技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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アーカイブ配信は2020年11月24日 ごろ配信開始予定 (視聴可能期間:約10日間)
本セミナーでは、スクリーン印刷のプロセス技術としての特長やその適用工法、そしてそのメカニズムやプロセスの適正化の手法をわかりやすい理論に基づいて解説いたします。
スクリーン印刷は、エレクトロニクス分野や加飾分野の商業、工業印刷などの多くの用途で60年以上の長きにわたり利用されてきたにも関わらず、未だに管理が困難で職人技が必要な印刷工法だと思われています。
しかしながら私の考えでは、スクリーン印刷は原理的に最も安定した印刷工法であり、管理可能なプロセスです。このことが私の理論の基となっています。スクリーン印刷は、版の画線部の開口部から一定量のインクを均一な厚みで転移できる為、版とインクが適正であれば、原理的に、最も安定した印刷工法です。実は、スクリーン印刷が管理困難だと思われていたのは、版とインクの適正化が不十分だったからです。
今こそ、これまでの考え方を変えて、今までの自分たちの管理手法が間違っていたと認識を新たにするチャンスです。スクリーン印刷にも実践的な理論があります。印刷されるインク、ペーストの身になってプロセスを考える「ペーストプロセス理論」です。この理論は、私が長年にわたり仮説と検証を繰り返し実用性がある考え方として確立し、多くの印刷現場で実証を行なってきたものです。この考え方は、エレクトロニクス分野のみならず加飾分野や商業、工業印刷などでの高品質スクリーン印刷実践のためであれば、すべてに通用します。
スクリーン印刷に対するこれまでの先入観を捨て、論理的整合性の観点からこの考え方を評価いただければ、この理論の正しさが理解していただけると思います。これまでの対策での成功の理由も失敗の理由もこの理論で説明ができるようになります。この理論を正しく実践すれば、スクリーン印刷は、これからの技術的伸び代が最も大きい有用なプロセス技術であることがご理解いただけると思います。プロセスの適正化とは、スクリーン印刷の本来の「あるべき姿」を達成するための「前提条件」を「標準」に則り、適正化することです。適正化できていない場合は、その理由、原因を見つけ出し、「標準」に近づけるべく適切に対策することです。「前提条件」が適正であれば、印刷品質と印刷安定性は、インク・ペーストの有する固有の印刷性能で決定されます。一般的に印刷工法は、先ず「刷版」の性能が向上し、それに合わせた印刷性の高いインクが開発され、それぞれの印刷品質を向上させてきました。このことはスクリーン印刷においても同様です。近年のスクリーンメッシュ材料の技術進歩により、版の性能が向上し、使用できるインクの印刷性能をさらに向上させることができました。
本講演では、最初に、スクリーン印刷の原理やメカニズムの解説および、最近、明らかになった「版離れ角度」と「版離れ力」との相関について説明します。スキージやスクリーンメッシュなどの要素技術の進歩と「標準」について解説し、インク・ペーストの印刷性能に影響する分散安定性、揮発性、濡れ性及び粘弾性特性を理解します。さらに最新のエレクトロニクス分野での高精細印刷や加飾分野での「トーンジャンプ」のないグラデーション印刷の実践方法についても解説します。
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開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
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2025/3/28 | チクソ性の基礎、制御、測定・評価と実用系への活用方法 | オンライン | |
2025/4/2 | 顔料分散法と具体的利用法・応用技術 | オンライン | |
2025/4/10 | 最新のエレクトロニクス高品質スクリーン印刷の基本とプロセス適正化手法 | オンライン | |
2025/4/21 | スクリーン印刷の基本と安定した印刷のノウハウとスクリーン印刷を応用した新技法の紹介 | オンライン | |
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2025/5/26 | PVDF系有機圧電材料の基礎と加工法および開発動向 | オンライン | |
2025/5/30 | PVDF系有機圧電材料の基礎と加工法および開発動向 | オンライン |
発行年月 | |
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2020/10/29 | 最新ディスプレイ技術トレンド 2020 |
2019/10/30 | 最新ディスプレイ技術トレンド 2019 (ebook) |
2018/2/28 | 顔料分散の基礎講座 |
2015/6/30 | 導電性フィラー、導電助剤の分散性向上、評価、応用 |
2012/3/1 | インクジェット技術入門 |
2011/11/25 | インキ業界10社 技術開発実態分析調査報告書 |
2011/9/1 | スクリーン印刷 技術開発実態分析調査報告書 |
2010/11/1 | 印刷業界6社 技術開発実態分析調査報告書 |
2000/8/1 | カラーレーザプリンタ技術 |
1997/11/1 | プリンタ品質評価技術 |