技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

非臨床試験の計画とデータ解析のための統計手法

数式はほとんど扱わない非専門家のための統計セミナー

非臨床試験の計画とデータ解析のための統計手法

~より良い研究計画書と報告書の作成を目指して~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年5月19日(金) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 製薬、食品、化粧品メーカーの研究所等で非臨床試験に携わる方、これから携わる方
  • 非臨床試験に関連する業務を行っている方
  • 非臨床試験と臨床開発の橋渡しを行っている部門
  • 治験薬概要書やCTDを作成するメディカルライティング部門

プログラム

 非臨床試験の計画とそのデータ解析に必要となる統計的知識を提供します。試験デザインを概観し、ランダム化や盲検化といった偏りを最小限にするための方法、評価項目や仮説の設定、症例数設定の原理や根拠の定め方を解説します。また、データの正しい見方や要約、図示の方法、推定や検定の概念を説明した上で、非臨床試験で特に問題になりやすい多重比較、用量反応、交互作用等を詳細に解説します。
 本セミナーは、製薬、食品、化粧品メーカーの研究所等で非臨床試験に携わっている、もしくはこれから携わるであろう方々を対象としています。もちろん、実際に非臨床試験を行っていなくても、非臨床試験に関連する業務を行っている方々、例えば、非臨床試験と臨床開発の橋渡しを行っている部門、治験薬概要書やCTDを作成するメディカルライティング部門の方々にも聞いていただけるような内容になっています。
 事例を多く活用し、統計手法の原理や考え方、解析結果の解釈の仕方を中心に解説します。数式はほとんど扱わない非専門家のための統計セミナーです。短い時間の中で、非臨床試験における必要最低限の統計的課題を厳選し、紹介していきます。

  1. 非臨床試験の計画
    1. 仮説の設定
    2. ランダム化と盲検化
    3. 評価項目の設定
    4. 実験デザインの検討
    5. 症例数設定の原理とその根拠
  2. データ解析
  3. データと要約
    1. データの種類、分布、要約
    2. データの見方
    3. 標準偏差と標準誤差の使い分け
  4. 推定と検定の概念
    1. 点推定と区間推定
    2. 仮説検定
  5. 解析対象集団
    1. 個体の取り扱い
    2. 外れ値と異常値
  6. 統計解析
    1. パラメトリックとノンパラメトリック
    2. データの変換
    3. 対比較
    4. 用量反応
    5. 交互作用
    6. 多重比較
    7. 繰り返し測定データの解析
    8. 感度分析
    9. 有意差なしと同等
  7. 報告書
    1. 報告書作成の統計的留意点
    2. 公表バイアス
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 五所 正彦
    筑波大学 医学医療系 生物統計学
    教授

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4F 研修室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/1/14 分析法バリデーションコース (2日間) オンライン
2026/1/14 ICH Q2 (R2) 、Q14をふまえた承認申請時の分析法バリデーションの留意点 オンライン
2026/1/16 微生物試験の妥当性確保のための統計的手法及び評価 オンライン
2026/1/19 Excel/Pythonを活用した製造現場の品質データ分析入門 オンライン
2026/1/19 微生物試験の妥当性確保のための統計的手法及び評価 オンライン
2026/1/19 統計手法の基礎 オンライン
2026/1/20 ICH Q2(R2) の要点と分析法バリデーション実施 オンライン
2026/1/22 医療機器QMSで有効な統計的手法とサンプルサイズ決定 オンライン
2026/1/23 分析法バリデーションの進め方と分析試験計画の策定 オンライン
2026/1/26 医療機器QMSで有効な統計的手法とサンプルサイズ決定 オンライン
2026/1/27 実験・測定に必要な統計の基礎とデータ解析のポイント オンライン
2026/1/27 医薬品・部外品・化粧品分野で必要な品質管理/検査に役立つ化学分析の基礎 オンライン
2026/1/27 時系列データ分析 入門 : 基礎とExcelでの実行方法 オンライン
2026/1/28 Excel/Pythonを活用した製造現場の品質データ分析入門 オンライン
2026/1/28 データ分析およびAIエージェントの基礎と活用に向けたポイント オンライン
2026/1/29 ICH Q2(R2) の要点と分析法バリデーション実施 オンライン
2026/1/29 計算ブラックボックスからの脱却と精度評価の本質に迫る オンライン
2026/1/29 やさしく学ぶベイズ統計 オンライン
2026/1/30 技術者・研究者のための実験計画法入門 オンライン
2026/1/30 やさしく学ぶベイズ統計 オンライン