技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品LCM延長戦略事例・判例のウラ側と見落としがちな権利化の穴

目からウロコ!常識が覆った!

医薬品LCM延長戦略事例・判例のウラ側と見落としがちな権利化の穴

~知っておきたい裁判例、各社LCM事例 (賢い事例や大失態事例) から学ぶ~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、医薬品のライフサイクル延長について基礎から解説し、LCM戦略の具体的なポイントを各社事例を交えて詳解いたします。

開催日

  • 2015年2月25日(水) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 医薬品・製剤に関連する企業で医薬品のライフサイクル延長が求められている担当者、管理者
  • 医薬品・製剤に関連する技術者、管理者

修得知識

  • 医薬品のライフサイクル延長の基礎
  • 他社のライフサイクル延長の事例

プログラム

 2010年問題もほぼ終了し、各社の医薬品のライフサイクルマネジメント (LCM) 、ライフサイクル延長戦略が見えてきました。また、その結果を踏まえて、2014年から数千億円~1兆円を超えるM&Aが多発し、第二次医薬品業界の再編が加速しています。
 先発メーカーによるライフサイクルマネジメント (LCM) を意識した賢い戦略事例があり,逆に後発メーカーによる先発メーカーの延長戦略網の不備を巧みに突いた事例も見られます。お互いに知力を尽くした攻防は,戦国時代の知略・戦略を思い起こさせ,小説や映画の世界をも凌ぐストーリー展開を見せる。社運をかけた戦い,まさに死闘です。その中でたった一つのことばの不備が巨額の損失につながり、研究者の素晴らしい研究自体が「一瞬にして徒労に帰す」ことも現実のものとなっています。どうしてこんなことが起こるのでしょうか。研究者は、自分の研究がいかに「活かされるか、実際に役に立つか」について最後まで責任を持つこと、が出来ていません。そして、それは何も対応しないと、必ず再発します。もう他社の出来事では済まされないのです。
 本セミナーは、知っておくべきLCM 戦略について実践例を踏まえてわかりやすい解説が受けられます。また、ジェネリックメーカーの視点から見たLCM延長戦略の穴や、先発メーカーが気づかないジェネリックメーカーの智慧・知財洞察力についても学べます。
 本セミナーで学び、知財に携わっている方はもちろん、知財に馴染みのない現場の研究者,製品開発,事業開発に携わる方々にも,LCM を提案するアイデアやヒントをつかんで、実践に活かしていただきたいと思います。

  1. 創薬研究のパラダイムシフト
    1. 第二次業界再編、変化する創薬、開発研究のカルチャー
    2. 開発中止理由の変化ほか
  2. 変化する研究環境
    1. 薬価の制度の変化
    2. 方針を180度急転換した薬事行政
    3. 後発医薬品の承認方針の激変ほか
  3. LCMに関する基礎知識
    1. 法律と審査基準
    2. 研究者に直接関係する特許法条文
    3. 特許クレームのことば一つで権利化の成否が変わる
    4. 研究者・マネジメントの会社を潰す駄目な行動ほか
  4. 特許期間延長制度活用によるLCM戦略事例検討とそのウラ側にある権利化の穴
    1. 日・米・欧3極の特許期間延長制度
    2. 製剤特許、用途特許、用法・用量特許、併用・配合剤の期間延長問題ほか
  5. 各社のLCM戦略事例検討とそのウラ側にある権利化の穴
    1. 特許戦略と係争事例から学ぶ
      • 成功例、失敗例その原因分析に学ぶ
    2. 実際の先発メーカー各社のLCM戦略を学ぶ
      • 先発メーカー各社の医薬品の実例とその裏側 LCM戦略の中でも製剤特許、塩特許、結晶多形特許、用法用量特許、用途特許など事例を紹介し、 自社医薬品への応用を促す。また、落とし穴から学び、LCM戦略を再度見直す。
    3. ジェネリックメーカーの智慧に学ぶ
      • 先発特許明細書の読み込みポイントと知財洞察力を学び、自社特許の落とし穴を発見する力を養う。
    4. バイオ関連特許の判例とLCM戦略
      • バイオシミラーの承認申請とバイオ後発品
      • バイオシミラーと特許事例
      • 生物関連発明の審査基準ほか
  6. 研究者と知的財産担当者の協力から生み出される知恵に学ぶ
    • 多様化する先発メーカーの販売戦略
    • 研究者のLCM戦略に対する気づきほか
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 嶋田 薫
    ラクオリア創薬 株式会社
    研究開発エグゼクティブ・ディレクター

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第3講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/10 QMS構築によるオーバークオリティ判断と治験効率化にむけた活用 オンライン
2024/12/11 医薬品ライセンス基礎講座 2日間講座 オンライン
2024/12/11 開発段階に応じた治験薬GMP対応とICH Q14 (分析法の開発) への取り組み オンライン
2024/12/11 炎症性腸疾患における治療・薬剤選択の実際と今後の展望 オンライン
2024/12/11 医薬品モダリティ (抗体/核酸/中分子/再生医療) の実用化とDDS技術の特許戦略 オンライン
2024/12/11 動物用医薬品・体外診断薬における薬事規制と国内外市場動向 オンライン
2024/12/11 ADCを含む次世代抗体医薬の知財戦略および強い特許明細書・クレームの書き方 オンライン
2024/12/11 EU規制をベースにしたPharmacovigilance監査の基礎 オンライン
2024/12/11 医薬品開発におけるマーケティングリサーチ手法およびデータの捉え方・活用のポイント オンライン
2024/12/11 標準品の品質試験法設定の基礎と注意点 オンライン
2024/12/12 開発段階 (求められる要件) に応じたQbDによる製剤開発と品質規格・Validation実施範囲 オンライン
2024/12/12 GLP省令の基礎知識とGLP試験における現場調査 (試験操作調査と施設調査) 手法 オンライン
2024/12/12 バイオ医薬品の原薬製造における外来性感染性物質のクリアランスと安全性試験 オンライン
2024/12/12 残留溶媒に関する規制と申請上の留意点、規格値設定の考え方 オンライン
2024/12/12 医薬品開発における非臨床安全性評価とCTDの記載・信頼性確保 オンライン
2024/12/12 原薬GMP/ICH Q7・Q11の要件理解と原薬プロセスバリデーション実施時の注意点 オンライン
2024/12/13 デスクトップで行う医薬品市場予測のスキルアップと精度向上 オンライン
2024/12/13 現場の視点で考える効果的な洗浄バリデーションのポイントと継続的な検証 オンライン
2024/12/13 承認申請プロセスに関わるPMDA提出資料 (CTD/照会事項回答) 作成のポイント オンライン
2024/12/13 英文メディカルライティング基礎講座 オンライン