技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ガラスの基礎と応用

強度・安全性を高めるための

ガラスの基礎と応用

~破壊と熱的特性~
オンライン 開催
  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は、2024年5月17日〜23日を予定しております。
  • ライブ配信を受講しない場合は、「アーカイブ配信」をご選択ください。

概要

本セミナーでは、ガラスの基礎から解説し、ガラスの破壊、板ガラスの機械的・熱的特性、強度評価法、熱強化ガラスの薄板化、グラスファイバーの生産性向上について、事例を交えながら詳しく解説いたします。

開催日

  • 2024年5月10日(金) 10時00分 16時00分

受講対象者

  • ガラスを利用する製品の技術者・品質担当者
    • 建築材料
    • 自動車
    • FPD
    • 太陽電池など
  • ガラスに関連する技術者・品質担当者
  • ガラスで課題を抱えている方

修得知識

  • ガラスの破壊現象
  • 板ガラスの機械的特性
  • 板ガラスの熱的特性
  • 強度評価法
  • 熱強化ガラスの薄板化
  • グラスファイバーの生産性向上 など

プログラム

 ガラスは、透明で、燃えにくく、経年劣化もほとんどない上に任意の形状に切断できるという特徴をもったすばらしい素材です。その組成や構造を変えることにより、希望の特性を容易に得ることも可能です。一方、ガラスは代表的な脆性破壊を示す材料でもあり、安全性を検討する上で破壊現象の把握は極めて重要です。
 ガラスの破壊は機械的特性のひとつとして認識されることが多いようですが、熱的特性も大きな影響を与えています。ガラスの熱的特性を利用することにより強化ガラスのように強度を増加させることもできるし、断片化現象を利用して安全性を高めることもできます。ガラスの破壊においては、機械的特性を検討するだけでは十分ではなく、ガラスの熱的特性や熱伝達現象との複雑に絡んだ現象として解析することが必要です。
 破壊現象解析に加え、熱的特性についてもその基礎と応用例を分かりやすく解説します。ガラスの研究者や技術者に加え、品質管理や他の関連部門の方々にも大いに役立つことを願っています。

  1. ガラスと破壊の基礎
    1. ガラスとは?
    2. 板ガラスの製造と応用商品
    3. ガラス物性
    4. ガラスの破壊
    5. 歪と応力
  2. 破壊に寄与する因子
    1. ガラス組成
    2. 圧縮応力と引張応力
    3. 反射波
    4. クラック進展と分岐
    5. 応力拡大係数
  3. 板ガラスの熱的特性と熱伝達率
    1. 熱移動の概念
    2. 熱伝導率
    3. 熱膨張率
    4. 粘性特性
    5. 熱伝達率
  4. 強度測定
    1. ガラスの破壊モード
    2. 機械的特性を利用した強度測定
    3. 熱的特性を利用した強度測定
  5. 応用
    1. 熱強化ガラスの薄板化
    2. グラスファイバーの生産性向上

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)

複数名同時申込割引について

複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。

  • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
  • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
  • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

テキスト送付に係る配送料

ライブ配信・アーカイブ配信受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料 1,100円(税別) / 1,210円(税込) を頂戴します。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • セミナー資料は、郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年5月17日〜23日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は別途、送付いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/3/12 高温/直流高電界下における高分子絶縁材料の特性と評価法 オンライン
2025/3/18 ガラス接着の基本的な考え方とガラス用接着剤の高耐湿性化技術、その応用や用途展開 オンライン
2025/3/19 実践ねじ締結設計 オンライン
2025/3/19 高温/直流高電界下における高分子絶縁材料の特性と評価法 オンライン
2025/3/25 実践疲労強度設計 東京都 会場・オンライン
2025/3/26 プラスチックの疲労破壊と耐久性評価技術 オンライン
2025/3/27 「接着接合」の基本的な考え方、信頼性評価および耐久性試験について オンライン
2025/3/27 プラスチック製品の強度設計に必要な材料力学 オンライン
2025/3/28 固体高分子の破壊とタフニング オンライン
2025/3/31 セラミックスの破壊規準と強度信頼性評価の基礎 オンライン
2025/4/2 プラスチックの疲労破壊と耐久性評価技術 オンライン
2025/4/8 ガラスの機械的性質、破壊メカニズムと高強度化 オンライン
2025/4/8 プラスチック製品の強度設計に必要な材料力学 オンライン
2025/4/8 機械学習を用いたスペクトルデータ解析と材料開発への適用 オンライン
2025/4/15 ガラス基板の開発動向と表面処理、破壊の抑制 オンライン
2025/4/15 プラスチック強度設計に必要な材料特性と設計の進め方 オンライン
2025/4/16 機械学習を用いたスペクトルデータ解析と材料開発への適用 オンライン
2025/4/17 応力腐食割れ入門 オンライン
2025/4/17 プラスチック/ゴムの劣化・破壊メカニズムとその事例および寿命予測法 オンライン
2025/4/21 ゴム・プラスチック材料の破損、破壊原因とその解析法 東京都 会場