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変形性関節症の治療薬開発

変形性関節症の治療薬開発

~画像診断や痛み・腫れの問診等、臨床所見から治療効果判定までを学ぶ~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年3月10日(金) 10時30分 16時00分

プログラム

第1部. 画像所見による関節軟骨の評価と治療効果判定

(2017年3月10日 10:30〜12:00)

 本講座では、変形性関節症の一般的なMRI診断法に加え、最新の関節軟骨の形態的、質的MRI評価法の可能性 と限界について解説する。
 また最新のMRI診断法を用いた変形性関節症に対する治療戦略と、MRIの創薬への応用など今後のMRI診断法の展望について解説する。

  1. 変形性関節症のMRI診断の基礎
    • 変形性関節症に伴う関節軟骨の早期変化
    • 変形性関節症の一般的なMRI診断法
    • 最新の関節軟骨の形態評価
    • 最新の関節軟骨の質的評価
  2. 変形性関節症のMRI診断の実際
    • 遅延相軟骨造影MRIによる関節軟骨の質的評価
    • T2マッピングによる関節軟骨の質的評価
    • T1rhoマッピングによる関節軟骨の質的評価
    • 遅延相軟骨造影MRIとT2マッピングの比較
    • T1rhoマッピングとT2マッピングの比較
    • MRIによる早期軟骨変性の検知と治療戦略
    • 関節軟骨のMRI評価法の今後の発展
    • 質疑応答

第2部. 変形性関節症の病態、治療の実際、創薬の現状と今後求められる治療薬

(2017年3月10日 12:50〜16:00)

 変形性関節症 (OA) は関節疾患の中で患者数が最も多い疾患ですが、その病態にはなお不明な点が多く、進行を抑止できる治療法は知られていません。
 本講座でははじめにOAの発症、進行のメカニズムについて現在の一般的な見解を示したのち、最近の知見について紹介します。
 また後半では現在、実際の臨床で行われている治療の実情と新薬開発の動向、さらに臨床医から見た望ましいOAの治療薬について述べます。

  1. OAが発症するメカニズム
    • OAの発症に関与する要因
    • 加齢によりOAが発症する理由
  2. OAが進行するメカニズム
    • OAの進行に関与する組織とそれぞれの病的意義
  3. OAの進行と症状
    • OAの進行のパターン
    • OAの進行と症状の関連
  4. OAの治療の現状
    • OAに対する各種の治療ガイドラインの紹介
    • OAに対する治療の現状と問題点
  5. OAの創薬に関する最近の動向
    • OAに対して行われてきた薬物療法の概略
    • OAに対する新しい治療薬開発の現状
  6. 臨床医からみた望ましいOAの治療薬とは
    • 質疑応答

講師

  • 渡辺 淳也
    千葉大学 大学院 医学研究院 総合医科学講座
    特任教授
  • 福井 尚志
    東京大学 大学院 総合文化研究科 広域科学専攻 生命環境科学系
    教授

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 145,800円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
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