技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ヘルスケア・スマートモニタリング技術

最新

ヘルスケア・スマートモニタリング技術

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年3月17日(木) 13時00分 16時30分

プログラム

 人間を取り巻く社会環境が異なろうと、いつの時代でも人間の思いは同じで、健康で安心した生活を送りたいと願っている。“短命”より“長寿”が良いと誰もが思うことであろうが、そこには「心」と「からだ」の健康の両立が不可欠であろう。すなわち、自立した生活が出来る生存期間、いわゆる「健康寿命」の延伸は世界でも共通認識される目標であろう。
 現在、わが国は世界のどの国も経験したことのない超高齢社会が急速に進んでおり、医療費削減や健康寿命の延伸を目指し、出来る限り医療施設に頼らず、在宅加療や日常の健康管理・疾病予防、看護・介護などを行うホームケアが推進されている。これらは従来の“治療型”から“予防型”医療へのパラダイムシフトであり、そのための「 (セルフ) ヘルスケア」の早急な社会基盤造りの推進が指摘されて久しいが、未だ効果的な結果が見えていないのも実情であろう。
 本講義はこの原因を生体計測技術の側面から追及し、「健康長寿」という目標を達成するため、工学技術で何ができるか?今後の社会のあるべき姿は?を議論する一助となることを期待している。すなわち、一般に健康管理・予防にはバイタルサインを取得する生体計測は不可欠であり、特に身体を傷付けず(非 (無) 侵襲) に測る技術が必須となる。
 本講義では、早期発見・長期観察を可能とし、ユーザーは勿論、医療従事者・介護者にも負担のかからない「いつでもどこでも<ユビキタス>ヘルスケアチェック」ができる最新のスマート・健康モニタリング技術について、その方法論の概要と開発事例を紹介する。さらに、これらの計測技術とICTを融合し、健康・安心生活を支援する次世代型のヘルスケア・スマートタウン構想を紹介しながら、本講義のまとめと今後の課題について述べたい。

  1. はじめに:社会情勢と現状の再認識
    1. 少子・超高齢社会と医療費の現状
    2. 治療から予防へのパラダイムシフト
    3. 健康を維持するには
  2. 生体計測技術と健康支援
    1. 生体計測の変遷と方法
    2. ヘルスケア計測技術の現状
    3. ユビキタス・ヘルスケアモニタリング
    4. 研究紹介 (1)
  3. 非侵襲・無拘束 (ウエアラブル) 生体モニタリング技術
    1. 無拘束生体計測法
    2. 開発事例:循環動態/身体活動モニタリング
    3. mHealthの最新動向と開発事例
    4. 研究紹介 (2)
  4. 無意識生体モニタリング技術
    1. 無意識生体計測の概念
    2. 家庭用調度を利用した生体計測
    3. 在宅健康モニタリング
    4. 院内患者モニタリング
    5. 研究紹介 (3)
  5. ヘルスケア・スマートモニターシステム
    1. 社会背景:在宅 (遠隔) 医療の現状と課題
    2. 次世代型ヘルスケア・ネットワークシステム
    3. ヘルスケア・スマートタウン構想
    4. 研究紹介 (4)
  6. まとめと今後の課題
    1. 予防型社会の早期実現へ
    2. 健康・安心生活に向けた衣・食・住の社会インフラ

講師

会場

連合会館
東京都 千代田区 神田駿河台三丁目2-11
連合会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 44,000円 (税別) / 47,520円 (税込)
1口
: 56,000円 (税別) / 60,480円 (税込) (3名まで受講可)

割引特典について

  • 複数名 同時受講:
    1口 56,000円(税別) / 60,480円(税込) (3名まで受講可能)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/6/6 メディカルライティング講座 (中級) オンライン
2024/6/6 メディカルライティング講座 (初級・中級) オンライン
2024/6/7 プログラム医療機器 (SaMD) 開発における薬事規制および承認申請のポイント オンライン
2024/6/7 医薬品と医療機器の早期承認取得のためのPMDA戦略策定のポイント オンライン
2024/6/7 ASEANの医療機器業界及び法規制について オンライン
2024/6/10 薬機法、景品表示法、健康増進法に違反しない健康関連食品に関する広告マーケティング戦略とコピーライティング 2024 オンライン
2024/6/10 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (全2コース) オンライン
2024/6/10 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (Bコース 実務編) オンライン
2024/6/12 医療機器開発のための事業化戦略とプロジェクトマネージメント オンライン
2024/6/12 医療機器開発のための医療ニーズ/情報収集と開発戦略のポイント オンライン
2024/6/12 デジタル時代のヘルスケアビジネスの立ち上げ方 東京都 会場・オンライン
2024/6/12 Computer Software Assuranceセミナー オンライン
2024/6/13 癒着防止材の各種外科での選択・使用法と今後求められる製品像 オンライン
2024/6/13 滅菌製品の微生物 (バイオバーデン) 測定試験の基礎およびバリデーション要求と管理要求対応のポイント オンライン
2024/6/13 CAPAの具体的な実施方法セミナー オンライン
2024/6/14 プログラム医療機器 (SaMD) 開発における薬事規制および承認申請のポイント オンライン
2024/6/17 日焼け止めの評価手法と製剤化技術 オンライン
2024/6/19 CSVセミナー (超入門編 + 中級編) オンライン
2024/6/19 CSVセミナー (超入門編) オンライン
2024/6/19 医療機器とヘルスケア機器 (非医療機器) に向けた薬機法と製品/パッケージデザイン・商品プロモーション開発 東京都 会場・オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/9/20 ステント 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/20 ステント 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/9/15 カプセル内視鏡 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/9/15 カプセル内視鏡 技術開発実態分析調査報告書
2013/7/20 マッサージ機〔2013年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/7/20 マッサージ機〔2013年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/6/5 国際基準「JCI認証」取得の実際と検証
2013/6/1 画像診断機器(磁気共鳴) 技術開発実態分析調査報告書
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(超音波) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/6/1 画像診断機器(超音波) 技術開発実態分析調査報告書
2013/6/1 画像診断機器(磁気共鳴) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/16 突合・縦覧点検で減点が激増
2013/2/20 消臭・脱臭・除菌機器 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/20 消臭・脱臭・除菌機器 技術開発実態分析調査報告書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書