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電子ペーパーにおける基礎技術・課題、開発動向と今後の展望

電子ペーパーにおける基礎技術・課題、開発動向と今後の展望

~今さら聞けない電子ペーパー技術を徹底解説!~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、電子ペーパーの歴史から、今後の展望について解説いたします。

開催日

  • 2014年2月25日(火) 10時30分 16時30分

プログラム

 電子ペーパーの特長は、紙への印刷物ライクの「視認性」、電源を落としても画像が消えない「メモリー性」、簡単には壊れない「フレキシブル性」にあると言われている。
これらの特長を切り口に、電子ペーパーの歴史から今後の展望までを追っていく。特に最大の特長である「視認性」の観点からは、電子ペーパーの現状がどうなっているのか、この特長から新たな方向性が見い出されていくのかについてフォーカスしたい。

  1. 電子ペーパーの定義と基本原理
    1. 電子ペーパーの守備範囲:読むためのディスプレイvs見るためのディスプレイ
    2. 液晶ディスプレイとの比較:バックライトフリーの意味
    3. 画像表示の3つの方法:色を変える、発光させる、物を動かす
    4. 電子ペーパーの特長:視認性、メモリー性、フレキシブル性
    5. (蚊取りラケットを電源に用いた) ツイストボール方式のデモ実験
  2. 電子ペーパーの表示方式とその特長
    1. 粒子の移動/回転方式:電気泳動、In-plan、ツイストボール
    2. 液晶方式:コレステリック液晶、ポリマーネットワーク方液晶、メモリー性液晶
    3. 電気化学方式:エレクトロクロミック、エレクトロウェッティング
    4. その他の方式:MEMS
  3. 最近の技術動向
    1. フロントライトの採用
    2. 電子ペーパーのカラー化
  4. 電子書籍端末の現状と動向
    1. 電子書籍端末の歴史
    2. 電子書籍端末の現状:タブレットPCとの競合、紙の書籍との競合
    3. 課題と今後の展望
  5. 電子ペーパーの現実と活路
    1. 視認性:「電子ペーパーは目に優しい」は都市伝説か?
    2. メモリー性:本当にメモリー性は必要か?
    3. フレキシブル性:フレキシブルの意義は?
  6. 用途展開
    1. デジタルサイネージ
    2. 第二世代の電子ペーパー
    3. 東京オリンピックに向けて
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 前田 秀一
    東海大学 工学部 光・画像工学科
    教授

会場

東京流通センター

2F 第3会議室

東京都 大田区 平和島6-1-1
東京流通センターの地図

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,667円 (税別) / 44,800円 (税込)
複数名
: 35,667円 (税別) / 37,450円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
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