リチウムイオン電池の寿命・安全性の評価と解析技術
~「より長く」「より安全に」を目指した材料&システムの開発指針・コスト・熱マネジメント等からのアプローチ~
京都府 開催
会場 開催
概要
本セミナーでは、リチウムイオン電池の基礎から解説し、抵抗評価、寿命評価、安全性評価技術について詳解いたします。
開催日
-
2017年10月12日(木) 13時00分
~
16時30分
受講対象者
- リチウムイオン電池の応用製品に関連する技術者、研究者
- リチウムイオン電池に関連する技術者、研究者
修得知識
- リチウムイオン電池の寿命・評価の基礎
- 寿命、安全性評価手法概要
- リチウムイオン電池に関する寿命課題、安全性課題トレンド
- 寿命、安全性向上によるエネルギー密度・コストメリット
- 「より長く」、「より安全に」をテーマとした材料~システム開発指針
- 寿命、安全性の観点からの電池の熱マネジメント
プログラム
リチウムイオン電池は高エネルギー密度特徴を活かし、携帯機器、電気自動車、電力貯蔵向け蓄電デバイスとして、市場を拡大してきました。一方、昨今、新たな寿命課題、安全性課題が顕在化してきており、これら課題に対応した寿命評価、安全性評価技術も必要となってきております。
本セミナーでは、従来の汎用評価技術のみならず、リチウムイオン電池を「より長く」、「より安全に」使うことを目指した材料~システム開発に対し必要と考える、一歩進んだ評価の考え方、評価法をご紹介します。
また、ご希望者 (分析・評価関連企業様の方はご遠慮ください) には、セミナー終了後、KRI保有リチウムイオン電池開発・評価設備の一部も実際にご見学頂くことが可能です。
- リチウムイオン電池の現状
- リチウムイオン電池への期待
- リチウムイオン電池の市場
- リチウムイオン電池のコスト現状と将来
- リチウムイオン電池開発ロードマップ (第一軸)
- リチウムイオン電池の寿命、安全性改善による高エネルギー密度化
- リチウムイオン電池のコストダウン
- リチウムイオン電池向け機能性材料開発の考え方
- リチウムイオン電池における信頼性評価
- リチウムイオン電池の信頼性評価・劣化解析概要
- リチウムイオン電池の寿命予測に向けて
- 寿命予測 (√則の課題)
- 劣化の時間依存性解析と劣化メカニズム
- 環境による2つの劣化メカニズム (アレニウス則に従わない劣化)
- 信頼性評価からコストミニマムへ
- リチウムイオン電池における安全性評価
- リチウムイオン電池の安全性
- リチウムイオン電池の安全性評価概要
- 内部短絡系安全性評価
- 階層別安全性評価の重要性 (材料、部材、電極、セル)
- セルとモジュールの安全性
- リチウムイオン電池の熱マネージメント
- 長く、そして、安全にリチウムイオン電池を使うには
- 最近の事例から見る信頼性、安全性
- 二次劣化
- 反応均一性の重要性
- 電極面内反応均一性シミュレーション
- 電極断面反応均一性評価
- 低温充電
- センシング、制御への期待
- 安全性、信頼性の観点から今後の開発ポイント
セミナー終了後
希望者には、セミナー終了後、KRI保有リチウムイオン電池開発・評価設備の一部を見学いただきます。所要時間は20~30程度を予定しております。
(分析・評価関連企業様の方はご遠慮ください)
講師
木下 肇 氏
株式会社 KRI
エネルギー変換研究部
常務執行役員
主催
お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。
お問い合わせ
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)
受講料
1名様
:
38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
:
20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
- 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
- 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
- 他の割引は併用できません。