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技術報告書、企画書、研究発表資料の作り方・伝え方

技術報告書、企画書、研究発表資料の作り方・伝え方

オンライン 開催

開催日

  • 2021年5月7日(金) 13時00分 16時00分
  • 2021年5月13日(木) 13時00分 16時00分
  • 2021年5月20日(木) 13時00分 16時00分
  • 2021年5月27日(木) 13時00分 16時00分

プログラム

第1講: 受け手に刺さるストーリーの組み立て方

(2021年5月7日 13:00~16:00)

 なぜ、自分の説明が伝わらないのか、歯がゆい思いをしたことがありませんか?資料を作成するとき、最も重要なのはストーリーです。よい企画、素晴らしい研究成果も、説明の流れが悪いと受け手にスッと入っていきません。 第1回では、受け手に刺さるストーリーの組み立て方を解説します。目的とゴールを明確にして、受け手のニーズを予測し、受け手に合った訴求方法を考えてストーリーを組み立てましょう。皆様が業務上作成する資料は、フォームがあるもの (定型文書) とないもの (非定型文書) があるので、両方のポイントを学んでいただきます。

  1. なぜあなたの説明は伝わらないのか
    • 【個人ワーク】過去の自分の経験を振り返る
    • 【対話】グループに分かれて共有する
  2. 目的とゴールの決め方で成果が変わる
    1. 目的とゴールを明文化して軸をブラさない
  3. 受け手のニーズと訴求したいことのバランス
    1. 受け手のニーズを予測して仮説を立てる
    2. 理解・納得・行動してほしいことを整理する
    3. 受け手に合わせて訴求方法を考える
  4. ロジカルでシンプルなストーリー構成の勝ちパターン
    1. 定型文書と非定型文書 メリット・デメリット
    2. 定型文書の書き方 ~デキる人とデキない人の決定的な違い~
    3. 非定型文書のストーリー構成 勝ちパターン
  5. ケーススタディ
    • 【個人ワーク】ケースを読んでストーリー構成を考える
    • 【対話】個人ワーク結果の共有と講師からのフィードバック
  6. 質疑応答 (ストーリー構成に関する疑問・相談など) !
    • 質疑応答

第2講: 正確・簡潔・わかりやすい文章の書き方

(2021年5月13日 13:00~16:00)

 資料のストーリーが決まったら、それを文章・図・表・グラフ・写真などさまざまな表現技術を使って作成します。受け手の読む気を失わせるのは、あいまいで正確さに欠ける文章、ダラダラと冗長でわかりにくい文章です。「何が言いたいのかわからない」「読むのが苦痛だ」と思われたら、それ以上読んでもらえないでしょう。 第2回では、正確・簡潔・わかりやすい文章の書き方を解説します。陥りがちなミスを知り、受け手に伝わる文章へとブラッシュアップするセルフチェックのポイントを学んでいただきます。

  1. 読む気になる文章、ならない文章
    • 【個人ワーク】過去の自分の経験を振り返る
    • 【対話】グループに分かれて共有する
  2. 正確な情報で信頼を勝ち取る
    1. 正確さが求められるポイントを押さえる
    2. データで語りにくい場合の対処方法
    3. 間違いやすい文章表現に注意する
  3. 簡潔な文章で飽きさせない
    1. 主語と述語は合っているか?
    2. 接続詞・接続助詞を極力減らす
    3. このキーワードが文章を冗長にする
    4. いまさら聞けない箇条書きの活用テクニック
  4. 受け手にとってわかりやすい表現で浸透させる
    1. わかっている人ほど簡単な表現に変換できる
    2. 受け手のレベルに合わせて言葉を選ぶ
    3. 専門用語・略語の正しい使い方
  5. ケーススタディ
    • 【個人ワーク】ケースを読んで文章表現を考える
    • 【対話】個人ワーク結果の共有と講師からのフィードバック
  6. 質疑応答 (文章表現に関する疑問・相談など)
    • 質疑応答

