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衝撃強度の評価と衝撃材料試験法

衝撃強度の評価と衝撃材料試験法

大阪府 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、衝撃について基礎から解説し、衝撃設計に必要な各種工業材料の動的応力-ひずみデータを紹介いたします。また、各種の衝撃試験法の原理と方法について、ビデオ映像やアニメーションを用いて視覚的に解説いたします。

開催日

  • 2017年6月8日(木) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 機械設計に従事する企業の技術者
  • 研究開発に従事する企業、研究機関の研究者

修得知識

  • 初等材料力学
  • 材料強度学 (材料試験法)
  • 機械力学 (連続体の振動)

プログラム

 企業において機械設計に従事されている技術者などを対象に、耐衝撃性を考慮した設計に必要な基本的知識と問題解決のためのアプローチについて説明する。
 衝撃設計に必要な各種工業材料の動的応力-ひずみデータを紹介するとともに、各種の衝撃試験法の原理と方法について、できるだけビデオ映像やアニメーションを用いて視覚的に解説する。

  1. 材料の力学的特性入門
    1. 材料試験法
    2. 材料の引張応力-ひずみ特性
    3. 延性と脆性、吸収エネルギー
    4. 公称応力 (ひずみ) と真応力 (ひずみ) の関係
    5. 流動応力のひずみ速度依存性と温度依存性について
  2. 衝撃工学の基礎 (剛体の場合)
    1. 力積・入力エネルギーの概念
    2. 動的増幅率 (衝撃荷重の大きさを表す) とは?
    3. 落下解析への取組み方:落下試験の1自由度ばねー質量モデルによる解析
  3. 衝撃応力の評価と材料試験法
    1. 衝撃荷重・応力の簡便評価法
    2. 応力波による評価法
  4. 初等一次元弾性波の伝播理論
    1. 縦弾性波の伝播-波動方程式 (可視化ビデオ)
    2. 縦弾性波の不連続部での反射と透過 (アニメーション)
    3. 棒内の弾塑性波の伝播 (アニメーション)
  5. 材料の衝撃試験法
    1. シャルピー試験法、高速油圧サーボ試験法、落錘式試験法
    2. ホプキンソン棒法 (圧縮と引張)
  6. ホプキンソン棒法による動的圧縮・引張応力-ひずみデータの事例紹介
    1. 金属材料
      • 炭素鋼
      • 鋳鉄
      • アルミ合金
      • アルミ鋳物合金
      • マグネ合金
    2. 高分子材料
      • PA-6 (ナイロン-6)
      • PC (ポリカーボネイト)
    3. 複合材料
      • GFRP
      • CFRP
  7. 汎用衝撃解析コードに使用される構成式について
    1. 構成式とは何か?
    2. Johnson-Cook 構成式, Zerilli-Armstrong 構成式 (事例:銅と純鉄)
    3. Taylor impact tests のコンピュータ・シミュレーションによる構成式の精度検証

会場

滋慶医療科学大学院大学

9F 視聴覚大講義室

大阪府 大阪市 淀川区宮原1-2-8
滋慶医療科学大学院大学の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

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