技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
本セミナーでは、ナノカーボン材料の分散に関する物理化学の基礎をまとめて解説いたします。
基礎を理解することで、個々のナノカーボンに対する分散法の適正性や限界が予測でき、問題解法に向けた論理的思考の基が行えます。
カーボンナノチューブやグラフェンなどのナノカーボン材料を液体中に分散させるには、凝集体をほぐし、個々に遊離したナノカーボンを再凝集させないように液体中で安定化させる必要がある。もし、どのくらいの力でナノカーボンが凝集しているかが見積もられれば、それ以上の力を与える事でほぐすことが可能となる。しかしながら、あまり大きな力を加えるとナノカーボン自体が損傷されるので、その影響も見積もらなくてはならない。安定化においても万全策はないので、これまで培われてきた手法の長所・短所を見極めて、目的に合った最適手法を選択する必要がある。
また、ナノカーボンが分散液体中でどのような状態にあるのかを評価することも重要である。最近、我々は、液中に浮遊しているグラフェンを直接観察することのできる顕微鏡の開発に成功した。この最先端技術を適応することで、液中に漂う個々のグラフェン片の形状、大きさ、厚さ (層数) などが直接観察でき、さらに、超音波による断片化の様子をリアルタイムで追跡し、酸化度の程度まで評価することができる。
ここでは、ナノカーボン材料の分散に関する物理化学の基礎をまとめて解説する。基礎を理解することで、個々のナノカーボンに対する分散法の適正性や限界が予測でき、問題解法に向けた論理的思考の基ができる。内容は、大学の物理化学入門レベルを学習した人を対象に、大学院レベルまで拡張していく。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
---|---|---|---|
2024/11/27 | パウダー化粧品の処方設計のポイントと粉体物性の機器評価方法 | オンライン | |
2024/11/27 | 粉体プロセスにおける付着・固結・滞留・ 閉塞・リークなどのトラブル実例と対処 | オンライン | |
2024/11/28 | 導電性フィラーの種類、特性と配合・分散技術 | オンライン | |
2024/11/28 | 乳化重合・懸濁重合の基礎、反応機構と装置設計、重合プロセスの機能化 | オンライン | |
2024/11/28 | 粒子の分散安定化と塗布・乾燥における課題、添加剤による解決策 | オンライン | |
2024/12/3 | 粉体プロセスにおける付着・固結・滞留・ 閉塞・リークなどのトラブル実例と対処 | オンライン | |
2024/12/4 | 導電性フィラーの種類、特性と配合・分散技術 | オンライン | |
2024/12/11 | 微粒子の分散・凝縮メカニズム、安定化、評価 | オンライン | |
2024/12/11 | 粒子と適用系に応じた分散剤の選び方と配合設計技術 | オンライン | |
2024/12/11 | チクソ性の基礎、制御、測定・評価と実用系への活用方法 | オンライン | |
2024/12/11 | 導電性カーボンブラックの配合・分散技術と電池特性への影響 | オンライン | |
2024/12/12 | 高品質スラリー調製のための分散技術とその安定化、評価方法 | オンライン | |
2024/12/13 | 乳化重合・懸濁重合の基礎、反応機構と装置設計、重合プロセスの機能化 | オンライン | |
2024/12/16 | 分散剤の作用機構と種類・特徴およびナノ分散 | オンライン | |
2024/12/18 | 導電性カーボンブラックの配合・分散技術と電池特性への影響 | オンライン | |
2024/12/19 | 高剪断成形加工法の基礎と新規材料創出への応用 | オンライン | |
2024/12/19 | 乳化・分散・攪拌の基礎と操作およびスケールアップ評価 | オンライン | |
2024/12/19 | ナノ粒子・ナノカーボンへの表面グラフト化による機能付与及び分散性制御 | オンライン | |
2024/12/20 | 導電性カーボンブラックの特性、選定、分散技術 | オンライン | |
2024/12/20 | 分散剤の作用機構と種類・特徴およびナノ分散 | オンライン |
発行年月 | |
---|---|
2011/12/19 | カーボン製品市場の徹底分析 |
2009/6/30 | 液中ナノ粒子の分散・凝集特性とその評価 |