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炭素繊維強化プラスチックス (CFRP/CFRTP) の技術動向とマーケット

炭素繊維強化プラスチックス (CFRP/CFRTP) の技術動向とマーケット

~航空機から自動車などへの応用拡大~
大阪府 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、CFRPの基礎から解説し、成形加工・二次加工技術と技術動向を詳解いたします。
また、航空機・宇宙機器・自動車・エネルギー分野などの応用事例と動向、CFRPの課題、マーケット参入について解説いたします。

開催日

  • 2018年6月5日(火) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • CFRP の応用製品に関連する技術者、開発者
    • 自動車
    • 航空機、ヘリコプター
    • 船舶
    • ロケット、航空宇宙機、人工衛星
    • 軍用機
    • リニアモーターカーの車体、内装
    • 太陽電池パネル
    • 風力発電
    • プラント
    • 機械部品
    • 電池部材
    • 電子電気部品
    • 医療機器
    • 住宅・土木・建築材料
    • スポーツ用品 (自転車、釣具、ゴルフ、ラケットなど)
  • CFRP により軽量化、高強度化、振動減衰、耐疲労などを求めている方
  • CFRP に関連する技術者

修得知識

  • CFRPの基礎
  • CFRPの素材から製品化へのプロセス
  • CFRP加工技術の技術動向
  • CFRPの応用分野の現状と将来動向
  • CFRPの課題
  • CFRP関連マーケットの参入チャンス

プログラム

 本講演では、炭素繊維強化プラスチックCFRPに知見のない方でも理解できるように、まずCFRPの基礎的事項について概説する。
 次に、CFRPを構成する個々の素材技術について紹介したのち、素材から製品化へのプロセスを成形加工~二次加工技術まで技術動向も含め詳説する。成形加工技術では、最近注目を集めている3Dプリンタ関連技術についても解説する。CFRPへの理解を深めて頂いた後、航空機・自動車をはじめとする拡大する個々の応用分野の現状と将来動向について述べる。
 最後のまとめでは、CFRPの課題とマーケット参入チャンス分野についても提言する。

  1. 複合材料基礎概論
    1. 複合材料とは
    2. 複合材料の種類とCFRPの位置づけ
    3. CFRPの代表的適用例
    4. CFRP製品の作り方 (素材から製品へ)
  2. CFRPの構成材料と技術動向
    • 特に自動車用途に期待されている熱可塑樹脂系のCFRTPに重点を置きます。
      1. 炭素繊維
        • PAN系
        • ピッチ系など
      2. マトリックス樹脂
        • 熱硬化性樹脂
        • 熱可塑性樹脂
      3. 中間基材
        • プリフォーム材
        • プリプレグ材など
  3. CFRPの成形加工法と技術動向
    • 特に自動車用途に期待されている熱可塑樹脂系のCFRTPに重点を置きます。
      1. 成形法
        • 概要
        • オートクレーブ成形
        • RTM成形
        • プレス成形
        • FW成形
        • 3Dプリンタ成形
        • その他の成形法
      2. 二次加工法
        • 切断・穿孔加工
        • 表面加工 (塗装など)
        • 接合加工 (接着・機械的接合など)
      3. 品質管理・検査法
        • 材料プロセス管理
        • 非破壊検査
  4. CFRP応用展開の現状と将来動向
    1. 航空機
      • B787
      • A350
      • MRJなど
    2. 宇宙機器
      • H-2/イプシロンロケット
      • 人工衛星
    3. 自動車
      • 超高級車 ~ 電気自動車 ~ 一般車へ
    4. 風力発電装置
      • 洋上大型風力発電ブレードなど
    5. 圧力容器
      • 燃料電池車水素タンクなど
    6. 電子機器筐体
    7. その他の分野
      • スポーツ分野
      • 医療福祉機器
      • 車両
      • 土木建築など
  5. おわりに
    1. まとめ
    2. 課題とマーケット参入チャンス
    • 質疑応答

会場

滋慶医療科学大学院大学

9F 視聴覚大講義室

大阪府 大阪市 淀川区宮原1-2-8
滋慶医療科学大学院大学の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
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  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

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