技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
本セミナーでは、高品質・高性能グラフェンの低コスト量産技術と用途展開に向けた機能化法について詳解いたします。
[10:30~11:30]
世界各国で開発競争が繰り広げられているグラフェンについて、実際はどのような材料であるのか、工業利用を目指した合成技術、および量産技術確立への展望などについて議論する。さらに現在進められている用途開発と直面する課題について検討し、グラフェンの可能性と今後の展開について把握する機会としたい。
[11:40~12:40]
黒鉛は安価かつ入手容易な結晶性炭素材料である。黒鉛を1枚ずつ剥離すればグラフェンが得られる。実用的に使用する際には粉体または分散液として取り扱うことが望ましいが、グラフェンは凝集するため1枚の構造を保つことが極めて困難である。そこで、酸化により極性官能基を導入し、極性溶媒への分散性を高める方法が採られている。ところが、酸化によりグラフェンに望まれる特性が失われてしまうため、酸素官能基の導入を極限まで減らしたいという要望も強い。
[13:20~14:20]
太陽電池、リチウムイオン電池、キャパシタなどの電池材料へグラフェンを応用する場合は低コストで高速生産が可能な量産化技術の開発が必須である。
グラフェンを短時間で製造できる様々な溶液・流体プロセスの紹介を行う。また、リチウムイオン電池、キャパシタ電極材料応用を目指したグラフェン表面へのナノ活物質の担持技術、3次元アセンブリー技術、層間制御による高エネルギー密度電極材料応用技術など、グラフェンの機能化と先端電池材料応用への研究成果を紹介する。
[14:30~15:30]
近年、グラフェンの研究開発が盛んになり、基礎研究から応用研究、そして実用化の段階に至るにつれて、その有用性が広く知られるようになってきております。弊社においても、このグラフェンの有望性に着目して研究開発をすすめ、まずは多層のグラフェンに対する量産化技術を確立しました。そして、iGurafen®という商品名で製品化を行い、粉末、表面処理品、分散液などの形態で提供しています。単層グラフェンに対する開発も進めております。
弊社における取り組みの実例を中心として、グラフェンの高機能性、用途展開などについて解説したいと思います。
[15:40~16:40]
情報革命の次は、グラフェンによる素材革命であると言われている。何故か?グラフェンは、CNTなどと同じ炭素ナノ素材でありながら、炭化水素からCVDなどにより合成しなくても、地球上に1億トン以上埋蔵されていると言われている天然の黒鉛そのものが、グラフェンの塊だからである。 この1kg2ドルの天然黒鉛を剥離すると高純度のグラフェンが精製される。
効率的な天然黒鉛剥離によるグラフェンの超低コスト・大量生産の基盤技術をご紹介し、この技術により、どのような素材革命が起こるか展望する。
S&T出版からの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
---|---|---|---|
2024/5/7 | 電子部品の特性とノウハウ (2日間) | オンライン | |
2024/5/7 | ペロブスカイト太陽電池における塗工・乾燥のスケールアップ | オンライン | |
2024/5/17 | 入門 インピーダンス測定法とリチウムイオン電池への応用 | オンライン | |
2024/5/24 | カーボンナノチューブの基礎とリチウムイオン電池への応用 | オンライン | |
2024/5/28 | 車載電池・リチウムイオン電池の爆発・火災事故の傾向、 その安全性向上技術、過酷試験の進め方、規制対応 | オンライン | |
2024/5/28 | ペロブスカイト太陽電池入門 | オンライン | |
2024/5/30 | EVを始めとした次世代自動車の普及展望とリチウム、コバルトなどLiB用金属資源の今後 | オンライン | |
2024/5/31 | リチウムイオン電池電極スラリーの分散、混練技術とその最適化 | オンライン | |
2024/5/31 | xEV用リチウムイオン電池の輸送規則 | オンライン | |
2024/6/4 | 欧州のxEV及び電池業界動向 | 東京都 | オンライン |
2024/6/5 | プラズマCVDによるナノ・微粒子材料の作製技術とプロセスモニタリング | オンライン | |
2024/6/6 | ナノカーボン材料 (カーボンナノチューブ・グラフェン) の分散技術・凝集制御における物理化学の基礎と分散状態の観察・評価 | オンライン | |
2024/6/7 | xEV用リチウムイオン電池の輸送規則 | オンライン | |
2024/6/12 | EV用リチウムイオン電池および全固体電池のリサイクル | オンライン | |
2024/6/14 | バッテリマネジメントシステムの基礎とバッテリパックの設計手法 | オンライン | |
2024/6/17 | リチウムイオン電池の開発方向性と寿命・SOH推定の考え方 | オンライン | |
2024/6/18 | ナノカーボン材料 (カーボンナノチューブ・グラフェン) の分散技術・凝集制御における物理化学の基礎と分散状態の観察・評価 | オンライン | |
2024/6/19 | 電気自動車におけるバッテリーマネジメントの基礎知識 | オンライン | |
2024/6/19 | 電気化学測定の基礎と実験データの解釈のポイント | オンライン | |
2024/6/27 | リチウムイオン電池のリサイクル・リユースの動向と今後の展望 | オンライン |
発行年月 | |
---|---|
2023/11/30 | EV用電池の安全性向上、高容量化と劣化抑制技術 |
2023/11/29 | リチウムイオン電池の拡大、材料とプロセスの変遷 2023 |
2023/11/29 | リチウムイオン電池の拡大、材料とプロセスの変遷 2023 [書籍 + PDF版] |
2023/6/14 | 車載用リチウムイオン電池リサイクル : 技術・ビジネス・法制度 |
2023/6/9 | 2023年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望 |
2023/4/6 | 電池の回収・リユース・リサイクルの動向およびそのための評価・診断・認証 |
2023/3/10 | 2023年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望 |
2023/2/28 | リチウムイオン電池の長期安定利用に向けたマネジメント技術 |
2023/1/16 | ペロブスカイト太陽電池〔2023年版〕 (PDF版) |
2023/1/16 | ペロブスカイト太陽電池〔2023年版〕 |
2022/10/17 | リチウムイオン電池の拡大と正極材のコスト & サプライ |
2022/10/17 | リチウムイオン電池の拡大と正極材のコスト & サプライ (書籍 + PDF版) |
2022/9/16 | 2022年版 蓄電池・蓄電部品市場の実態と将来展望 |
2022/9/14 | リチウムイオン電池の製造プロセス & コスト総合技術2022 (進歩編) |
2022/9/8 | リチウムイオン電池の製造プロセス & コスト総合技術2022 (基礎編) |
2022/9/8 | リチウムイオン電池の製造プロセス & コスト総合技術2022 (基礎編 + 進歩編) |
2022/8/19 | 2022年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望 |
2022/6/30 | 二次電池の材料に関する最新技術開発 |
2022/6/17 | 2022年版 電子部品市場・技術の実態と将来展望 |
2022/6/13 | LiBメーカー主要7社 |