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GFRP & CFRPのリサイクル技術の動向・課題と回収材の用途開発

GFRP & CFRPのリサイクル技術の動向・課題と回収材の用途開発

オンライン 開催

開催日

  • 2022年6月1日(水) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • GFRP, CFRP の応用製品に関連する技術者、開発者
    • 自動車
    • 航空機、ヘリコプター
    • 船舶
    • ロケット、航空宇宙機、人工衛星
    • 軍用機
    • リニアモーターカーの車体、内装
    • 太陽電池パネル
    • 風力発電
    • プラント
    • 機械部品
    • 電池部材
    • 電子電気部品
    • 医療機器
    • 住宅・土木・建築材料
    • スポーツ用品 (自転車、釣具、ゴルフ、ラケットなど)
  • GFRP, CFRP に関連する技術者

修得知識

  • 代表的な熱硬化性樹脂複合材料製品であるGFRP、CFRPのリサイクル技術
  • 主なCF回収方法の比較
  • 国内・海外のリサイクル技術とそのバリエーション
  • リサイクル後の回収材の利用方法
  • CFRP生産量の20倍以上のCFRPのガラス繊維 (GF) の回収技術の確立に向けて

プログラム

 熱硬化性樹脂複合材料の代表的な製品としては、不飽和ポリエステル樹脂/ガラス繊維複合材料 (GFRP: Glass Fiber Reinforced Plastics) 、エポキシ樹脂/炭素繊維複合材料 (CFRP: Carbon Fiber Reinforced Plastics) が挙げられる。CFRPに使用される炭素繊維 (CF) は高価なため、最近はリサイクルされ始め、回収CFの用途探索も進んできた。
 一方、CFRP生産量の20倍以上のGFRPについては、2000年頃から約20年間、セメントの原燃料化によるリサイクルしか実用化されていなかった。しかしながら、ここ数年でリサイクル技術は著しく進歩し、GFRP製の風力発電用ブレードなどがリサイクルされるようになってきた。本セミナーではGFRP並びにCFRPのリサイクル技術に関する最新動向を報告する。

  1. 緒言
    • 複合材料の定義と分類
    • 米国の各種FRPの市場
    • バサルト繊維
    • プラスチックリサイクル技術の分類
  2. GFRPリサイクル技術の動向
    • GFRPの歴史・国内のGFRP出荷量と用途・欧州のGFRP生産量・GFRPの廃棄物処理・プラスチックリサイクル技術の分類
      1. 国内のGFRPリサイクル技術
        1. マテリアルリサイクル
        2. 熱分解法
        3. 超臨界流体法
        4. 加溶媒分解法
        5. その他の回収技術
        6. 再利用技術
      2. 海外のGFRPリサイクル技術
        1. GFリサイクル
        2. マテリアルリサイクル
        3. 熱分解法
        4. 超臨界流体法
        5. 加溶媒分解法
        6. その他の回収技術
        7. 易分解樹脂
        8. 再利用技術
  3. CFRPリサイクル技術の動向
    • 炭素繊維強化プラスチック (CFRP) の出荷量・CFRPの用途・ボーイング787に使われている材料・PAN (PolyAcryloNitrile) 系CFの製造法・CF製造時のエネルギーとCO2排出量・CF廃材の種類・CFRP廃材のリサイクルに適用可能な技術・各種CFRPリサイクルの比較
      1. 国内のCFRPリサイクル技術
        1. マテリアルリサイクル
        2. 熱分解法
        3. 超臨界流体法
        4. 加溶媒分解法
        5. その他の回収技術
        6. 再利用技術
      2. 海外のCFRPリサイクル技術
        1. CFリサイクル
        2. マテリアルリサイクル
        3. 熱分解法
        4. 超臨界流体法
        5. 加溶媒分解法
        6. その他の回収技術
        7. 易分解樹脂
        8. 再利用技術
  4. 結言
    1. 結論
    2. 今後の技術

講師

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 24,000円(税別) / 26,400円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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