技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ポリウレタンフォームの基礎と成形技術

ポリウレタンフォームの基礎と成形技術

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、軟質ポリウレタンフォームを中心に基本的なところから、製造時のトラブル対策、開発の最新動向、規制についてわかりやすく解説いたします。

開催日

  • 2019年6月24日(月) 12時30分 16時30分

修得知識

  • ポリウレタンフォームの化学的な知識
  • ポリウレタンフォーム製造方法
  • 最近の軟質ポリウレタンフォームの開発動向
  • 処方設計の基礎
  • 製造に関する問題点と対策に関する技術

プログラム

 ポリウレタンフォームは化学反応で製造されます。原料を変更することで、硬質から軟質まで、低反発から高反発まで様々なバリエーションのポリウレタンフォームを製造することができます。
 今回はその中でも軟質ポリウレタンフォームに関する技術を中心にご紹介させていただきます。種々のポリウレタンフォームが製造できる化学的な背景をご紹介し、それらの配合技術を進展させた、最近の軟質ポリウレタンフォームの開発の動向についてもご紹介します。
 また、成形方法もスラブ発泡やモールド発泡などがあります。それぞれ製造時に色々な問題が発生することがありますが、その発生のメカニズムや対策方法についてもご紹介します。また、最近のポリウレタンフォーム原料に関する規制の状況についてもご紹介します。

  1. ポリウレタンについて
    1. ポリウレタンの種類と用途
    2. ポリウレタンの用途別需要
    3. 各種ポリウレタンの製造方法
  2. ポリウレタンフォームの化学
    1. ポリウレタンフォームの生成反応
    2. ポリウレタンフォームの原料と配合
      1. ポリオールについて
      2. ポリイソシアネートについて
      3. 触媒について
      4. 発泡剤について
      5. 整泡剤について
      6. 難燃剤について
      7. 酸化防止剤について
      8. その他
  3. 軟質ポリウレタンフォームの物性について
    1. 見掛け密度
    2. 硬さ
    3. 反発率
    4. 機械強度
    5. へたり性
    6. 燃焼性
    7. 圧縮たわみ特性
    8. シール性
    9. 圧力分散性
    10. 振動特性
  4. 軟質ポリウレタンフォームの種類と処方例
    1. 汎用フォーム
    2. 低硬度フォーム
    3. 高硬度フォーム
    4. 低反発フォーム
    5. 高反発フォーム
  5. 軟質ポリウレタンフォームの技術動向
    1. 寝具関係の技術動向と最新技術
    2. 自動車用シートクションの技術動向と最新技術
    3. 産業資材用途の技術動向と最新技術
  6. 軟質ポリウレタンフォームの製造方法、問題点とその解決方法
    1. スラブ発泡の製造方法、問題点とその解決方法
    2. モールド発泡の製造方法、問題点とその解決方法
    3. 製造時の防災対策
  7. ポリウレタンフォーム原料に関する規制動向
    1. 主原料の規制動向
    2. 難燃剤の規制動向
    3. 発泡剤に関する規制動向
    • 質疑応答

会場

江東区産業会館

第5展示室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/20 導電性高分子の基礎と最新の研究動向・応用 オンライン
2024/5/21 高分子材料のモノマー化、解重合反応とケミカルリサイクルの動向 オンライン
2024/5/21 摩擦振動と異音の発生メカニズムと抑制・対処方法 オンライン
2024/5/22 ポリフェニレンサルファイド (PPS) 樹脂の基礎と応用技術の総合知識 オンライン
2024/5/23 プラスチックレンズの基礎とトラブル対策事例 オンライン
2024/5/23 チクソ性 (チキソ性) の基礎と評価および活用方法 オンライン
2024/5/24 UV硬化とEB硬化の基礎と技術比較および応用技術 オンライン
2024/5/24 エポキシ樹脂の実用の基礎知識とフィルム化 & 接着性の付与技術とその応用 オンライン
2024/5/24 高分子材料における添加剤の基礎知識と分析法、変色の特徴と分析技術 オンライン
2024/5/28 樹脂成型の知識 オンライン
2024/5/28 セラミックス材料の成形・焼結プロセスの基礎と機械・機能性向上のための微構造制御 オンライン
2024/5/28 プラスチックフィルムにおける各樹脂特性、添加剤・成形加工技術および試験・評価方法 オンライン
2024/5/28 絶縁破壊・劣化の基礎、測定・劣化診断と高分子絶縁材料の高機能化 オンライン
2024/5/28 分子シミュレーションの基礎と高分子材料の研究・開発の効率化への展開 オンライン
2024/5/29 次世代バイオプラスチックの台頭と破壊的イノベーションのすすめ オンライン
2024/5/29 マテリアルズ・プロセスインフォマティクスの基礎とポリマー材料設計への応用 オンライン
2024/5/29 高分子微粒子における各種合成法の基礎と形状制御・評価技術 オンライン
2024/5/29 EUVレジスト材料開発と評価・プロセス技術 オンライン
2024/5/29 高分子複合材料のレオロジーとメカニズムに基づく材料設計 オンライン
2024/5/30 高分子材料の劣化 オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/1/29 高分子材料の絶縁破壊・劣化メカニズムとその対策
2020/12/25 CFRP/CFRTPの界面制御、成形加工技術と部材応用
2020/11/30 高分子の延伸による分子配向・結晶化メカニズムと評価方法
2020/11/30 高分子の成分・添加剤分析
2020/10/30 ポリウレタンを上手に使うための合成・構造制御・トラブル対策及び応用技術
2020/9/30 食品容器包装の新しいニーズ、規制とその対応
2020/3/31 自己修復材料、自己組織化、形状記憶材料の開発と応用事例
2020/1/31 添加剤の最適使用法
2019/12/20 高分子の表面処理・改質と接着性向上
2019/10/31 UV硬化技術の基礎と硬化不良対策
2019/1/31 マテリアルズ・インフォマティクスによる材料開発と活用集
2018/11/30 エポキシ樹脂の高機能化と上手な使い方
2018/11/30 複雑高分子材料のレオロジー挙動とその解釈
2018/7/31 高耐熱樹脂の開発事例集
2018/4/12 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018
2018/3/19 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2018/3/18 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2017/7/31 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用