技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

建築分野における高分子材料に求められる特性及びそれらの技術動向

高分子系の建材開発に取り組む際に押さえておきたい

建築分野における高分子材料に求められる特性及びそれらの技術動向

~高分子建築材料の基礎知識 / 断熱材、難燃化技術、シーリング材、接着剤、塗料…etc~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2015年9月29日(火) 12時30分 17時00分

受講対象者

  • 建築分野の高分子材料に関連する技術者、開発者、研究者
    • 断熱材
    • 難燃化技術
    • シーリング材
    • 塗料
    • 接着剤 など
  • 建築分野の高分子材料で課題を抱えている方

修得知識

  • 建築分野で用いられる高分子材料
    • 種類
    • 合成方法
    • 成形方法
    • 添加剤
    • 特性
  • 高分子材料の用途展開
    • 断熱材
    • 難燃化技術
    • シーリング材
    • 塗料
    • 接着剤
  • 高分子材料の関連規格 (JIS) など

プログラム

 本講座は、建築分野で使用される高分子材料について基礎から応用、最新技術に至るまでの課題をまとめ、体系的に解説するものです。これまで、断熱材、難燃化技術、シーリング材など個々のテーマでセミナーを開催して参りましたが、本講座はこれらに基づき重要事項を整理すると共に、最新の技術動向を加味してまとめたものです。従って、建築分野で使用される高分子材料について要求される特性及びそれらの動向を幅広く取り上げます。即ち、建築部位への展開、断熱性能、高分子材料の難燃化技術、シーリング材、塗料・接着剤などを網羅し、これらのテーマについて基礎から応用、最新技術までをわかりやすく解説します。また、市場動向 (統計数値) や基本的な技術事項に関しては、その都度解説したものを挿入しますので、活用して頂けるものと思います。
 講師は永年、これらの分野で研究開発、製造技術を担当し、また、JIS関連の原案作成委員、国家プロジェクトの評価委員なども歴任しておりますので、それらの動向を含めてわかりやすく解説したいと思います。この分野に関心をお持ちの研究者、技術者、製造担当者などの皆様のご参加を期待しております。また、質疑応答の時間には、現在お持ちの疑問点、問題点などにも回答していきたいと思います。

  1. 高分子材料の基礎
    1. 高分子材料 (種類)
    2. 製造 (重合) 方法
    3. 成形方法
    4. 添加剤の種類、機能、使用状況
    5. その他
  2. 用途・部位への展開
    1. 建材としての要求性能
    2. 部位別の全体的な使用状況
    3. 屋根・外壁の使用状況
    4. 開口部材の使用状況
    5. 配管材料の使用状況
    6. 複合プラスチックの展開状況
    7. その他
  3. 断熱材関係
    1. 高分子系断熱材の概要
    2. 各種断熱材 (ポリウレタン系、ポリスチレン系など)
    3. 真空断熱システム
    4. 屋上断熱システム
    5. 新しい規格 (JIS) の動向
    6. その他
  4. 高分子材料の難燃化技術
    1. 高分子系材料の燃焼形態
    2. 難燃化対策
    3. 難燃剤の選定方法
    4. 防耐火建材への対応
    5. その他
  5. シーリング材関係
    1. シーリング材の使用方法
    2. プライマーの使い方
    3. シーリング材の適材適所の選定
    4. 品確法への対応
    5. その他
  6. 塗料・接着剤関係
    1. 建築用塗料の種類、使用原料
    2. 代表的な塗料の相対的な比較
    3. 接着剤の種類、原材料
    4. 木質系材料の製造方法 (接着剤の使用方法)
    5. 新しい接着剤
    6. その他
  7. その他の建材への対応
    1. 建材における安全、安心への取り組み状況
    2. 高分子系建材の耐久性の予測方法
    3. その他
    • 質疑応答

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4階 第2特別講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/7 異種材料接着に向けた金属の表面処理技術と接着性の改善 オンライン
2024/5/8 高分子の接着性改善と表面処理、界面の構造評価技術 オンライン
2024/5/8 自動車の電動化に向けた半導体封止樹脂の設計と評価 オンライン
2024/5/9 高分子材料 (樹脂・ゴム材料) における変色劣化の機構とその防止技術 オンライン
2024/5/10 熱分析の基礎と測定・解析技術 オンライン
2024/5/10 熱分析による高分子材料 (プラスチック・ゴム・複合材料) の測定・解析の基礎とノウハウ オンライン
2024/5/10 高分子材料の粘弾性の基礎と応力/ひずみの発生メカニズムとその制御・評価技術 オンライン
2024/5/13 高分子材料のトライボロジー: トライボロジーの基礎から摩耗・摩擦低減技術の手法と特徴まで オンライン
2024/5/14 ポリマーアロイの基本、構造・物性および新規ポリマーアロイの材料設計の必須 & 実践知識 オンライン
2024/5/14 ブリードアウトの発生メカニズムと制御、測定法 オンライン
2024/5/14 熱可塑性エラストマー (TPE) の基礎と生分解性TPEの開発 オンライン
2024/5/15 高分子の結晶化、結晶高次構造の制御、分析解析、その応用 オンライン
2024/5/15 ヒートシールのくっつくメカニズムと不具合対策、品質評価 オンライン
2024/5/15 UV硬化樹脂における硬化不良対策と硬化状態の測定・評価 オンライン
2024/5/16 二軸押出機による混練技術とプロセス最適化 オンライン
2024/5/16 高分子材料における添加剤の基礎知識と分析法、変色の特徴と分析技術 オンライン
2024/5/17 高分子材料のトライボロジー: トライボロジーの基礎から摩耗・摩擦低減技術の手法と特徴まで オンライン
2024/5/20 廃プラスチックの最新リサイクル技術の動向 オンライン
2024/5/20 導電性高分子の基礎と最新の研究動向・応用 オンライン
2024/5/21 チップレット集積技術の最新動向と要素技術展望 オンライン

関連する出版物

発行年月
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術
2016/8/31 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ
2016/6/28 異種材料接着・接合技術
2014/11/30 繊維強化プラスチック(FRP)〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/8/28 高分子の劣化・変色メカニズムとその対策および評価方法
2014/6/25 断熱フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2014/6/25 断熱フィルム 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/4/25 導電性接着技術 技術開発実態分析調査報告書
2014/2/15 3M〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/2/15 3M〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 機能性エラストマー市場の徹底分析
2013/8/5 両面接着テープ(シート) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/8/5 両面接着テープ(シート) 技術開発実態分析調査報告書
2013/8/1 難燃化の最新技術と難燃剤の選定・使用法
2013/6/26 UV・EB硬化型コート材の基礎、各種機能向上技術
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)