第3講: 直感的に理解・納得を得るビジュアル化テクニック

(2021年5月20日 (木) 13:00~16:00)

 ビジネス文書の基本は文章表現ですが、文章では伝えきれないこともあります。メッセージの構造が複雑な場合は、図で説明したほうが直感的に理解・納得できます。実物が見せられるなら、写真や動画を使えば一目瞭然です。数値データは、表で整理したり、グラフで傾向をアピールしたほうが受け手に刺さるでしょう。資料のレイアウト・デザイン、配色も受け手に与える印象を大きく左右します。 第3回では、直感的に理解・納得を得るビジュアル化テクニックを解説します。資料の見栄えで損をしないように、短時間で一定以上の品質の資料が作成できるようにビジュアル化テクニックを学んでいただきます。

  1. 受け手は資料のどこを見ているか
    • 【個人ワーク】過去の自分の経験を振り返る
    • 【対話】グループに分かれて共有する
  2. ストーリーが自然と頭に入ってくるデザイン・レイアウト
    1. ロジカルに見せるちょっとした工夫
    2. リズムを作って理解を助ける
  3. 識別を助けてポイントを強調する配色テクニック
    1. 色相とトーンを知れば配色のしくみがわかる
    2. 誰でもセンスよく見せられる配色テクニックの基本
  4. ストーリーやメッセージ構造をわかりやすくする図解
    1. 手早く図解できる8つの基本パターン
    2. メッセージの構造を整理して図解するステップ
  5. データをわかりやすく伝える表・グラフ
    1. 表とグラフの使い分け
    2. 表の基本ルールとビジュアル化テクニック
    3. データの傾向をアピールするグラフ
  6. ケーススタディ
    • 【個人ワーク】悪い例を見て改善ポイントを考える
    • 【対話】個人ワーク結果の共有と講師からのフィードバック
  7. 質疑応答 (ビジュアル化テクニックに関する疑問・相談など)
    • 質疑応答

第4講: 受け手の心に ストーリーを浸透させる話し方

(2021年5月27日 13:00~16:00)

 資料を使って報告したり、企画を提案したり、研究発表を行うとき、資料の出来栄えの良し悪しはもちろんですが、伝え方も大切です。 第4回では、受け手の心にストーリーを浸透させる話し方を解説します。組み立てたストーリーをベースに、受け手の立場に立って話す順序や時間配分を変えるなど、準備のポイントを学ぶとともに、信頼感を与え、理解を促進し、注意をそらさずに最後まで興味を持って聞いてもらうための工夫を学んでいただきます。オンライン会議やセミナーでのテクニックもご紹介します。

  1. どうしたら受け手は耳を傾けるのか
    • 【個人ワーク】過去の自分の経験を振り返る
    • 【対話】グループに分かれて共有する
  2. ストーリーの時間配分の考え方・決め方
    1. 目的・ゴールに立ち戻って考える
    2. 受け手のニーズを考慮して話す順序や時間配分を変える
  3. ストーリーの全体像を早く理解してもらおう
    1. 序論の話し方で受け手のスタンスが変わる
  4. 心にストーリーを浸透させるテクニック
    1. 好印象を与えて信頼感を持ってもらう
    2. ポイントが伝わりやすい速度・声量・発音
    3. 注意をそらさないパフォーマンス
    4. オンライン会議やセミナーでのテクニック
  5. 信頼を勝ち取り納得感を高める質問対応のバリエーション
    1. なぜ質問しているのか?
    2. 受け手を満足させる質問対応のポイント
    3. 答えにくい質問の予防策と誠意ある対応のコツ
  6. ケーススタディ
    • 【個人ワーク】与えられたテーマについてトークを考える
    • 【対話】グループに分かれて発表し、気づきを全体共有する
  7. 質疑応答 (伝え方に関する疑問・相談など)
    • 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

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1名様
: 60,000円 (税別) / 66,000円 (税込)
複数名
: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)

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  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 55,000円(税別) / 60,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 121,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 181,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方

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