技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

開発段階の処方・剤形変更時におけるBE試験とバイオウェイバーの考え方

開発段階の処方・剤形変更時におけるBE試験とバイオウェイバーの考え方

~薬物の特性に応じた製剤設計戦略とBE試験回避の考え方 / バイオウェイバーに必要なデータとそのポイント~
大阪府 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年7月6日(金) 12時30分16時30分

修得知識

  • 薬物の特性に応じた製剤設計戦略
  • BE試験回避の考え方
  • バイオウェイバーに必要なデータとそのポイント

プログラム

 新薬開発のキーポイントは確実性 (リスク管理) とスピードです。その意味において開発段階における生物学的同等性試験の実施するような状況は出来うる限り回避しなければはなりません。一方、開発が進むにつれて処方変更は必ずと言っていいほど生じますし、時には剤形変更までも必要になります。
 そこで各開発化合物ごとにきめ細かい製剤開発戦略を立案するこが大変重要になります。ここではまず固形製剤開発における製剤戦略はどのように立てるのか、即ち開発処方と最終処方はどうあるべきかを論じます。続いて、薬物の特性に応じた製剤設計検討について詳細を議論いたします。最後に開発が進むにつれて発生する処方変更、剤形変更に対し、どのようなリスクヘッジを打っていかなければならないのか、主に薬物の特性とBEリスク回避 (保証) の観点から解説を加えていきます。

  1. はじめに
    1. 製剤設計戦略の重要性
    2. 製剤設計の効率化
    3. リスクマネジメント
    4. Break Through Designation (米国) 及び先駆け指定審査制度の概要
    5. ヒトBE試験回避の戦略
  2. 開発薬物の特性に応じた製剤設計戦略
    1. 物理薬剤学的特性の評価法
    2. 生物薬剤学的特性の評価法
    3. 処方選択へのDecision Tree
  3. 簡易製剤の応用とBE試験回避の考え方
    1. 簡易製剤とは
    2. 簡易製剤の種類と応用法
    3. 簡易製剤のメリット・デメリット
    4. 簡易製剤使用のリスク分析とリスクヘッジ
  4. 難溶性薬物の製剤設計とBR試験回避の考え方
    1. 固体分散体製剤とは
    2. 固体分散体処方製剤の留意点
    3. 固体分散体製剤使用のリスク分析とリスクヘッジ
    4. 軟カプセル製剤とは
    5. 軟カプセル製剤使用の留意点
    6. 軟カプセル製剤使用のメリット・デメリット
    7. ナノ原薬の調製法
    8. ナノ原薬使用のメリット・デメリット
    9. 難溶性薬物に応用する簡易製剤とは
  5. 処方変更ならびに剤形変更にともなうBE保証
    1. 溶出試験とIn Silico、並びに動物試験による処方・剤形変更のリスク評価
    2. 各種ガイドラインの活用とポイント
    3. リスクマネジメントのための社内ルールの確立
    4. 開発段階における処方・剤形変更の留意点 (総括)
  6. まとめ

会場

滋慶医療科学大学院大学

9F 視聴覚大講義室

大阪府 大阪市 淀川区宮原1-2-8
滋慶医療科学大学院大学の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/8/26 海外CTD-M3を活用した承認申請時の「規格及び試験方法」の簡略記載の注意点 東京都 会場・オンライン
2025/8/26 基礎から学ぶクラウド利用におけるCSV実務 / SaaSのバリデーションとIaaS/PaaSクラウド基盤の適格性評価 オンライン
2025/8/26 医薬品開発における事業戦略構築と各成長ステージでのアプローチ オンライン
2025/8/26 治験薬GMPガイドラインの実務対応とPIC/S GMPの最新動向 オンライン
2025/8/27 添加剤・資材メーカー・製造委託先を含む監査のポイント / 監査員養成講座 東京都 会場・オンライン
2025/8/27 医薬品等製造設備の洗浄バリデーションと交叉汚染防止 オンライン
2025/8/27 各開発段階におけるCMC開発と取得すべきデータ・品質保証レベル オンライン
2025/8/27 変形性関節症の病態/治療・診断技術の現状と臨床現場が望む新薬像 オンライン
2025/8/27 医薬品開発における事業戦略構築と各成長ステージでのアプローチ オンライン
2025/8/27 CSV (コンピュータ化システムバリデーション) 実務入門講座 オンライン
2025/8/27 訴求と実感を連動させたヘアケア製品の開発と感性評価手法 オンライン
2025/8/27 CSV/DI対応を踏まえた医薬品GMP分野におけるITシステム (MES/LIMS/CDS等) 構築の要点 オンライン
2025/8/27 意思決定にむけたターゲットプロダクトプロファイルの設定 オンライン
2025/8/27 エンドキシン対策としてのバイオバーデン管理およびエンドトキシン不活化方法 オンライン
2025/8/27 患者インサイト・行動変化分析と戦略立案への活用 オンライン
2025/8/27 様々な裁判例から見る医薬品の特許権存続期間延長の実務・LCM戦略とパテントリンケージへの対応 オンライン
2025/8/27 ファージセラピーと臨床応用 : バクテリオファージを用いた医薬品の開発・技術動向と実用化に向けた課題 オンライン
2025/8/28 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保 / 分析法バリデーションに必要となる統計解析 / 基準値設定・分析法変更/技術移転時の同等性評価 (3コース) 東京都 会場・オンライン
2025/8/28 ラボにおける監査証跡/レビュー方法 (いつ・誰が・項目・頻度・レベル) と分析機器毎のレビュー例 オンライン
2025/8/28 医薬品開発のための非臨床試験 オンライン