技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

自動化機器の設計・製造・運用のためのFA機器の活用ノウハウ

自動化機器の設計・製造・運用のためのFA機器の活用ノウハウ

~エアチャック・コンベア・省配線機器および自動機器の老舗メーカー見学付き~
京都府 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、自動化の実務技術者から、自動化・省力化を進めるために必要なFA機器の仕組み・活用法のノウハウを解説いたします。
また、座学のみでなく、実際の機器や装置の製造工場の見学を行い、理解を深めていただきます。
さらに、セミナー終了後には近畿大学 西籔教授も交え、交流会を行います。

開催日

  • 2019年9月13日(金) 10時00分 17時00分

受講対象者

  • 自動機の設計・製造・運用のためのFA機器の選定や活用に関心ある方
    • 自動車
    • 電気電子部品
    • 家電
    • エネルギー
    • 食品
    • 医療
    • 建設
    • 産業機器メーカー
    • 金属加工業
    • プラスチック製造業
    • 商社
    • 営業 など

修得知識

  • 自動機の必要性と基本構成要素
  • ハンドリング機器の種類や仕組み、選定、運用方法
  • 搬送機器の種類や仕組み、選定、運用方法
  • 省配線機器の必要性と選定、活用方法
  • 自動機、モジュールに必要な制御とその活用事例

プログラム

 近年、モノづくりのグローバル化が急速に進み、国内では働き方改革が推し進められている中、自動車、家電、食品、医療など様々な分野で自動化・省力化が求められている。機械にできる仕事は機械に行わせることによって、人々を危険な仕事や重労働、単純繰り返し作業など機械にできる仕事から解放し、より付加価値の高い本質的な仕事、創造的、革新的な仕事に携わることができるようにする“Be creative and innovative”が求められている。しかし、そもそもどこに自動化が必要かを見極めるのも、自動化を設計するのも、機械を操作するのも、人間です。人間にしかできない仕事のために時間を解放することが自動化の真の目的です。
 本講座は、製造装置の自動化・省力化を進めるために必要なFA機器の基本的な要素である、掴む、運ぶといった動作を行わせるためのエアーチャックやコンベヤの仕組みを知り、それを活用する基本的な知識を、経験豊富な“自動「化」屋”の実務技術者から、その基本的事項やノウハウを学ぶことを目的としている。
 講座内容は、自動機の必要性と構成要素についての概要から、それらの基本的な仕組みや選定方法に加え、実際の装置に組み込む方法やその際に生じた様々な問題点やその対策方法を紹介する。加えて、エアーチャックやコンベヤ等を用いたモジュールや装置の製造工場の見学を行い、それらの理解を深めていただく。さらに、見学終了後には、参加自由な交流会を予定している。オプションとして、最先端材料として注目されているCFRPの産業機器の事例や熱可塑性CFRPの最新の製造技術、その製造装置について紹介する。

  1. 「Humanized Automation – 人を幸せにする自動化・省力化 – 」
    1. モノづくりのための自動機とは
    2. 自動化の真価とは
    3. BBSとは (ブロック・ユニット・モジュール・装置の違い)
    4. 自動化・省力化のための省配線からIoTへ
  2. 自動機の構想~実設計の基礎
    1. 自動機の基本動作および打合せ時に熟考すべき仕様
    2. ポンチ絵の活用・なぜポンチ絵 (共通手形) 標準化が必要なのか
    3. 自動機の設計のノウハウとフロントローディング
    4. 自動機の設計の実例
    5. 自動機の製造・据付・稼働におけるトラブル事例とその対策
    6. 営業 – 設計 – 製造の橋渡しのノウハウ、アジア生産の留意事項
  3. ハンドリング機器の仕組みと選定・運用
    1. エアーチャックの仕組みと選定・活用方法
    2. バキュームエジェクタの吸着力と空気量の計算と制御方法
    3. エア機器のトラブルと事前対策
  4. 搬送機器の仕組みと選定・運用
    1. コンベアの仕組みと選定・活用方法
    2. ベルト、チエンの長さ計算、 コンベアの駆動力・負荷トルク計算方法とモーターの選定方法
    3. ベルトやモーター不具合の原因と対策およびベルトの交換方法
  5. 制御と活用事例
    1. 機器の制御およびシーケンスプログラム作成方法
    2. 省配線機器の仕組みと選定・活用方法
  6. 工場・機器見学
  7. 質疑応答・名刺交換

交流会 (オプション講演)

  • CFRPの産業機器応用と熱可塑性CFRPの製造技術の最新動向
    • CFRPの特徴と最近の応用事例
    • CFRPの産業機器応用 (インダストリアルCFRP)
    • 熱硬化性CFRPと熱可塑性CFRP
    • 熱可塑性CFRPの多様な製造法と製造装置例
    • 欧米の展示会と国際会議での最新動向

※交流会ではワインを用意しております。
株式会社 NKEの実務技術者や近畿大学 西籔教授も交え、個別でのご相談、また、参加者同士の交流の場としてもご活用いただきたいと考えております。

スケジュール

  • 10:00〜12:00 セミナー
  • 12:00〜13:00 昼食
  • 13:00〜15:50 セミナー
  • 15:50〜16:50 工場・機器見学
  • 16:50〜17:00 質疑応答・名刺交換、終了
  • 17:00〜18:00 交流会 (オプション講演) (自由参加)

会場

NKE株式会社 本社 イノベーションセンター
京都府 京都市 伏見区羽束師菱川町366-1
NKE株式会社 本社 イノベーションセンターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
複数名
: 40,000円 (税別) / 43,200円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 43,200円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 86,400円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 129,600円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/26 Creo Parametric 3DA オンライン
2024/5/16 生産現場も喜ぶ組立知識と設計見積り力を学ぶ オンライン
2024/5/22 機械設計の基礎知識と応用技術 オンライン
2024/5/24 トヨタ流 検図 必要な図面のみを検図する具体的ポイント 東京都 会場・オンライン
2024/5/31 加工方法の性質を考慮した意義ある図面の書き方と活用法 オンライン
2024/5/31 Creo Parametric 3DA オンライン
2024/6/13 加工知識と設計見積り力で即戦力を実現するノウハウ オンライン
2024/6/14 加工方法の性質を考慮した意義ある図面の書き方と活用法 オンライン
2024/6/18 基礎から学ぶ「機械設計」 オンライン
2024/6/28 Creo Parametric 3DA オンライン
2024/7/1 基礎から学ぶ「機械設計」 オンライン
2024/7/25 ディープニューラルネットワークモデル/MTシステムの基礎と学習データ最小化 オンライン
2024/7/26 AIやxRを活用した機械設計製図の最新動向と将来展望 オンライン
2024/7/26 Creo Parametric 3DA オンライン
2024/7/31 実用的な機械設計法と産業機械設計における留意点 東京都 会場・オンライン
2024/8/6 メカトロニクスの5つのコア要素技術と技術動向 会場・オンライン
2024/8/7 AIやxRを活用した機械設計製図の最新動向と将来展望 オンライン
2024/8/19 Creo Parametric 3DA オンライン
2024/8/26 設計標準化の基本と効果的な進め方 オンライン
2024/9/13 開発・設計におけるフレームワークの有効活用術 オンライン