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原価 & コスト計算の基礎と戦略的活用パターン

研究開発・設計・生産 (製造) 部門が学びたい

原価 & コスト計算の基礎と戦略的活用パターン

オンライン 開催 演習付き

視聴期間は2025年2月7日〜21日を予定しております。
お申し込みは2025年2月7日まで承ります。

概要

本セミナーは、製品原価をコストダウンと、利益を得るために必要な原価計算とコスト試算の技術ノウハウを豊富な事例と演習を交えて解説いたします。

開催日

  • 2025年2月7日(金) 10時30分 2025年2月21日(金) 16時30分

受講対象者

  • 製品開発・設計に携わる研究開発者、技術者、管理者、プロジェクトリーダー
  • 原価企画に携わる研究開発者、技術者、管理者、プロジェクトリーダー
  • 技術企画などコストダウン推進リーダーの方々 など
  • 生産・製造技術に携わる研究開発者、技術者、管理者、プロジェクトリーダー

修得知識

  • 事前の原価計算をするポイント
  • 歩留計算を含めた正しい材料費計算
  • 加工費レート、設備費レートが設定できます
  • 段取時間、加工時間、設備時間の扱い方
  • 生産形態に対応した正しい加工費の計算
  • コストダウンすべき製品の優先順位
  • 意思決定、損得計算のポイント

プログラム

 製品原価は仕様書や図面が完成した段階で80%が決まります。企業が利益を上げるための最も有効な方法は原価を下げることであり、それは仕様書や図面を作成する研究者・技術者に委ねられています。原価を下げる第一歩は、原価計算による原価の見える化から始めますが、製品原価を自由自在に把握できる研究者・技術者は、自信を持って日常の業務に取り組み、会社の業績に貢献しています。
 本講座は、研究者・技術者の方々に製品原価をコストダウンと、利益を得るために必要な原価計算とコスト試算の技術ノウハウを豊富な事例と演習を交えて徹底指導します。また、参加者の原価計算スキルを短時間で向上させるために受講前のキーワード確認、受講後の復習問題でのフォローアップも充実しています。

  1. 研究者・技術者に必要な原価計算の基礎知識
    1. IoT時代のものづくりと原価のしくみ
      • 製品からみた直接費と間接費とは
      • 仕事量からみた変動費と固定費とは
      • 意思決定からみた差額原価と機会原価とは
    2. 事前コスト検討に必要な原価計算
      • スマート工場に必要な原価計算
      • ロットの違いによる原価への影響を考慮
      • 工数から設備時間へ
      • 演習:原価の基礎を確認しよう
  2. 研究者・技術者に必要な材料費の試算ノウハウ
    1. 材料単価表の作り方
      • 価格構成の基準設定
      • 相場材料の単価設定
      • 購入品・外注品の単価設定
    2. 歩留まりで決まる材料消費量の算定
      • 製品単位あたり寸法と面・体積計算
      • 使用材料の形状・寸法・取数決定
      • 演習:製品1個の材料費を試算する
  3. 研究者・技術者に必要な加工費の試算ノウハウ
    1. 加工賃率 (加工費レート) とは
      • 加工費レートに含める原価
    2. 加工賃率 (加工費レート) を設定
      • 製造部門と補助部門に分解
      • 個別費と共通費とは
      • 配賦基準とは
    3. 変動費と固定費の分解計算
      • 変動費レート、固定費レートの設定
    4. 減価償却費とは
      • 定率法と定額法で異なる償却費の計算方法
      • グローバル会計 (IFRS) の償却費とは
      • 設備費レートの設定ポイントは耐用年数
      • 金型・治工具の設定ポイントは生涯生産量
      • 演習:加工費レートを試算する
    5. 加工費の計算式
      • 加工費に含める時間とは
      • 変動加工費の計算方法
      • 固定加工費の計算方法
      • 生産数量の違いによる加工費のシミュレーション
      • 演習:製品1個の加工費を試算する
  4. 研究者・技術者に必要な原価計算の活用ノウハウ
    1. コストダウンに結びつく原価計算の活用
      • 付加価値率と限界利益率とは
      • コストダウン対象製品を探す原価のポートフォリオ分析
      • 演習:コストダウンの方向性を検討する
    2. 限界利益を求める部分原価計算
    3. 利益に結びつく原価計算の活用
      • 利益図表の作り方
      • 損益分岐点とは
      • 損益分岐点の活用
      • 演習:赤字製品の生産を
      • 中止するか、継続するか、
      • 赤字受注をするか、値引きの要求に応じるか
    4. 意思決定に結びつく原価計算の活用
      • 省人化設備やロボットの投資はいくらまでか
      • ものの運搬と人と設備のどちらが得か
      • 仕事量の違いで投資の効果が変わってくる
    • 質疑応答

講師

  • 小川 正樹
    株式会社MEマネジメントサービス
    代表取締役

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 36,200円 (税別) / 39,820円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,200円(税別) / 39,820円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

アーカイブ配信セミナー

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2025年2月7日〜21日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は印刷・送付いたします。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。