技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

自社技術のブラックボックス化戦略のポイントと社内体制の構築法

事業戦略・経営戦略のための知財塾

自社技術のブラックボックス化戦略のポイントと社内体制の構築法

~オープン&クローズの分岐点~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、開発技術を営業秘密としてブラックボックス化する場合のポイント、ブラックボックス化するか否かの判断基準などを解説いたします。

開催日

  • 2016年7月13日(水) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • 事業・経営戦略に関わる方
  • 製品・技術開発者
  • 特許出願・知財に関わる方

修得知識

  • ノウハウ秘匿すべきか、特許出願すべきかの選択基準
  • ノウハウ管理方法
  • ブラックボックス化戦略を実現するために必要なこと

プログラム

 技術開発/研究開発の成果である発明を技術的な営業秘密としてブラックボックス化 (ノウハウ秘匿) することで、自社に莫大な利益をもたらすことができる場合があります。一方、技術内容や他社との競争優位性等によっては、ブラックボックス化せずに特許権を取得するべき場合もあります。このようなオープン&クローズの選択を間違えば、自社が膨大なコストをかけて開発した技術から全く利益が得られなくなったり、単に競合他社へ自社技術を公開してしまうだけになりかねません。この選択を適切に行い自社の売上・利益を最大化するためには、ブラックボックス化するか否かを判断するための観点・分岐点を整理して、それらの観点から総合的に判断するための社内体制を構築し、あわせて技術漏洩対策を施す必要があります。
 本セミナーでは、開発技術を営業秘密としてブラックボックス化 (ノウハウ秘匿) する場合のポイント、それを実現するための社内体制の構築法、ブラックボックス化するか否かの判断基準 (オープン&クローズの分岐点) などを解説します。また、ブラックボックス化したはずの技術が漏洩した場合の救済措置 (不正競争防止法) や先使用権についても解説します。

  1. 概要
    1. 自社技術のブラックボックス化とは何か
    2. ブラックボックス化した場合のメリット
    3. ブラックボックス化によって莫大な利益が得られるパターン
    4. ブラックボックス化した場合に生じるリスク
    5. ブラックボックス化するために必要なこと
  2. ブラックボックス化するか否かの判断基準 (オープン&クローズの分岐点について)
  3. ブラックボックス化を実現するための社内体制の構築
    1. 特許検討会の開催
    2. 社員教育
    3. 退職者対策 (秘密保持契約と競業避止義務契約)
    4. 職務発明制度の改良
  4. ブラックボックス化した自社技術について他社が特許権を取得した場合への備え
    1. 先使用権とは何か
    2. 先使用権の理論
    3. 先使用権を立証するために用意すべき資料
    4. 実例
  5. 技術漏洩した場合の救済措置
    1. 最近の実例
    2. どのような場合に不正競争防止法によって救済されるのか
    3. 救済を阻むもの

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4F 第1グループ活動室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/20 特許出願・ノウハウ保護の選択基準と留意点 オンライン
2024/12/25 知財戦略とIPランドスケープ入門 オンライン
2025/1/7 生成AIの支援による特許調査・明細書作成・中間処理の効率化 オンライン
2025/1/7 医薬品モダリティ (抗体/核酸/中分子/再生医療) の実用化とDDS技術の特許戦略 オンライン
2025/1/10 審査官の審査の仕方、考え方をふまえた特許明細書の書き方とポイント オンライン
2025/1/14 特許調査の進め方と確度の高い検索式の作り方 オンライン
2025/1/21 生成AIの知財業務への適用と特許出願実務・データ分析の実践 オンライン
2025/1/23 自社技術のノウハウ秘匿および特許出願の選択指針とオープン&クローズ戦略の進め方 オンライン
2025/1/29 医薬品企業における英文契約書読み方基礎講座 オンライン
2025/1/29 特許請求の範囲 (クレーム) をしっかり読めますか? オンライン
2025/1/30 特許情報からみた5G・6G材料開発戦争 2022 オンライン
2025/1/30 特許情報からみたBeyond 5G 材料開発戦争 2023 オンライン
2025/1/30 生成AIの知財業務への適用と特許出願実務・データ分析の実践 オンライン
2025/2/4 医薬品企業における英文契約書読み方基礎講座 オンライン
2025/2/26 進歩性の意味、理解できていますか? オンライン
2025/3/26 記載要件に基づいて特許を読み込めますか? 書けますか? オンライン

関連する出版物