技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ミリ波レーダ技術の基礎と自動車分野への応用

ミリ波レーダ技術の基礎と自動車分野への応用

~ミリ波やレーダ技術の基礎から車載用途への応用動向やレーダ間干渉の回避技術まで~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、ミリ波レーダ技術の基礎とADAS向けセンサとしての応用動向を解説いたします。

開催日

  • 2019年12月3日(火) 10時30分16時30分

受講対象者

  • ミリ波レーダに関連する技術者、開発者、研究者、管理者
    • 電子部品
    • 電装品
    • 自動車
    • 通信
    • 航空機など
  • 車載用ミリ波レーダやミリ波レーダの応用を検討している方
  • ミリ波レーダの研究開発を始めようとしている技術者

修得知識

  • ミリ波レーダモジュールの研究開発
  • レーダ信号処理の開発
  • レーダシステム設計
  • 車載用レーダの開発
  • ミリ波レーダの応用システム

プログラム

 本講座では、1章と2章でそれぞれ電波伝搬やレーダ技術の基礎を、そして3章でミリ波レーダの役割や法規について解説する。またミリ波レーダモジュールの小型・低価格化、そして近年の高機能化によって車載用だけでなくヘルスケアや見守りなど様々な屋内用センサとしても注目されている。そこで4章では具体的な応用例を挙げながらミリ波レーダ技術について紹介する。そして5章では前方監視や周辺監視用ミリ波レーダ技術、そして霧や雨など悪天候下でもスタンドアローンで自動走行するための自車位置推定技術や物標識別技術などについて走行データを用いて解説する。
 また車載レーダの普及に伴いレーダ間干渉問題が顕在化する。そこでレーダ間干渉とその回避技術についても説明する。最後に6章では車載用ミリ波レーダの今後と展望について述べる。

  1. ミリ波の基礎
    1. 伝搬・透過特性
    2. 散乱特性
    3. 特徴と応用分野
  2. レーダ技術の基礎
    1. レーダの基本動作
    2. レーダ方程式と回線設計
    3. レーダ反射断面積
    4. レーダ方式
  3. ミリ波レーダ技術
    1. ミリ波レーダ
    2. ミリ波帯のレーダ断面積
    3. ミリ波レーダの法規
  4. 拡大するミリ波レーダ技術と応用
    1. レーダ技術動向
    2. 高度化するミリ波レーダ技術
    3. 応用例
  5. 自動車分野への応用
    1. 前方・周辺監視技術
    2. 障害物検知技術
    3. 歩行者検知と物標識別技術
    4. 自動走行と自車位置推定技術
    5. 車内監視技術
    6. レーダ間干渉と干渉回避技術
  6. ミリ波レーダの今後と展望
    • 質疑応答

講師

  • 梶原 昭博
    北九州市立大学 国際環境工学部 情報メディア工学科
    教授 / 理事 / 副学長

会場

東京流通センター

2F 第3会議室

東京都 大田区 平和島6-1-1
東京流通センターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 47,020円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 47,020円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/1/13 カラートレンドの傾向と今後の展望 オンライン
2026/1/16 これからの自動車熱マネジメント技術 オンライン
2026/1/22 カラートレンドの傾向と今後の展望 オンライン
2026/1/23 自動車リサイクルの課題、展望と樹脂リサイクル技術の開発動向 オンライン
2026/1/27 カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーが求められる次世代自動車とプラスチック オンライン
2026/1/28 カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーが求められる次世代自動車とプラスチック オンライン
2026/1/29 これからの自動車熱マネジメント技術 オンライン
2026/1/30 自動運転を支えるセンサフュージョンの最前線 : LiDARが拓く未来 オンライン
2026/1/30 自動車工学と走行力学の基礎および自動運転など最新自動車技術 オンライン
2026/2/2 自動車工学と走行力学の基礎および自動運転など最新自動車技術 オンライン
2026/2/3 ROS/ROS2環境での三次元点群処理 オンライン
2026/2/16 軽EV (軽の電気自動車) を始めとした次世代自動車の最新動向と事業機会 東京都 会場・オンライン
2026/2/18 次世代自動車に求められる電動化・自動運転技術のメカニズムと構成要素、今後の展望 オンライン
2026/2/20 自動車プラスチックの“これから”を考える オンライン
2026/3/3 軽EV (軽の電気自動車) を始めとした次世代自動車の最新動向と事業機会 オンライン
2026/3/6 次世代自動車に求められる電動化・自動運転技術のメカニズムと構成要素、今後の展望 オンライン
2026/3/12 インキャビンセンシング (ドライバ監視・車室内モニタリング) 技術開発のポイントと最新市場トレンド オンライン

関連する出版物

発行年月
2014/4/15 自動車向け燃料電池〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/4/15 自動車向け燃料電池〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/1/15 電動パワーステアリング 技術開発実態分析調査報告書
2014/1/15 電動パワーステアリング 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/10/25 車両の自動運転技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/10/25 車両の自動運転技術 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/11 新しい磁気センサとその応用
2012/8/31 カーオーディオ5社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/8/31 カーオーディオ5社 技術開発実態分析調査報告書
2012/7/26 EV・HVに向けた車載用インバータ
2011/7/5 カーナビゲーション (2011年版) 技術開発実態分析調査報告書
2011/6/15 トヨタ、ホンダ、日産3社 技術開発実態分析調査報告書
2009/8/5 電気自動車とエコカー 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/8/5 電気自動車とエコカー 技術開発実態分析調査報告書
2009/5/30 外国自動車メーカー12社分析 技術開発実態分析調査報告書
2009/5/30 外国自動車メーカー12社分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/2/5 国内自動車メーカー12社分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)
2009/2/5 国内自動車メーカー12社分析 技術開発実態分析調査報告書
2009/1/5 日産自動車分析 技術開発実態分析調査報告書
2009/1/5 日産自動車分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版)