技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

溶射技術の基礎と応用

オンラインセミナー対応 (アーカイブ配信) / 製品設計・製造、表面処理に携わる技術者のための

溶射技術の基礎と応用

~基礎原理・特徴から、溶射法の種類、溶射皮膜の特性と評価、各種製品への適用事例まで~
東京都 開催 会場・オンライン 開催

概要

本セミナーでは、溶射の基礎原理・特徴から、溶射法の種類、溶射皮膜の特性と評価、各種製品への適用事例まで耐熱性・耐摩耗性・耐食性など、求められる機能を発現させるために知っておきたい溶射技術のポイントを、経験豊富な講師がやさしく丁寧に解説いたします。

開催日

  • 2020年12月15日(火) 10時00分17時00分

修得知識

  • 溶射法の基礎知識
  • 溶射法の実機適用法

プログラム

 機械や装置類は高温、摩耗、腐食など非常に苛酷な状況で使用されるようになってきています。溶射法はそのような厳しい環境下にも耐えることができる表面技術として注目を浴びています。現在、溶射技術は耐熱性、遮熱性、耐摩耗性、耐食性を付与する手段として、火力発電、航空機、船舶、鉄鋼構造物など、様々な産業分野の製品に適用されています。
 本セミナーでは、各種製品の設計・製造に携わっている技術者や表面処理の仕事に従事している技術者を対象に、耐熱性、耐摩耗性、耐食性を実際に発現するための溶射技術について、基礎から応用例までを幅広くわかり易く解説します。

  1. 溶射法の種類
    1. ガス式溶射
      1. フレーム溶射
      2. 高速フレーム溶射
      3. 爆発溶射
    2. 電気式溶射
      1. アーク溶射
      2. プラズマ溶射
    3. レーザ溶射
    4. コールドスプレー
  2. 溶射材料
    1. 線材
    2. 棒材
    3. 粉末
  3. 溶射に必要な前処理および後処理
    1. 前処理
      1. 基材の清浄
      2. 基材の粗面化
    2. 後処理
      1. 封孔処理
      2. 熱処理
      3. レーザ処理による皮膜表面の緻密化
      4. 仕上げ加工
    3. 自溶合金溶射皮膜のフュージング処理
    4. 溶射皮膜の除去
    5. 溶射皮膜の形成
  4. 溶射粒子の飛行速度および温度
    1. 溶射粒子の飛行速度
    2. 溶射粒子の温度
  5. 溶射皮膜の特性および評価
    1. 密着性
    2. 硬さ
    3. 気孔率
    4. 耐熱性
    5. 被切削性
    6. 耐食性
    7. 耐摩耗性
    8. 破壊靭性
    9. 残留応力
  6. 溶射技術の応用
    1. 航空機のジェットエンジン
    2. 内燃機関ピストン
    3. 火力発電ボイラ
    4. プラスチックシート製造ロール
    5. 舶用デイーゼルエンジン
    6. 圧縮機
    7. 鋼構造物
    8. 自動車摺動部品
    9. 摩擦材
      • クラッチ
      • ブレーキ
    10. 環境を考慮した溶射法
    11. スプレーフォーミング
    12. コールドスプレー
    • 質疑応答

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4F 研修室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

会場受講 / アーカイブ配信対応セミナー

会場受講 または オンラインセミナー (アーカイブ配信) のいずれかをご選択いただけます。
お申し込みの際、受講方法の欄にて、会場受講またはオンラインセミナー受講をご指定ください。
オンラインセミナーの申込み受付の締切日も、会場受講のセミナー開催日までです。ご注意ください。​

オンラインセミナーをご選択の場合、以下の流れ・受講内容となります。
※会場で受講の場合、このサービスは付与されませんのでご注意ください。

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 後日(開催終了後から10日以内を目途)に、メールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は10日間です。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
    • 2020年12月25日〜2021年1月17日頃まで配信予定
  • セミナー資料は印刷・郵送いたします。
  • このセミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。(テキストに講師の連絡先を掲載)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/9/29 ラミネート技術の基礎・トラブル対策とヒートシール技術のポイント オンライン
2025/9/30 ラミネート技術の基礎・トラブル対策とヒートシール技術のポイント オンライン
2025/10/7 ぬれの基礎と実用的な撥水・撥油/親水処理技術の最新研究開発動向 愛知県 会場
2025/10/8 防汚コーティング技術の総合知識 オンライン
2025/10/8 金属の表面処理技術 オンライン
2025/10/9 溶射技術の基礎とその応用 東京都 会場・オンライン
2025/10/15 パウダー化粧品の処方設計のポイントと粉体物性の機器評価方法 オンライン
2025/10/20 防汚コーティング技術の総合知識 オンライン
2025/10/21 シランカップリング剤の基礎、界面構造制御と機能材料への応用 オンライン
2025/10/22 パウダー化粧品の処方設計のポイントと粉体物性の機器評価方法 オンライン
2025/10/22 塗工プロセスにおける乾燥技術の基本、実際とプロセス・条件の最適化、乾燥起因トラブルへの対策 愛知県 会場
2025/10/23 シランカップリング剤の基礎、界面構造制御と機能材料への応用 オンライン
2025/10/28 シランカップリング剤の反応、処理層、表面被覆状態、効果の解析 オンライン
2025/11/6 酸化防止剤・HALS・UVAの適切な選定・使用法と高分子劣化対策 オンライン
2025/11/6 異種材料接着 (樹脂/金属、樹脂/樹脂) のメカニズムと接合界面の密着性評価 オンライン
2025/11/7 溶液の塗布・塗工技術および設備・装置の基礎と品質安定化 オンライン
2025/11/13 シランカップリング剤の反応、処理層、表面被覆状態、効果の解析 オンライン
2025/11/14 単層・重層塗布方式各々の特徴と関連特許、塗布故障の原因と対策を学ぶ 東京都 会場・オンライン
2025/11/17 酸化防止剤・HALS・UVAの適切な選定・使用法と高分子劣化対策 オンライン
2025/11/27 塗布膜乾燥プロセスの解明・考察・本質の理解と塗布膜の設計、不良・欠陥対策への応用 オンライン