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ウェルビーイング・ウェルネス領域における市場参入、事業・製品開発のヒント

ウェルビーイング・ウェルネス領域における市場参入、事業・製品開発のヒント

~行動科学とゲーミフィケーション・生体情報計測を活用した革新的プロダクト・サービスの開発~
オンライン 開催

開催日

  • 2024年9月13日(金) 13時00分 16時30分

プログラム

 近年、企業は「ウェルビーイング経営」や「健康経営」に積極的です。また、ウェルビーイングやウェルネスを前面に打ち出した商品やサービスの開発・提供も活発になっています。
 「ウェルビーイング」とは、well (よい) とbeing (状態) からなる言葉で、ポジティブな感情や気分の状態 (満足や幸福) を指す幅広い概念を指します。また。「ウェルネス」とは、単に健康であることを超えて、いきいきとした人生を目指す積極的な生き方を指し、「身体の健康、精神の健康、環境の健康、社会的健康を基盤にして、輝く人生をデザインしていく、自己実現」などと定義されます。 (荒川、2017)
 一方、課題もあります。ウェルビーイングやウェルネスという概念は理解できるけれど、日々の行動にどう落とし込めばいいのかわからない、商品やサービスとしてどう具体化すればいいのかはっきりしない、継続的に使用してもらえる商品やサービスにするにはどうすれば良いのか悩ましい、効果測定が必ずしも簡単ではない、等々です。
 この領域で革新的な商品やサービスを生み出すには、行動科学のエビデンスに基づいたデジタルテクノロジーやコンテンツ、そして、ゲーミフィケーションの仕組みを利用することが欠かせません。
 本セミナーでは、ウェルビーイングやウェルネスに関する具体的な社会課題を明示し、その解決策のヒントになる行動科学のエビデンスについて解説した後、行動科学に基づくプロダクトやサービスの世界的な動向や具体的な事例について紹介します。また、行動科学と生体情報計測による「感情の見える化」について、実践経験をベースに具体的な事例を紹介します。そして、最後に、「ゲーミフィケーション×生体情報」を活用した新たなビジネスの可能性について考察し、締め括ります。デジタルテクノロジーを活用してウェルビーイング・ウェルネス市場に参入するためのヒント、そして、成功のポイントをお伝えします。

  1. ウェルビーイング・ウェルネスと行動科学
    1. ウェルビーイング・ウェルネスの定義
    2. ウェルビーイング・ウェルネスに関する社会課題
      1. 身体的健康
        • 座りすぎの生活スタイル (Sedentary Lifestyle)
        • 自然欠乏症
      2. 精神的健康
        • ストレス
        • マインドワンダリング
        • 不安とネガティビティ・バイアス
        • セルフコントロール
      3. 社会的健康
        • 孤独・生きがい
        • 働きがい
        • クリエイティビティ
    3. 行動科学の研究動向
  2. 行動科学に基づくプロダクト・サービスの動向
    1. 世界のトレンド
    2. 具体的な事例
      1. 今この瞬間を味わうためのデバイス
      2. 足元の不安定を活かして活性度を高めるプロダクト
      3. 指先の触覚刺激でセルフコントロールを高めるガジェット など
  3. 行動科学と生体情報計測による感情の見える化
    1. 心拍変動解析の現状と可能性
      • メンタルヘルスとの関係
      • セルフコントロール
      • ワークエンゲイジメント
      • フロー
      • 良好な人間関係
      • クリエイティビティ
    2. WINフロンティアの取り組み事例
      • 集中度
      • ストレスの見える化
      • クリエイティビティ
  4. 「ゲーミフィケーション×生体情報」による新たなビジネスの可能性
    1. ゲーミフィケーションの定義と必要性
    2. ゲーミフィケーションの成功事例
    3. 生体情報を指標にしたゲーミフィケーション事例
    4. 「ゲーミフィケーション×生体情報」の未来
    • 質疑応答

講師

  • 板生 研一
    WINフロンティア株式会社
    代表取締役社長 兼 CEO
  • 駒澤 真人
    WINフロンティア株式会社
    取締役 CAO

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 32,400円 (税別) / 35,640円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 32,400円(税別) / 35,640円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

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