海外技術移転における中国・アジア現地企業とのライセンス契約の基礎、実務と留意点
~25年以上にわたる国際法務のベテラン弁護士によるライセンス契約のノウハウ~
東京都 開催
会場 開催
概要
本セミナーでは、海外への技術移転において、実務でよく発生するトラブルと対策などライセンス契約の実務に必要不可欠なポイントを法務部以外の方にもわかりやすく解説いたします。
開催日
-
2015年1月15日(木) 13時00分
~
16時30分
修得知識
- 海外への技術移転に伴うライセンス契約の作成ポイント
- 中国・アジア各国の特有の法規制
- 日本企業がしばしば巻き込まれるトラブルの事例と対処法
プログラム
近時、多くの日本企業が、中国・アジア各国の企業へ技術移転を行っています。今回は、25年以上にわたって国際法務の第一線で活躍している弁護士が、中国・アジア各国の現地企業へ技術移転する際におけるライセンス契約の基本的なポイント、トラブル事例について、法務部以外の部門の方にも理解できるように分かりやすく解説します。
講演内容としては、まず、技術移転にあたって事前に検討すべき事項を整理します。次に、海外への技術移転にあたり特に重要となる技術ライセンス契約につき、その作成、締結のポイントを、サンプル契約書の条文に沿って解説します。更に、中国・アジア各国の技術移転に関連する法制度を説明します。最後に、中国・アジア各国への技術移転に伴って実務上よく発生するトラブル事例とその対応策を解説します。
- 海外技術移転におけるライセンス契約の基礎
- 技術移転に際して契約を進める上での留意点
- 契約締結までの流れ
- 契約対象の権利の分類・取得方法・移転方法
- 権利の分類
- 権利の取得方法
- 権利の移転方法
- 技術提供する側/提供を受ける側での留意点
- e.g. 事業におけるライセンスの位置づけ、事前調査
- 契約書の作成段階で検討すべき条項例と留意点
- 定義
- 許諾権利
- 許諾製品
- 地域
- 実施許諾
- e.g. ライセンスの種類、サブライセンスの許諾、
- 競合品
- e.g. 競合他社からの類似技術のライセンスの禁止
- 技術情報の範囲と開示
- 対価
- 保証・責任
- 改良技術
- 秘密保持
- 契約期間・解除
- 終了時の措置ほか
- 各国特有の規制に対応する条項
- 各国の特有の法規制
- 中国
- 台湾
- 韓国
- インド
- タイ
- インドネシア
- ベトナム
- マレーシア
- 実務上、よくあるトラブル事例と対応策
- ロイヤリティを巡るトラブル
- e.g. 契約登記の不備を理由とするロイヤリティ支払いの拒絶
- 秘密情報の流出
- 保証責任を巡るトラブル
- e.g. ライセンサーに対する非侵害、完全性の保証責任の追及
- 改良技術を巡るトラブル
- e.g. 改良技術の実施に対する対価要求、改良技術の開示要求
- 許諾地域外への販売
- e.g. ライセンシーの販売店による許諾地域外への輸出
- ライセンス製品の横流し
- 契約終了後の技術の継続使用要求
- e.g. 技術輸出入管理条例の誤った理解に基づく継続使用の要求
講師
黒田 健二 氏
黒田法律事務所 / 黒田特許事務所
代表
主催
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お問い合わせ
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)
受講料
1名様
:
38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
:
20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
- 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
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