樹脂・ゴム材料におけるブリード・ブルーム現象の発生メカニズムと制御・防止法
大阪府 開催
会場 開催
概要
本セミナーでは、ブリード・ブルーム現象について基礎から解説し、樹脂ゴム製品の外観特性の課題と解決について詳解いたします。
開催日
-
2016年9月8日(木) 10時30分
~
16時30分
受講対象者
- プラスチック製品の設計、成形、品質、評価に関連する技術者
- 自動車・自動車内装
- 家電
- 携帯電話・スマートフォン
- PC
- 食品容器
- 部品トレー
- 建材
- 看板 など
- ゴム製品の設計、成形、品質、評価に関連する技術者
- 防振ゴム
- 建築材料
- 医療機器・医療器具
- 日用品
- 家具 等
- ゴム・プラスチックの不良対策で課題を抱えている担当者
- 材料選定技術に携わる研究者
- 樹脂による部品でトラブル防止策を習得したい方
修得知識
- 樹脂ゴム製品の外観不良の原因の解析方法
- ブリード・ブルーム防止のための樹脂ゴム材料や添加剤配合処方の設計の考え方
- ブリード・ブルーム現象の制御技術を積極的に活用した新規機能性製品の開発に関する考え方
プログラム
樹脂・ゴムなど実用高分子材料は、素材生産、成形加工、製品保管など条件の異なる各種の環境下に置かれることにより、劣化・変質の危険性を孕んでいる。このような変質を防止すると同時に、性能・機能の効果的な発現のために各種添加剤が配合されて用いられている。樹脂・ゴム材料の成分の一部や添加剤は、成形条件や樹脂・ゴム材料本体との親和性の程度によっては成型品表面にまで拡散し、意図せぬ模様を発生させることがあり、外観特性の低下として嫌われる。
本講では、この現象と 他の外観特性の異常との違いや見分け方について述べ、ブリード・ブルームの発生機構と防止法の考え方について解説する。
- ブリード・ブルーム現象
- 成形不良とブリード・ブルーム現象の見分け方
- ブリード・ブルームと高分子材料の分子構造
- 分子量分布
- 組成や規則性の分子間分布
- 高分子材料の構造の組織階層
- ブリード・ブルーム発生機構の理論:拡散と溶解度
- ブリード成分の同定と解析:
- 分離抽出
- 機器分析
- 樹脂・ゴム材料におけるブリード・ブルーム現象の制御
- 添加剤の種類と処方
- ブリード・ブルーム成分の種類
- 樹脂・ゴム材料におけるブリード・ブルーム防止技術
- ブリード・ブルーム防止技術や処方の実例紹介
- ブリード・ブルーム現象の制御と活用
- ブリード・ブルーム制御による機能発現
- ブリード制御による商品設計
- 新規な樹脂材料におけるブルーム・ブリード制御
- ポリマーアロイ・モルフォロジー設計理論の応用
- 相溶性制御と樹脂・ゴム材料設計
- まとめとQ&A
会場
大阪産業創造館 5F 研修室D
大阪府
大阪市
中央区本町1丁目4-5
主催
お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。
お問い合わせ
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)
受講料
1名様
:
46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
割引特典について
- R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
- 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
- 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
- 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)