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乳化剤の基礎とエマルション状態の評価

乳化剤の基礎とエマルション状態の評価

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、乳化の基礎から応用まで、最新の知見をふまえて解説致します。

開催日

  • 2013年12月18日(水) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 乳化、エマルションに関連する技術者、開発者、生産技術担当者、品質保証担当者
    • 化粧品
    • 医薬品
    • 製剤
    • 食品
    • 接着剤
    • 乳化剤・界面活性剤 など
  • 乳化・エマルションの初心者
  • これから乳化技術を強みにしたい技術者・研究者

プログラム

 乳化技術は化粧品、食品、医薬品、農薬、化学製品、エネルギー (燃料) といった異種分野で重要な基盤技術の一と言って過言でない。この乳化技術は主として、多種多様の乳化剤の中から、最適な乳剤をどのようにして選択するか (乳化剤の選択に関する評価技術) 、選択された乳化剤を用いて、注目している被乳化油性基剤をどのように乳化するか (乳化技術) 並びに製造したエマルションの安定性をいかに短期間で評価するか (安定性評価技術) から構成されている。
 本講義では、乳化の基礎から応用まで、最新の知見をふまえて解説する。特に、乳化剤の選択法に関しては、実用的な視点から、混合乳化の取り扱い方を演習問題を解きながら理解を深めて頂く。乳化技術に関しては、乳化剤の添加法、相転移現象がいかに乳化粒子系に影響するか、また、安定性評価技術ではエマルションの不安定化要因とその対策について講義することで、各分野の乳化製剤開発の第一線で活躍中の研究者、技術者の方々、また、乳化技術を専門としない最前線での技術者にとっても、新たな“技術コンセプト”の視点から技術開発・製品開発の一助になるべく解説することを目的とした。

  1. 乳化とは?
  2. エマルションの形態とその特徴
    1. 天然界に見る自己乳化系 (Oleosomes)
    2. 乳化剤の吸着平衡系による乳化形態
    3. 粒子付着系による乳化形態 -Pickering Emulsion
  3. 各産業分野におけるエマルション製剤の特徴とその課題
  4. 乳化技術動向の推移
  5. 乳化製剤の製造要因と製品要因
  6. 乳化剤 (界面活性剤) の分類と特徴
  7. 乳化剤の選択
    1. HLB方式、
    2. Daviesの式による乳化剤のHLB値の算出法
    3. 有機概念図法による乳化剤のHLB値の算出法
  8. 乳化技術
    1. 物理的 (機械的) 乳化方式
    2. 物理化学的乳化方式
    3. 低エネルギー乳化法
  9. エマルションの安定性評価技術
  10. エマルション製剤の安定性加速試験法
  11. エマルションの物性評価技術
    • 質疑応答

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 第2研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。