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iPS細胞を用いた細胞移植医療の開発と危険性判断

iPS細胞を用いた細胞移植医療の開発と危険性判断

~多能性幹細胞を用いた移植における免疫抑制療法の必要性~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年1月15日(金) 13時00分 16時15分

プログラム

第1部. 再生医療の産業化に向けた再生医療新法に対する取り組みと今後の展望

(2016年1月15日 13:00〜14:30)

2014年11月より再生医療等の安全性の確保等に関する法律が施行され、再生医療等の提供を実施する医療機関や、細胞培養等を受託する予定の業者は法律の遵守が求められている。本講座では本法の成立の背景、主旨と今後の展望を説明する。

  1. 再生医療新法の概要
    1. 成立の背景
    2. 新法の原則
    3. 具体的内容
    4. 関連法令と注意事項
  2. 再生医療新法を絡めた危険性の判断基準
    1. 治療と研究の区別について
    2. 倫理的妥当性と科学的妥当性の在り方について
    3. 細胞培養加工施設の基準について
  3. iPS細胞の再生医療応用への現状
    1. iPS細胞を利用した再生医療技術の現状について
  4. iPS細胞の再生医療応用への課題
    1. 生物由来原料基準と細胞バンクの考え方
    2. 造腫瘍性の課題について
  5. 今後の展望
    1. 新法下での再生医療の推進と産業化への展望について
    • 質疑応答

第2部. iPS細胞からの免疫抑制細胞の誘導とその意義

(2016年1月15日 14:45〜16:15)

  • 講座主旨
    • 臓器移植における免疫抑制と免疫寛容
    • ES細胞、iPS細胞の樹立と細胞移植医療への期待
    • iPS細胞を用いた細胞移植における免疫抑制とは
  • 講演内容
    • 臓器移植は免疫抑制療法の充実に伴って発展して来た
    • 優れた免疫抑制剤が開発されている
    • さらにそれら免疫抑制剤を切っても臓器が生着する状態 – 免疫寛容の誘導が期待されている
    • 一方、近年、ES細胞やiPS細胞と言った多能性幹細胞が樹立された
    • 多能性幹細胞を用いた細胞移植医療の開発が期待されている
    • 多能性幹細胞を用いた移植における免疫抑制療法の必要性
    • iPS細胞からの免疫抑制細胞の誘導とその意義
  • 質疑応答

講師

  • 岡田 潔
    大阪大学医学部附属病院 未来医療開発部 未来医療センター
    特任講師
  • 清野 研一郎
    北海道大学 遺伝子病制御研究所 免疫生物分野

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
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主催

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