技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

固形剤の製造段階ごとの粉粒体と設備・機械・ツール・計測器の適合性から見たトラブル防止の着眼点、機器・設備の保守・日常点検方法

固形剤の製造段階ごとの粉粒体と設備・機械・ツール・計測器の適合性から見たトラブル防止の着眼点、機器・設備の保守・日常点検方法

~造粒・乾燥・整粒・混合・打錠・コーティングごとのトラブル事例と対策 / 粉体特性、品質に影響する製造環境、日常的なメンテナンス上のチェック項目など~
オンライン 開催

視聴期間は2023年12月26日〜2024年1月18日を予定しております。
お申し込みは2023年12月26日まで承ります。

概要

本セミナーでは、固形製剤特有の原材料や製造中間体の粉体の特性、固形製剤の品質に影響する製造環境、日常的なメンテナンス上のチェック項目を考察いたします。
また、固形製剤の造粒工程における粒度制御に係るトラブル、混合工程の滑沢剤投入に関わるトラブル、打錠用顆粒のサンプリング操作に係るトラブル、さらに打錠やコーティング工程で遭遇した打錠障害や外観上の問題などを紹介し、その対策などを解説いたします。

開催日

  • 2023年12月26日(火) 13時00分 2024年1月18日(木) 16時30分

修得知識

  • 粉粒体の特性
  • 製剤技術
  • 固形製剤の製造工程
  • 粉粒体ハンドリング事象と技術
  • 製薬企業に求められる今日的課題
  • 薬機法製造方法欄の記載と製造プロセスの整合性

プログラム

 固形製剤特有の原材料や製造中間体の粉体の特性、固形製剤の品質に影響する製造環境、日常的なメンテナンス上のチェック項目を考察する。固形製剤の造粒工程における粒度制御に係るトラブル、混合工程の滑沢剤投入に関わるトラブル、打錠用顆粒のサンプリング操作に係るトラブル、さらに打錠やコーティング工程で遭遇した打錠障害や外観上の問題などを紹介し、その対策などを解説する。

  1. 組成成分に関する事項
    1. 粉体特性・物性に起因するリスク因子
      • 原料の安全性
      • 安定性
      • 結晶形
      • 吸湿性
      • 粒度径
      • 粒度分布
      • 帯電性
      • 例えば…
        • 粒度と付着性の関係
        • 臨界吸湿度と製造環境
    2. 製造中間体の成分間の、あるいは薬物と接薬部/直接容器とのcompatibility
      • 例えば…
        • 金属腐食性
        • 褐変反応Maillard reaction
        • 残留溶媒とPE袋
  2. 製造工程に関する事項
    1. 単位操作の意味と最終製品へのつながり
      • 投入
      • 造粒
      • 乾燥
      • 整粒
      • 篩過
      • 混合
      • 打錠
      • コーティング
    2. 造粒、混合工程におけるバッチ内均質化の方法
    3. 粉砕/解砕/篩過/size reduction
    4. 凝集/造粒/size enlargement
    5. 打錠成形用顆粒の粉粒体特性
      • 流動性
      • 付着性
      • 均一性
      • 偏析
      • ハンドリング性
    6. サンプリングとテクニック
      • 粒度別含量分布mesh-cut-analysis
      • 混合均一性
    7. 打錠/圧縮成形の特性
      • 圧縮成形性
      • 硬度
      • 摩損度
      • 溶出性
      • 崩壊性
    8. 打錠障害
      • Capping
      • sticking
      • lamination
      • 硬度低下
    9. tooling
      • 杵形状
      • 材質
      • 表面改質
      • 刻印
      • 線径
      • 深度
      • クリアランス
  3. 機器・設備のメンテナンス
    1. GMP要件としての保全PDCAサイクル
    2. リスクベースマネジメントの手法
    3. パンコーティング設備の例 (JSPME 2014年発行のテキストから)
  4. 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,900円 (税別) / 33,990円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,900円(税別) / 33,990円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

アーカイブ配信セミナー

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2023年12月26日〜2024年1月18日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は印刷・送付いたします。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/11 開発段階に応じた治験薬GMP対応とICH Q14 (分析法の開発) への取り組み オンライン
2024/12/11 炎症性腸疾患における治療・薬剤選択の実際と今後の展望 オンライン
2024/12/11 動物用医薬品・体外診断薬における薬事規制と国内外市場動向 オンライン
2024/12/11 医薬品モダリティ (抗体/核酸/中分子/再生医療) の実用化とDDS技術の特許戦略 オンライン
2024/12/11 ADCを含む次世代抗体医薬の知財戦略および強い特許明細書・クレームの書き方 オンライン
2024/12/11 EU規制をベースにしたPharmacovigilance監査の基礎 オンライン
2024/12/11 医薬品開発におけるマーケティングリサーチ手法およびデータの捉え方・活用のポイント オンライン
2024/12/11 標準品の品質試験法設定の基礎と注意点 オンライン
2024/12/12 開発段階 (求められる要件) に応じたQbDによる製剤開発と品質規格・Validation実施範囲 オンライン
2024/12/12 GLP省令の基礎知識とGLP試験における現場調査 (試験操作調査と施設調査) 手法 オンライン
2024/12/12 バイオ医薬品の原薬製造における外来性感染性物質のクリアランスと安全性試験 オンライン
2024/12/12 残留溶媒に関する規制と申請上の留意点、規格値設定の考え方 オンライン
2024/12/12 医薬品開発における非臨床安全性評価とCTDの記載・信頼性確保 オンライン
2024/12/12 原薬GMP/ICH Q7・Q11の要件理解と原薬プロセスバリデーション実施時の注意点 オンライン
2024/12/13 デスクトップで行う医薬品市場予測のスキルアップと精度向上 オンライン
2024/12/13 現場の視点で考える効果的な洗浄バリデーションのポイントと継続的な検証 オンライン
2024/12/13 承認申請プロセスに関わるPMDA提出資料 (CTD/照会事項回答) 作成のポイント オンライン
2024/12/13 英文メディカルライティング基礎講座 オンライン
2024/12/13 改正GMP省令、PIC/S DIガイドをふまえたGMP文書・記録の再点検 (データ改竄、捏造、隠蔽防止のための工夫) オンライン
2024/12/13 分析法バリデーションのための統計解析入門と分析能パラメータ計算法入門 東京都 オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/6/29 3極申請対応をふまえた不純物の規格設定と不純物プロファイル管理
2011/6/28 治験の臨床検査値における軽微変動が意味するもの / 有害事象判定
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/6 日本での申請をふまえたアジアンスタディと各国の相違
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応
2010/10/28 薬物動態(「ヘ」項)試験におけるデータ・試験の信頼性確保・保証とQC・QA手法/タイミング
2010/8/20 3極GMP査察対応シリーズ
2010/5/27 CMCレギュレーションとドラッグマスターファイル(DMF)作成入門
2010/4/20 高血圧対応製品の研究開発動向と市場分析
2009/6/5 非GLP/GLP試験・医薬品製造の国内・海外委託と適合性調査対応
2009/2/23 社内監査の手引き
2009/2/10 臨床試験におけるEDCに関する信頼性調査への対応実践講座