技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

PIC/S・国内GMPに対応した医薬品原料のサプライヤー管理

選定基準や原料供給業者とのとりきめ事項など、具体的な事例をもとに解説

PIC/S・国内GMPに対応した医薬品原料のサプライヤー管理

~原料供給業者の選定・評価とオーディット~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、PIC/S・国内GMPに対応した医薬品原料のサプライヤー管理について詳解いたします。

開催日

  • 2015年7月8日(水) 12時20分 17時10分

プログラム

 製造販売業者や製造業者が、医薬品を製造するために購入する原料の安定した品質確保を図るため、重要な原料、中間体、中間製品、資材、製造設備・機器を納入する製造業者 (サプライヤー) の適格性を、常時に評価・管理することが重要である。
 2013年8月のGMP施行通知の一部改正においても、PIC/S GMPを踏まえた上でサプライヤー管理が、医薬品の品質管理にとっての重要事項であるとして明確に位置付けられることとなった。
 サプライヤー管理の対象は、原則として承認・許可申請中のものも含め、既承認医薬品に係る他社製造業者の製造所を対象とする。

  • 製剤・包装工程での製造に使用される原料・資材製造業者
    • 原料:有効成分 (API) 、その他必要な副原料
    • 資材:容器、内袋、表示資材
  • 原薬出発原料製造業者
  • 受託製造業者 (以下、「受託者」という) (原薬中間体、製剤・包装)
  • 原薬工程で用いる試薬・溶媒の製造業者
  • 医薬品製造に関連する設備・機器類の製造または販売業者
  • コンピュータシステムサプライヤー
  • 微生物試験の培地製造業者

 なお必要に応じて、上記以外のサプライヤーについても適宜、選定・評価とオーディット評価を実施する。
グローバルな医薬品供給時代の到来、そして益々重要度を増すこととなった、原料供給業者の選定・評価法について、実際に演者が体験した国内外の多くの事例に基づき、その方法について講演する。

  1. サプライヤー管理における供給業者の選定評価と契約のポイント
    1. はじめに
    2. PIC/S、国内GMP対応したサプライヤー (供給業者) 管理
    3. サプライヤーの選定評価
    4. 製造業者との品質取り決めのポイント
  2. PIC/S GMPを踏まえた、受け入れ試験実施およびサンプリングの手法
    1. サプライヤー管理における受け入れ試験およびサンプリング
    2. 原則および採取する職員
    3. 出発原料のサンプリング
  3. サプラアイヤーオーディットのポイント
    1. オーディット
      • サプライヤーオーディットとは (レギュレーションと監査システム)
      • 委託製造先 (外部監査) とサプライヤーオーディットについての違い
      • 供給業者選定におけるオーディットの位置と比重
      • 供給業者に求められる品質保証
      • オーディットのタイミング
      • 委託・納入先との適正な品質保証システムとは
        (供給業者との契約、及び第三者オーディット体制も含めて)
    2. 手順
      • オーディットの手順の実際
      • 新規サプライヤー、認定評価済サプライヤー
      • 計画、準備資料、事前訪問、ラップアップミーティング、フォローアップ 等
    3. 評価方法
      • オーディットによる評価法と重要ポイント
        • 重要ポイント (技術移管、遵守事項)
        • 監査における留意点と監査項目
        • チェックリストによる詳細確認事項の具体例
        • 海外供給業者へのオーディット手順と評価法
          (包装、製剤、API、原料中間体、資材容被製造施設、及び試験施設に対するオーディットの違いと、実施例)
    4. リスクに応じたオーディットシステム、及び今後の課題
    • 質疑応答

講師

会場

株式会社 技術情報協会

セミナールーム

東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,500円 (税別) / 51,300円 (税込)
複数名
: 42,500円 (税別) / 45,900円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 42,500円(税別) / 45,900円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,500円(税別) / 51,300円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 85,000円(税別) / 91,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 127,500円(税別) / 137,700円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/10/1 バイオ/抗体医薬品 CMC申請・CTD作成/品質試験・規格設定コース オンライン
2024/10/1 バイオ医薬品/抗体医薬品におけるCMC薬事申請・CTD作成とCMC薬事デザインのポイント オンライン
2024/10/1 バイオ医薬品開発を目的としたタンパク質溶液の安定化と添加剤の効果/選定 オンライン
2024/10/2 GDPガイドライン入門講座 オンライン
2024/10/2 QA/QCが知っておくべき (開発段階を含めた) 分析法バリデーションの基礎 オンライン
2024/10/2 GDP対応のための文書整備、流通業者管理と実務対応のポイント オンライン
2024/10/2 中国・香港・台湾・韓国・インド・ASEAN主要国の薬事規制比較と現地対応ノウハウ オンライン
2024/10/2 ペプチド医薬品原薬の製造プロセス開発とスケールアップの留意点 オンライン
2024/10/2 医薬品製造所におけるGMP管理・文書の基本 オンライン
2024/10/2 治験に関わるベンダーの要件調査と監査 オンライン
2024/10/3 滅菌、無菌性保証関連のPMDA回収情報分析およびQMS等外部立入り審査時の注意点 オンライン
2024/10/4 メディカルライティング入門講座 オンライン
2024/10/4 医薬品の品質保証 (QA) / 品質管理 (QC) における具体的対応手法 オンライン
2024/10/4 原薬GMP/ICH Q7・Q11の要件理解と原薬プロセスバリデーション実施時の注意点 オンライン
2024/10/4 試験室におけるデータインテグリティ対応のポイント オンライン
2024/10/4 新規モダリティの事業価値評価とGO/No-go意思決定のポイント オンライン
2024/10/6 GVP省令要求対応: ファーマコビジランス研修の内容と実施時の留意点 オンライン
2024/10/7 現場で役に立つCAPA (是正予防・予防処置) 導入手順・事例と根本的原因分析入門講座 オンライン
2024/10/7 医薬品製造における異常・逸脱管理とインシデンツ対応 オンライン
2024/10/7 再生医療等製品における治験薬製造の進め方とトラブル対応 オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/3/29 治験中 / 市販後における3極安全性情報の収集・報告・評価実務と相違
2012/3/13 超入門 GMP基礎セミナー
2012/3/5 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/16 システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法
2012/2/14 LIMS導入に関する導入の留意点セミナー
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2012/1/20 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/12/8 最新のCSV動向および21 Part 11も視野に入れたFDA査察対応方法
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針