技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

自動車プラットフォーム統一の基礎と部品共通化・標準化の変遷および展望

自動車プラットフォーム統一の基礎と部品共通化・標準化の変遷および展望

~トヨタとVWグループの比較分析に読みとる二つの象徴的動き~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年12月18日(月) 13時00分 16時00分

修得知識

  • 1990年代後半からプラットフォームの標準化がどう変化してきたのか
  • VWグループとトヨタとでいかなる違いがあるのか

プログラム

 多様で変化する市場への適合、製品の多様化、変更に伴うコストアップの抑制、これら双方に優れた製品の標準化アプローチの模索が、1990年代中頃から自動車企業間競争の1主要課題となっている。
 本講演では自動車プラットフォーム戦略の概要と、対照的な動きを見せるVWグループとトヨタを取り上げ、両者のアプローチから自動車企業による製品設計の展開について考察する。

  1. はじめに 自動車企業と製品モジュール化・プラットフォーム統一
  2. 分析方法
    1. プラットフォームの統一性を把握するための視点
    2. プラットフォームの統一性の指標
  3. プラットフォーム統一以前における製品の統一性と企業業績 (1980年代~1990年代前半)
    1. 製品の統一性
    2. 企業業績の変化がもたらす課題とそれへの対応計画
  4. 諸モデル間プラットフォーム統一性 (1990年代後半~2000年代)
    1. プラットフォームあたりモデル数
      1. VWグループの場合
      2. トヨタの場合
    2. 当該プラットフォーム適用モデルのサイズのばらつき
      1. VWグループの場合
      2. トヨタの場合
    3. 諸モデル間プラットフォーム統一性に関する小括
  5. 諸地域間プラットフォーム統一性 (1990年代後半~2000年代)
    1. 当該プラットフォーム地域別サイズのばらつき
      1. VWグループの場合
      2. トヨタの場合
    2. 諸地域間プラットフォーム統一性に関する小括
  6. 諸時点間プラットフォーム統一性 (1990年代後半~2000年代)
    1. 当該プラットフォームの適用期間
      1. VWグループの場合
      2. トヨタの場合
    2. 当該プラットフォームの時期によるサイズ変更度
      1. VWグループの場合
      2. トヨタの場合
    3. 諸時点間プラットフォーム統一性に関する小括
    4. 年代の標準化とそれ以前の標準化との関係 (2010年~)
  7. おわりに、自動車企業による製品設計の展望
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 宇山 通
    九州産業大学 経営学部
    准教授

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第2講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

関連する出版物

発行年月
2024/4/15 無人配送車・システム 技術開発実態分析調査報告書
2024/4/15 無人配送車・システム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/8 自動車車内の音静粛化技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/8 自動車車内の音静粛化技術 技術開発実態分析調査報告書
2024/1/31 車室内空間の快適性向上と最適設計技術
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢) [書籍 + PDF版]
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢)
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題) [書籍 + PDF版]
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題)
2022/6/30 自動運転車に向けた電子機器・部品の開発と制御技術
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/6 EV、PHEV、HEVと燃料電池車の環境・走行性能分析 (書籍版)
2022/5/6 EV、PHEV、HEVと燃料電池車の環境・走行性能分析 (書籍+PDF版)
2022/4/15 2022年版 スマートモビリティ市場の実態と将来展望
2022/2/4 世界のxEV、車載用LIB・LIB材料 最新業界レポート
2021/9/30 自動車室内の静粛性向上と、防音・防振技術、材料の開発
2021/4/13 GAFA+Mの自動運転車開発最前線
2021/1/31 次世代EV/HEV用モータの高出力化と関連材料の開発
2020/12/25 次世代自動車の熱マネジメント
2019/12/13 2020年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望