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家庭用品による接触皮膚炎の発生事例と原因成分の究明

ウエアラブルデバイス、化粧品、外用剤、抗菌製品・・・思わぬ素材が原因物質に!

家庭用品による接触皮膚炎の発生事例と原因成分の究明

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2015年5月11日(月) 12時30分16時30分

修得知識

  • 原因を究明した事例
    • パッチテスト、化学分析を用いた接触皮膚炎診の基礎
    • 問題点
  • 接触皮膚炎の診療の実際

プログラム

 製品の安全性、社会の安全性を高めるためには、消費者 (患者) 、皮膚科医、国にメーカーの協力が欠かせないが、パッチテストはこのためのひとつの手段となっていることを製品の開発や製造にかかわる方に知っていただきたい。

  1. 接触皮膚炎の臨床
    1. 接触皮膚炎には、刺激性皮膚炎 (非アレルギー性) とアレルギー性接触皮膚炎がある
    2. アレルギー性接触皮膚炎は、接触部位に限局するものだけではない
  2. 皮膚テストの具体的な方法と問題点
    1. 皮膚テストの種類と方法 (パッチテスト、オープンテスト、連続塗布試験、プリックテスト、スクラッチテスト)
    2. なぜ、パッチテストをやらない皮膚科医が多いのか?
    3. 皮膚テストの普及のために我々皮膚科医がしていること
  3. ジャパニーズスタンダードアレルゲン
    1. スタンダードアレルゲンとは何か?
    2. 各成分の年次変化と問題となるアレルゲン
  4. 家庭用品による接触皮膚炎事例と原因追及
    1. 金属製品による接触皮膚炎 (身近な製品による接触皮膚炎事例)
    2. 眼鏡の先セルによる接触皮膚炎 (分析化学の力が有効であった事例)
    3. スニーカーによる接触皮膚炎 (意外な成分が原因であった事例)
    4. 手袋による接触皮膚炎 (分析化学者およびメーカーと協力して解決した事例)
    5. デスクマットの事例 (原因成分ができなかった理由)
  5. 家庭用品の接触皮膚炎における問題点
    1. 皮膚科医が事例を知らないと見逃される
    2. 新しい製品、海外製品による接触皮膚炎
    3. アレルギーがあるとわかっているのに避けられない (表示の問題)
  6. 製品の安全性を高めるために
    1. 皮膚科医からメーカーの皆さんに期待すること
    2. 皮膚科医に伝えたいメーカーの皆さんの声をお預かりします

  • 質疑応答

講師

  • 伊藤 明子
    新潟大学 医歯学総合病院皮膚科
    講師

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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