技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

微生物を用いた発電、水素生産、有用物質生産

微生物を用いた発電、水素生産、有用物質生産

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、電気化学活性菌の基礎について説明するとともに、様々な微生物電気化学システムの研究開発動向についてについて解説いたします。

開催日

  • 2022年6月27日(月) 13時30分16時30分

受講対象者

  • 微生物電気化学システムに関心がある技術者、研究者、開発者
    • 微生物燃料電池
    • 微生物電気分解
    • 微生物電気合成
    • 電気制御発酵など

修得知識

  • 微生物のエネルギー代謝の基礎と応用
  • 電気化学活性をもつ微生物
  • 微生物燃料電池・微生物電気分解

プログラム

 持続可能な社会の形成のために、地表で得られるエネルギーや資源を効率よく利用する技術が求められている。近年、バイオマス廃棄物や有機廃水を利用したエネルギー生産技術として微生物燃料電池による発電や微生物電気分解による水素生産が注目され、世界中で研究開発が行われている。また、新しい物質生産法として微生物電気合成や電気制御発酵が提案されている。これらの技術は電気化学活性菌を利用するもので、このような微生物の発見が上記の様々な微生物電気化学システムの提案に繋がっている。
 そこで本セミナーでは、電気化学活性菌の基礎について説明するとともに、様々な微生物電気化学システムの研究開発動向についてについて解説する。

  1. 生物のエネルギー代謝
    1. 多様なエネルギー代謝
    2. エネルギー代謝の電気化学
  2. 電気化学活性を持つ微生物
    1. バイオ電気化学システム
    2. 電気化学活性菌の歴史
    3. 電気化学活性菌の分子機構
    4. 電気化学活性菌の育種
    5. 電気共生
  3. 微生物燃料電池と発電
    1. 原理
    2. 装置の構造
    3. 電極
    4. 廃棄物処理への応用
    5. 廃水処理への応用
    6. 微生物燃料電池の課題
  4. 微生物電気分解と水素生産
    1. 原理
    2. 装置の構造
    3. 廃棄物処理・廃水処理への応用
    4. 微生物電気分解の課題
  5. 微生物電気合成・電気制御発酵
    1. 微生物電気合成
    2. 電気制御発酵

講師

  • 渡邉 一哉
    東京薬科大学 生命科学部 応用生命科学科 生命エネルギー工学研究室
    教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)
複数名
: 18,000円 (税別) / 19,800円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

シーエムシーリサーチからの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、2名様以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり半額の 18,000円(税別) / 19,800円(税込)となります。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,000円(税別) / 39,600円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 36,000円(税別) / 39,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 54,000円(税別) / 59,400円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 24,000円(税別) / 26,400円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/7/16 リチウムイオン電池材料・電池の開発ポイント オンライン
2025/7/22 全固体電池の基礎と開発事例 オンライン
2025/7/23 全固体電池の基礎と開発事例 オンライン
2025/7/24 宇宙太陽光発電の実用化に向けた最新の国内外研究開発動向と残された課題 東京都 会場・オンライン
2025/7/25 定置用蓄電池システムの市場動向、開発例と寿命予測 オンライン
2025/7/25 日揮グループが挑む水素・アンモニア製造技術開発とサプライチェーン構築の最前線 東京都 会場・オンライン
2025/7/28 フッ化物イオン電池の基礎と課題、最新動向 オンライン
2025/7/29 固体酸化物セル (SOFC/SOEC) の基礎・課題・最新動向 オンライン
2025/7/29 水素エネルギー市場の最新動向と主要国の水素戦略・巨大プロジェクト オンライン
2025/7/29 レドックスフロー電池の基礎と開発動向および定置型蓄電池応用実証の取り組み オンライン
2025/7/30 SMR開発・社会実装における課題と解決の方向性 東京都 会場・オンライン
2025/7/30 水素エネルギーとモビリティ オンライン
2025/7/31 アンモニア活用に関する技術開発動向 オンライン
2025/8/4 小型モジュール炉 (SMR) に関する海外動向と今後の見込み 東京都 会場・オンライン
2025/8/5 廃プラスチックの最新リサイクル技術の動向 オンライン
2025/8/5 木質系資源の有効利用に向けた基礎と木材・プラスチック再生複合材の開発動向 オンライン
2025/8/6 プラスチックスのリサイクルやバイオマス利用などの環境対策の現状と技術動向、今後の展望 オンライン
2025/8/6 木質系資源の有効利用に向けた基礎と木材・プラスチック再生複合材の開発動向 オンライン
2025/8/8 フュージョンエネルギー (核融合発電) 研究の最新動向と炉壁用異材接合技術の開発 オンライン
2025/8/19 変革する電力システムの保安を担う事業構造・要員問題と解決のキーとなる自発的・自律的な組織文化づくりへの挑戦 東京都 会場・オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/5/26 燃料電池〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/5/26 燃料電池〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/4/28 電池の充放電技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/4/28 電池の充放電技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/6/19 半導体・磁性体・電池の固/固界面制御と接合・積層技術
2024/2/25 2024年版 水素エネルギー市場の実態と将来展望
2024/1/26 2024年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2023/11/30 EV用電池の安全性向上、高容量化と劣化抑制技術
2023/11/29 リチウムイオン電池の拡大、材料とプロセスの変遷 2023
2023/11/29 リチウムイオン電池の拡大、材料とプロセスの変遷 2023 [書籍 + PDF版]
2023/11/24 2024年版 脱炭素エネルギー市場・技術と将来展望
2023/9/8 2024年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/6/9 2023年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2023/5/31 アンモニアの低温・低圧合成と新しい利用技術
2023/4/6 電池の回収・リユース・リサイクルの動向およびそのための評価・診断・認証
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/3/10 2023年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2023/2/17 2023年版 水素エネルギーの市場予測と将来展望
2023/1/20 2023年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望