レオロジーで何度も挫折した人たちに、もっとも簡単にレオロジーの本質を理解させ、講座から帰ると測定をしたくなる!そんな講座を通算5000人に渡って教えてきました。更に今回は、実際の粘度、粘弾性測定の実習を行い、レオロジーに直ぐに取り組めるようになる講座を行います。
　セミナー受講者で名刺交換をした方には、講師の研究所での測定、相談ができる無料相談券も差し上げますので、より実践しやすい環境を提供します。

1. レオロジーとは?
   1. レオロジーの目的
   2. 時間温度換算則
   3. 剪断と引っ張り
   4. ニュートンの法則とフックの法則
   5. 分析化学とレオロジー
2. 静的粘弾性測定
   1. 定常流動測定
   2. 流動曲線 (ハーシャルバークレーとキャッソン)
   3. チクソトロピー測定
   4. 塗料のたれとレベリング
3. 粘度測定実習
   1. 水とき片栗粉でダイラタンシーを経験する
   2. マヨネーズを測定して、キャッソンプロットを描き降伏値と残留粘度を求める
   3. ハンドクリームの流動曲線を比較してみる
4. 動的粘弾性測定
   1. 動的測定の原理
   2. 溶液レオメーターの測定
   3. 固体動的粘弾性測定の測定
   4. 合成波による周波数同時測定
   5. 硬化過程測定と内部応力
   6. 化粧品の感触とレオロジー
5. 粘弾性測定実習
   1. スライムを作成して、粘弾性を体験する
   2. ハンドクリームの動的粘弾性の周波数分散を比較してみる
   3. 粘弾性測定の原理や注意点を理解する
6. レオロジーによる分散性評価
   1. 流動曲線での評価
   2. 時間温度換算則での評価
   3. コックスメルツ則での評価
   4. ひずみ分散による線形性評価
   5. 大変形ひずみ分散 (LAOS) による評価
   6. 二段剪断測定による評価
7. 様々な材料のレオロジー測定実務
   1. 化粧品開発のレオロジー測定
   2. 食品 (カスタード、ソース、ケチャップ、マヨネーズ) のレオロジー測定
   3. 塗料開発のレオロジー測定
8. 新しいレオロジー測定と新たな仮説
   1. 電場ピックアップ法
   2. コロコロ粘度計
   3. 伸長粘度と長時間緩和
9. おまけ
   1. 脳の働きとレオロジー
   2. 二匹のかえる
• 質疑応答・名刺交換

• 独自の方法で、履修者全員参加のQ&Aを、両日ともに実施します。
• 講演プログラムの一部詳細は変更となる可能性がございます。