技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

次世代自動車における駆動源及び室内環境の現状・課題把握と空調システム・熱マネジメントへの要求と改善

次世代自動車における駆動源及び室内環境の現状・課題把握と空調システム・熱マネジメントへの要求と改善

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、次世代駆動源車両に必要とされる熱マネジメント技術を解説いたします。

開催日

  • 2015年5月25日(月) 11時00分 16時30分

修得知識

  • 自動車の熱マネジメント技術
  • 排熱回収技術
  • 自動車の駆動源変遷とその課題

プログラム

 自動車の駆動源は大きく変遷しており、エンジンの熱効率改善やアイドルストップのような最小限の変更から電気自動車や燃料電池自動車までいろいろな駆動源が開発され、市販されている。このような駆動源の変遷に応じた空調や冷却システムが必要になっている。

  1. 地球環境からの要請
    1. 温暖化 … 地球温暖化の状況、その原因、太陽の黒点活動、CO2増加と平均温度変化
    2. 資源枯渇 … ピークオイル理論、種々の化石燃料の可能年数、米国第四艦隊
    3. シェールガス/シェールオイル … 状況、価格調整不調、ルーブルの下落、ピークオイル理論の修正
    4. 原発停止 … 3.11、CO2排出量変化、円の流出
  2. 駆動源の変遷
    1. IEAブルーマップ … 駆動源変遷の予想、IEAマップの読み方
    2. 軽自動車 … 仁義なき戦い 軽自動車燃費競争、搭載技術、ダイハツとスズキの比較、燃費改善効果の分析
    3. 内燃機関の効率 … ガソリンとディーゼルの効率改善、WTI原油先物チャート
    4. クリーン・ディーゼルの魅力 … ガソリンエンジンとの比較 (3原理) 、従来の課題、その解決方法 (SKY-D)
    5. 欧州流ダウンサイジング … ダウンサイジングとは、どうして日本のターボ車は消えたか?、どうして復活したか?本当の目的は?
    6. 電気自動車 … どうして市販されたか?、課題は?
    7. ガソリン車 対 電気自動車比較 … 走行時のエネルギ効率は?、いろいろ考慮したエネルギ効率は?、国別の違い
    8. 燃料電池自動車 … 構造は?、目的は?、将来性は?
    9. エネルギ効率と実用性 … 走行時のエネルギ効率→Well to Wheel→ライフ→実用性 (充電時間×回数)
  3. 自動車を取り巻く環境変化
    1. WLTP 燃費規制 … 何が変わるか?
    2. エミッション規制
  4. 自動車に使われる熱交換器
    1. エンジン冷却系
    2. 空調系
    3. モータ、インバータ冷却系
    4. 駆動用電池用
  5. 電気自動車用エアコンとは … ヒートポンプの特徴は?
    1. 方式と現行空調システムとの比較
    2. 低外気温への対応 … 可能か?
    3. 廃熱利用の可能性は
  6. ハイブリッド車用エアコン … ハイブリッド車とプラグイン・ハイブリッド車で違いは?
  7. クリーン・ディーゼルエンジン車用暖房とは … 空調の課題は?
  8. アイドルストップ対応車の空調 … 快適な空調を維持するには?
  9. 熱マネジメント … 可能性がある熱マネジメントとは?
    1. 排熱回収システム (ランキンサイクル、冷却水加熱)
    2. 蓄冷/蓄熱システム
    3. 新しい冷凍サイクルの可能性 … 冷媒動向
  10. エアコンシステムの改善 … エアコンの改善とは?
    1. 空調シート
    2. 内部熱交換器
    3. 換気熱回収
    4. デシカント空調
  11. 空調システムの変化による部品、内装材の動向は?
    1. ガラス
    2. 断熱材
    3. 断熱材/真空断熱材
  12. 駆動用電池の温度管理
    1. 方式比較
    2. 選定
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

東京都立産業貿易センター 浜松町館

中3F 第6会議室

東京都 港区 海岸1-7-8
東京都立産業貿易センター 浜松町館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/8 ソニー・ホンダモビリティ、Tesla、BYDのEV開発戦略 東京都 オンライン
2024/5/8 自動車の電動化に向けた半導体封止樹脂の設計と評価 オンライン
2024/5/13 欧州のサーキュラーエコノミー政策動向とELV (廃自動車) 規則案 東京都 会場・オンライン
2024/5/14 人間-機械 (自動車) インターフェイス製品の人間工学の考え方とその評価 オンライン
2024/5/14 EV×グリッド活用と今後のビジネスチャンス 東京都 会場・オンライン
2024/5/16 xEVにおける車載電子製品のサーマルマネジメント 東京都 会場・オンライン
2024/5/21 xEVのPCU (パワーコントロールユニット) と自動車用パワーエレクトロニクスの技術動向 東京都 会場
2024/5/22 湿気・湿度現象の科学と各種産業分野における調湿技術の現状および研究開発動向 オンライン
2024/5/27 ホログラフィ技術の基礎と車載用ヘッドアップディスプレイへの応用 オンライン
2024/5/27 EVの最新技術動向と将来展望 オンライン
2024/5/28 車載電池・リチウムイオン電池の爆発・火災事故の傾向、 その安全性向上技術、過酷試験の進め方、規制対応 オンライン
2024/5/28 自動車シートの座りを人間工学の眼で観る オンライン
2024/5/30 EV用モータの技術トレンド 東京都 会場・オンライン
2024/5/30 EVを始めとした次世代自動車の普及展望とリチウム、コバルトなどLiB用金属資源の今後 オンライン
2024/5/30 自動車産業のサプライチェーンと業界動向 オンライン
2024/5/31 車載半導体の最新技術と今後の動向 オンライン
2024/5/31 特許から紐解く、自動運転の将来とは? 東京都 会場・オンライン
2024/6/4 欧州のxEV及び電池業界動向 東京都 オンライン
2024/6/7 CASE実現のための車載機器の熱対策と冷却技術の具体的実践技術 オンライン
2024/6/7 NTTグループの自動運転支援サービス 東京都 会場・オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/4/15 無人配送車・システム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/15 無人配送車・システム 技術開発実態分析調査報告書
2024/4/8 自動車車内の音静粛化技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/8 自動車車内の音静粛化技術 技術開発実態分析調査報告書
2024/1/31 車室内空間の快適性向上と最適設計技術
2023/11/30 EV用電池の安全性向上、高容量化と劣化抑制技術
2023/11/15 EV用モータの資源対策
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢) [書籍 + PDF版]
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢)
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題)
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題) [書籍 + PDF版]
2023/6/14 車載用リチウムイオン電池リサイクル : 技術・ビジネス・法制度
2023/5/19 世界の充電インフラ 最新業界レポート
2022/12/31 機械学習・ディープラーニングによる "異常検知" 技術と活用事例集
2022/6/30 自動運転車に向けた電子機器・部品の開発と制御技術
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/6 EV、PHEV、HEVと燃料電池車の環境・走行性能分析 (書籍版)
2022/5/6 EV、PHEV、HEVと燃料電池車の環境・走行性能分析 (書籍+PDF版)
2022/4/15 2022年版 スマートモビリティ市場の実態と将来展望
2022/3/9 EV用リチウムイオン電池と原材料・部材のサプライチェーン (書籍版)