技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬開発品導入/M&Aにおけるデュー・デリジェンスと契約交渉

医薬開発品導入/M&Aにおけるデュー・デリジェンスと契約交渉

~実体験から学ぶ 契約書のチェックや交渉のポイントも含めて~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2020年5月14日(木) 10時00分17時00分

修得知識

  • 競合他社に勝つための的確なDD実施のポイントと考え方
    • どのタイミングで・何を・どのようにすべきか?
  • DDにおける契約書のチェックや交渉のポイント、コツ

プログラム

 自社に足りない技術・開発候補品を補完し事業を拡大すべく、ベンチャー・他企業等からの導入、買収 (M&A) 等において、その価値やリスクを評価するデュー・デリジェンス (DD) を如何に的確に行えるかが、競合他社との競争に打ち勝つ重要なカギとなります。導入・買収を行う側の企業が、タイトなスケジュールの中で、実際にどのような点に留意してDDを実施すべきか、契約書チェックや交渉等も含めDDの実践的なポイントと考え方をコンパクトに分かり易く解説します。
 講師は、グローバル製薬企業の知財部門/ライセンス部門において25年以上、特許出願~権利化、調査、係争訴訟、DD、M&A他、様々な観点からの特許戦略、また、医薬以外の異業種との連携も含め、共同研究、他者技術・開発品のライセンス、係争対応等で、契約交渉も多数主導。その後、大学に移りアカデミア発研究成果の企業導出を成功させるべく、知財戦略や契約交渉等を担当。製薬企業及びアカデミアにおける様々な実体験、成功例・失敗例をベースに、DD全体のポイントと考え方をコンパクトに分かり易く解説します。

  1. デュー・デリジェンス (DD) とは
  2. DDプロセス~全体の流れ
  3. DDを行う前に (事前・準備作業)
    1. CDA、秘密情報の管理、コンタミ回避 (Firewall)
    2. チーム編成、担当部門 (どの部門が、何を Review & 評価するか)
    3. 外部専門家の活用、コンフリクト・チェック
    4. 対象データ、開示要求リスト
  4. DDの実施~具体的な作業
    1. オンサイトDD、オンラインDD)
    2. 費用を必要最小限に抑えるには
    3. 契約書のチェックは極めて重要 (Change of Control 条項 etc.)
    4. Confirmatory DD
    5. Attorney’s Eyes Only
    6. 最後まで開示得られない資料 ⇒ Representation and Warranty
  5. DD実施後に行うこと (事後・検討作業)
    1. 総合報告書の作成 (リスク評価と対策可否)
    2. 会社としての Go/No – go の決定
  6. 先方との交渉 ~ 契約締結
    1. Term Sheet交渉
    2. 経済条件 (対価・支払い方法・期間、開発費用の負担)
    3. サブライセンス権、製造権
    4. Termination (解約/契約終了)
    5. どうしても無視できないリスクが残ってしまう場合
  7. ポイント、コツ あれこれ

講師

  • 浅野 滋啓
    藤田医科大学 産学連携推進センター
    教授

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/12/4 Z世代へのGMP教育とQuality Culture醸成のポイント オンライン
2025/12/4 GMP/GQPにおけるQA教育訓練とGMP文書、記録類のレビューのポイント オンライン
2025/12/4 医薬品製造現場におけるコスト削減と人材不足のためのQC/QA業務効率化 オンライン
2025/12/4 添加剤を活用するタンパク質の凝集制御と酵素の活性化 (製薬・化学・食品) オンライン
2025/12/5 医薬品製造所における逸脱対応とCAPA効率化/終結判断 オンライン
2025/12/5 DA DMF (Type II,IV) (Type III) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 (2日コース) オンライン
2025/12/5 FDA DMF (Type II,IV) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 オンライン
2025/12/5 医薬品事業化のために必要な開発・上市戦略 オンライン
2025/12/5 ICH Q9 (R1) : 品質リスクマネジメント改正の要点と暗黙知・知識管理の品質保証への落とし込み オンライン
2025/12/8 中小規模組織 (企業) における新人QA員養成講座 オンライン
2025/12/8 GVP情報の収集・自己点検・教育訓練における日常業務の効率化と信頼性確保 オンライン
2025/12/8 GMP省令/行政査察対応を踏まえた変更/逸脱管理と処理手順書作成 オンライン
2025/12/8 スプレッドシートのコンピュータ化システムバリデーション (CSV) とデータインテグリティ対応 オンライン
2025/12/8 製薬分野に特化した生成AIによる知的財産業務の効率化 オンライン
2025/12/9 バイオ医薬品生産用の遺伝子組換え体細胞の構築とセルバンクの作製・管理・各種試験と承認申請への対応 オンライン
2025/12/9 体外診断薬・コンパニオン診断薬を巡る最近の話題、成功/失敗事例で学ぶ開発戦略、並びに今後の展望と課題 オンライン
2025/12/9 コンプライアンス違反を起こさない・繰り返さないQA・QC教育の体制構築と訓練効果の確認の手引き オンライン
2025/12/9 再生医療等製品におけるR&D段階からの薬価/事業化戦略 オンライン
2025/12/10 記録ミスを低減するGMP製造記録の取り方・様式と不備があった場合の記録の残し方 オンライン
2025/12/10 QA部門のためのGMP文書・記録類の照査のポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応
2010/9/29 未利用バイオマスの活用技術と事業性評価
2010/8/20 3極GMP査察対応シリーズ
2010/5/27 CMCレギュレーションとドラッグマスターファイル(DMF)作成入門
2010/4/20 高血圧対応製品の研究開発動向と市場分析
2009/6/5 非GLP/GLP試験・医薬品製造の国内・海外委託と適合性調査対応
2009/2/23 社内監査の手引き
2009/2/10 臨床試験におけるEDCに関する信頼性調査への対応実践講座
2007/3/16 臨床開発におけるER/ESの活用とコンピュータシステムバリデーション実践書