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自動車室内の熱マネジメント技術と快適性向上

自動車室内の熱マネジメント技術と快適性向上

~自動運転車・EV化に伴う、室内の熱快適性向上手法とは~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2019年3月13日(水) 10時30分 16時30分

プログラム

第1部 温度指標を用いた車室内快適性評価とその課題

(2019年3月13日 10:30~12:00)

  1. サーマルマネキンを用いた温熱環境の評価手法
    1. サーマルマネキン概要
    2. サーマルマネキンの制御方式
    3. 評価手法
    4. 瞬時変化時の問題点と解決方法
    5. 部位別基礎熱抵抗の算出
  2. 車両評価実験
    1. 実験装置および条件
    2. 車室内温熱環境の測定項目
    3. 実験手順
  3. 実験結果
    1. エバポレータ出口空気および車室内温度
    2. 等価温度差
    • 質疑応答

第2部 スマートガラスの現状と自動車適用のポイント、応用動向

(2019年3月13日 13:00〜14:40)

 あらゆるモノがインターネットに繋がるIoT時代が到来し、我々人間の更なる快適性・利便性向上を目的に様々な製品のスマート化が進展している。スマートガラスもその一つであり、光の透過性を制御する調光ガラス・熱線遮蔽ガラスや自動車の安全性を更に高めるヘッドアップディスプレイ、5G高速通信を支援するガラスアンテナなど様々な提案がなされている。
 本セミナーでは、まずIoT社会におけるコネクティッドカーおよびスマートガラス概要について解説し、続いて、スマートガラスのコネクティッドカーへの応用における現状課題と今後の技術のポイントについて述べる。

  1. IoT社会とコネクティッドカー
  2. スマートガラスの市場・技術動向
  3. 自動車室内の快適性を高めるスマートガラス技術
    1. 調光ガラス
    2. 熱線遮蔽ガラス
    3. ヘッドアップディスプレイガラス
  4. まとめ
    • 質疑応答

第3部 調光フィルムの自動車用途への展開

(2019年3月13日 14:50〜16:30)

 今後、広がる自動車の自動運転やEV化に伴い、車に要求されるものが大きく変化していく。その中で車内環境の快適性向上が重要なテーマとなっていく。弊社で開発している調光デバイスは解決策の一つと考えており、要求される調光デバイスの用途及び要求特性に対する開発の取り組みについてお話します。

  1. 調光デバイス LC MAGICの紹介
    1. 調光フィルムとは
    2. 基本原理
    3. LC MAGICの特長
    4. 他の方式との比較
    5. 採用事例
  2. 自動車市場と技術動向
    1. 自動車市場
    2. 自動車技術動向
      1. 自動運転における車内快適性向上
      2. EV化における省電力化
  3. 自動車に求められる調光デバイス
    1. 用途
    2. 特性
  4. 自動車向け調光デバイスの技術的な課題と当社の取り組み
    • 質疑応答

講師

  • 森下 正浩
    カルソニックカンセイ株式会社 サーマルシステム事業本部 クライメートシステム事業部 空洞実験グループ
  • 竹田 諭司
    MirasoLab
    代表
  • 植木 哲朗
    凸版印刷 株式会社 エレクトロニクス事業本部
    取締役 常務執行役員 事業本部長

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)
複数名
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本セミナーは終了いたしました。

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