16:00)

  1. 市場の再認識
    1. 高齢マーケットの再確認 (国内外)
    2. 健康と医療の違いを理解する
  2. 米先進IT企業のヘルスケア、ウェアラブルの先行事例と分類。
    1. どの程度の商品提案がはじまっている? サービスレベルは?
  3. 日本政府・実証事業の事例
    1. H24~25年度総務省ICT推進事業における健康見える化実証事業の経験
    2. 技術とサービスの勘所 (その複合価値をどう生み出したら良いか)
    3. テクノロジー以上にコミュニティ創造とサービス運営体の重要性
    4. プライバシーについての住民意識
  4. 新商品やサービス開発における「デザイン思考」の重要性
    1. デザインの本当の意味と価値が上がった事例
    2. 早期からプロモーションイメージを持つ
    3. 会議と意思決定で失敗する日本の新規事業
    4. その意思決定は間違っていませんか!?
  5. ユーザ体験度を高めたヒット事例
    1. アップルプロダクトの利益構造にみる収益化の考え方
    2. 部長、そのデザインでは売れません!
  6. 本格的なウェアラブル時代の幕開けを告げるApple Watch
    1. プラットフォームとして根こそぎ奪われる?
    2. 絶妙なMedical Research (Research Kitの革新性)
    3. 日本企業のチャンスは?
  7. ヘルスケア産業の今後の方向性を占う
    1. ライフログ事業で医療の専門家に頼る落とし穴
    2. 今後の主役は誰?
    3. 必要とされるライフスタイル提案型ビジネス
      質疑応答

講師

会場

株式会社 技術情報協会

8F セミナールーム

東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)
複数名
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