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ガラスの破壊メカニズムの理解と高強度化への応用

ガラスの破壊メカニズムの理解と高強度化への応用

~なぜガラスは壊れやすいのか~
京都府 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、ガラスの強度・破壊現象の基礎から解説し、ガラスの高密度化、高強度化のポイント・ヒントを詳解いたします。

開催日

  • 2017年3月7日(火) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • ガラスを利用する製品の技術者・品質担当者
    • FPD
    • 太陽電池
    • 建材
    • 自動車 など
  • ガラスに関連する技術者・品質担当者

修得知識

  • ガラスの強度
  • ガラスの破壊現象
  • ガラスの高密度化、高強度化のポイント

プログラム

 ガラスは、壊れやすい材料です。ガラスの高強度化を目指すためには、この壊れやすさを理解する必要があります。
 本セミナーでは、ガラスの強度や破壊に関係するデータを正しく読み解くために、材料力学や破壊力学の基礎を理解することを目的とします。さらに、ガラスの強化法として知られている方法を紹介し、化学的な視点をもってガラスの高強度化へ取り組むヒントをお示しします。ガラスの破壊で困っておられる方、ガラスメーカー、ガラスユーザーで強度にかかるテーマに携わっている方など、様々な背景をもった研究者・技術者を対象とします。

  1. ガラスとは?
  2. 材料力学と破壊力学の基礎
    1. 応力・ひずみ・弾性率
    2. 弾性変形と塑性変形、脆性破壊と延性破壊
    3. 理論強度と実強度
    4. 応力拡大係数と破壊靱性値
    5. 破壊強度とワイブルプロット
    6. 疲労破壊
  3. ガラスの押し込み試験
    1. ガラスの硬度測定
    2. 押し込み破壊靱性値
    3. 脆さ評価
    4. クラック発生荷重
  4. ガラスの高密度化
    1. ガラスの高密度化現象
    2. 押し込み誘起高密度化
    3. 損傷性、脆性評価に高密度化が及ぼす影響
  5. ガラスの本質強度
    1. 本質強度とは
    2. ファイバー2点曲げ試験法
    3. ガラスの本質強度の組成依存性
  6. 高強度ガラスへのアプローチ
    1. ガラスの強化法
    2. 強化ガラスの最近のトピック
    • 質疑応答

講師

  • 吉田 智
    滋賀県立大学 工学部 ガラス工学研究センター
    准教授

会場

京都リサーチパーク

1号館 4F 中会議室B

京都府 京都市 下京区中堂寺南町134
京都リサーチパークの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。