技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

微生物の取り扱い・管理の基礎及び微生物同定試験のポイント

検査の精度向上とデータの信頼性の確保のための

微生物の取り扱い・管理の基礎及び微生物同定試験のポイント

~微生物検査の心構えから、滅菌・消毒、無菌操作法や検体の取り扱い、サンプリング技術、製品や環境微生物の検査法、微生物の同定法~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、製品や環境微生物の検査法/管理技術/微生物の同定法/検査室管理について基礎から解説いたします。

開催日

  • 2021年8月17日(火) 12時30分 16時30分

修得知識

  • 製品や環境微生物の検査法 (サンプリングから検査・精度管理まで)
  • 微生物の特性と管理技術 (バイオバーデンの把握と適切な管理法)
  • 微生物の同定法 (同定手順の基礎と菌株保存)
  • 検査室管理 (監査に基づく管理法)

プログラム

 微生物検査や微生物管理 (微生物汚染防止) に携わる方としては必要とされる知識や技能を身につけ活用することが重要である。
 微生物検査への心構えから、微生物の特性や滅菌・消毒・除染法、無菌操作法、検体の取り扱いと検査法、環境微生物モニタリング、微生物の同定法と保存、精度管理など幅広い知識や技能 (力量) が求められている。
 これらは、検査員としての検査の精度向上とデータの信頼性の確保につながるものであり、的確な微生物管理を進めるための基本となる。
 本セミナーでは、微生物検査でのISO17025の試験所認定取得や検査室監査、検査員の教育訓練、微生物管理指導など、多くの品管・検査員研修に取り組んだ経験をもとに、注意点やポイントを具体的にわかりやすく説明する。

  1. はじめに
  2. 微生物検査の目的 なぜ微生物検査が必要か
  3. 微生物管理の目的 バイオバーデンの的確に把握し適切な対策を
  4. 微生物検査にあたっての心構え 検査員に求められる力量とは
  5. 微生物の基礎知識
    1. 微生物の増殖に及ぼす要因とは
    2. 微生物の特性 問題となる微生物 (カビ・芽胞菌など)
  6. 微生物管理技術
    1. 洗浄とは 微生物汚染防止では洗浄が特に重要
    2. 消毒とは 微生物汚染防止の基本的手技である
    3. 滅菌とは 消毒とともに検査に不可欠な操作である
    4. バイオフィルムとは 洗浄消毒計画ではバイオフィルムを考慮すべきである
  7. 無菌操作法とは 一定の検査室の設備と検査員の操作技術が求められる
  8. 検体の採取と試料調製の留意点
  9. 環境微生物モニタリング
    1. 表面付着菌 コンタクトプレート法・ふき取り法
    2. 空中浮遊菌・落下菌 浮遊菌と落下菌検査結果は組み合わせて評価する
  10. 微生物検査法
    1. 微生物数測定法 教育訓練と力量評価
    2. 分離培養法 増菌培養も
    3. 培地の管理 検査における注意例
    4. 迅速簡便法 自主検査として
  11. 微生物同定法
    1. 微生物同定の意義
    2. 微生物同定法
      • 簡易同定キットによる同定
      • 遺伝子解析による同定
    3. 微生物同定の実際 同定手順
  12. 微生物保存管理 菌株保存は微生物学の根底をなす
  13. 検査室管理法 監査のポイント
  14. 精度管理 試験検査の品質確保のための前提要件
    1. 内部精度管理・外部精度管理 検査法の誤差要因を十分管理する
    2. 検査機器のメンテナンス 測定の精密度と正確度を確保するために
  15. まとめ
    • 質疑応答

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/24 LBPs (Live Biotherapeutic Products) におけるCMC開発 オンライン
2025/1/28 化粧品の防腐処方設計と保存効力試験・微生物限度試験のポイント オンライン
2025/1/29 ぬめりにおける材料別 評価法と対策・開発 オンライン
2025/1/31 微生物試験の妥当性確保のための統計的手法及び評価 オンライン
2025/2/5 LBPs (Live Biotherapeutic Products) におけるCMC開発 オンライン
2025/2/7 ぬめりにおける材料別 評価法と対策・開発 オンライン
2025/2/10 微生物試験の妥当性確保のための統計的手法及び評価 オンライン
2025/2/17 マイクロバイオーム入門講座 オンライン
2025/2/18 バイオリアクターの基礎および操作法ノウハウ オンライン
2025/2/20 滅菌製品の微生物汚染菌 (バイオバーデン) 測定試験の基礎と微生物試験のバリデーション オンライン
2025/2/20 マイクロバイオームの実用化にむけた課題と現状 オンライン
2025/2/21 マイクロバイオーム入門講座 オンライン
2025/3/7 滅菌製品の微生物汚染菌 (バイオバーデン) 測定試験の基礎と微生物試験のバリデーション オンライン
2025/3/7 マイクロバイオームの実用化にむけた課題と現状 オンライン
2025/3/21 化粧品・医薬部外品の防腐処方設計及び適切な試験・評価法 オンライン
2025/5/29 環境モニタリングの測定時およびアラート・アクションレベル設定時の留意点 オンライン
2025/6/27 非無菌医薬品における微生物学的品質管理の必要レベルと微生物限度試験法実施事例 2024 オンライン