技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品・バイオ技術のライセンス、研究提携における 「経済条件」 の決め方、リスク対策

医薬品・バイオ技術のライセンス、研究提携における 「経済条件」 の決め方、リスク対策

~本当は怖い、事業開発初心者の経済条件~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、経済条件の内訳、各プロセスにおける具体的な契約条件の決めかた、リスク対策について解説いたします。
また、具体的な失敗例、自社に有利な契約条件の書き方、読み方についても事例研究を用いて詳解いたします。

開催日

  • 2016年12月21日(水) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 製薬関連企業・アカデミアにおける事業開発/ライセンス担当者
  • 研究所技術導出入担当者及び法務担当者並びに同業務に興味を持つ方

修得知識

  • 医薬ライセンス及び研究提携における経済条件 (契約一時金,マイルストン,ロイヤルティ,オプションフィー,研究提携における種々の対価/報酬等) 各々が持つ意味、その決め方
  • Win-Win Dealで有りながら自社有利な条件を勝ち取るための高度なノウハウ

プログラム

 医薬品・バイオ技術のライセンス、研究提携における経済条件の内訳、各々が持つ意味、種々のビジネスモデル、各プロセスにおける具体的な契約条件の決めかた、リスク対策に付き解説する。
 又、経済条件に関する具体的な失敗例、自社に有利な契約条件の書き方、読み方につき事例研究を用い解説する。

  1. 初めに
    1. 医薬品・バイオ技術提携におけるプロセスと対価が発生する機会は?
    2. Dealにおける妥当な価格設定とは?売買の対象物は明確になっているのか?
    3. 取引価格を決定づける要素とは?
    4. 需給バランスを有利に動かす交渉前の仕掛けとは?
  2. 製品技術の導出入・提携における各種契約中で発生する各々の対価が持つ意味、その決め方、リスク対策と自社に有利な交渉戦術
    (本当に怖い事例研究と具体的な回避方策を提示)
    1. MTA/試料提供の対価
    2. Option契約/Option Fee/機会損失の対価/Option権とFRR
    3. License契約
      1. 契約一時金
      2. マイルストン
      3. ロイヤルティ/特許/Know-How/商標/Net Sales Price・薬価/階段式/査察
      4. 開発、販促用サンプル価格の決め方は?
      5. Licensorに有利な経済条件の決め方は?
      6. Licenseeに有利な経済条件の決め方は?
      7. Sub-licenseeからの対価の配分は?
      8. Co-Marketing、Co-Promotion、Co-Detailing
      9. 税金
        • Royaltyの支払期間は如何に定めるべきか?
        • 対価の「取りはぐれ」を避けるための方策はあるか?
    4. 研究提携契約
      1. 契約一時金
      2. 年金
      3. マイルストン
      4. ロイヤルティ
      5. 共同研究、委受託研究/利益の分配方法
      6. 知財の所有権と対価の名目
      7. 委託側に有利な経済条件の決め方は?
      8. 受託側に有利な経済条件の決め方は?
        • Bio-Ventureや中堅製薬企業がリスク回避するためのビジネスモデルはあるか?
    5. 供給契約
      1. 原体供給価格
      2. 製品供給価格
      3. 為替変動
      4. Floor Price/Ceiling Price
        • 原体、製剤供給をすること/しないことの損得勘定は?
    6. 契約期間、満了・終了・解約 (Term&Termination) と経済条件 本当は怖い条件設定、事例紹介 (失敗と成功の事例研究、Case Study)
      • Milestone支払い条文、注意すべきポイント (Case Study)
      • 解約時期と支払い義務のタイミング、他
  3. その他
    1. DCF法によるライセンス価値の計算法
      (Net Present Value, Expected NPV) の意味は?
    2. 欧米企業との経済条件交渉の攻め処と注意点
    • 質疑応答

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 第2研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/5/26 QA部門のためのGMP文書・記録類の照査のポイント オンライン
2025/5/26 mRNA/LNP (脂質ナノ粒子) 医薬品における品質・安全性評価とLNP/DDSの設計・評価の留意点 オンライン
2025/5/26 動物用医薬品開発のための医薬品試験データの活用法と評価 オンライン
2025/5/26 抗体薬物複合体 (ADC) の技術動向および特許戦略 オンライン
2025/5/27 低分子医薬品化合物の結晶多形と非晶質化 オンライン
2025/5/27 医薬ライセンスのデューデリジェンス入門講座 オンライン
2025/5/27 医薬品製造現場におけるコスト削減と少人数体制のQC/QA業務効率化 オンライン
2025/5/27 核酸医薬品製造の基礎および合成オリゴ核酸の品質評価のポイント オンライン
2025/5/28 簡便化、抜け防止の観点をふまえたGMP SOP/製造指図記録書の形式・作成 (改訂) ・記入方法 東京都 会場・オンライン
2025/5/28 ラボでの電子実験ノート管理・運用における経験からわかった製造や研究開発部門での電子情報管理の問題点・解決とDXの進め方 オンライン
2025/5/28 医薬品製造方法に関する承認後変更管理 (PACMP) の進め方・活用法 オンライン
2025/5/28 中東主要国の薬事・薬価比較と現地対応手法 オンライン
2025/5/28 エンドトキシン試験と次世代 (蛍光法組み換え体ライセート試薬試験、MAT法を含む) パイロジェン試験法の最近の動向について オンライン
2025/5/28 バイオ医薬品のQC業務に絶対必要なタンパク質分析技術の基礎とスキル オンライン
2025/5/28 抗体薬物複合体 (ADC) の技術動向および特許戦略 オンライン
2025/5/28 医薬品の国内外への輸送・保管におけるGDP省令の実務ポイントと逸脱予防 オンライン
2025/5/28 製薬用水設備の設計・バリデーション・適格性評価と管理 オンライン
2025/5/28 バイオ医薬品 原薬製造工程・セルバンク管理/申請コース オンライン
2025/5/28 バイオ医薬品の原薬製造工程に関する承認申請書/CTD作成の留意点 オンライン
2025/5/28 GMPマネジメントレビューの上手な進め方・実践 オンライン