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はじめての英文契約書実務 (全3回)

新任者にも良く解る

はじめての英文契約書実務 (全3回)

東京都 開催 会場 開催

英文契約書のセミナーを3テーマセットにした特別コース!

概要

本セミナーは英文契約書のセミナーを3テーマセットにしたコースです。
セット受講で特別割引にてご受講いただけます。
通常受講料 : 94,500円 → 割引受講料 75,000円

開催日

  • 2013年11月27日(水) 13時00分 17時00分
  • 2013年12月18日(水) 13時00分 17時00分
  • 2014年1月15日(水) 13時00分 17時00分

受講対象者

  • 海外の取引先・スタッフとの会議・連絡・折衝・交渉が必要な方、これから携わる方
    • サービス部門
    • 製造部門
    • 技術部門 (設計、開発部門、技術指導)
    • 営業部門 (品質保証部) など
  • 通常業務で英語の書類を扱う方、これから扱う方
    • 契約書
    • 設計書
    • 仕様書
    • 指示書
    • 取扱説明書
    • マニュアル
    • 論文
    • 特許
    • テクニカルライティング
    • 翻訳 (英和 / 和英)
  • 技術英語の指導者
  • 海外とのビジネスが増加傾向にある方
  • 海外企業との連携を担当している方、これから担当する方
  • 海外赴任を予定されている方

プログラム

 2012年末の政権交代を機に円安トレンド、TPP交渉参加により、海外取引が益々活発化しています。国内外の競争激化を生き抜く産業界にとって、国際取引ツールとして英文契約の重要性は更に大きくなっています。英文契約書に対する理解、知識、読み方・書き方のスキル取得は、多少とも海外取引に携わっておられる担当者、管理者、経営者の方々にとっては、無関係では済まされない時代です。
 今回の英文契約セミナーは、日常的に多忙を極めるこうしたお立場の方々、また、新たに英文契約書に携わる方々を対象に、ごく短時間に英文契約の全体像、読み方・書き方の基礎を学び、同時にそれらの実務を速習して頂くために準備されました。講義の第1回は英文契約の「全体像とものの考え方」、第2回は英文契約の「読み方」実務、第3回は「書き方」実務です。各回の講義内では、受講者の皆様に参加して頂く「演習」 (*) の時間を取り入れ、一方通行で講義を聴くだけという現状から一歩進めたセミナー形式を採用しています。
 講師には、SSKセミナーでもレギュラー出演の国際取引と英文契約実務経験二十数年のベテランを招き、実体験を踏まえて、分かりやすく解説してもらいます。

  • 前シリ-ズとは異なる新しい簡単な課題を解いて頂きます。

第1回 基礎から分かる英文契約書実務 (入門編) ※質疑応答/名刺交換あり

(2013年11月27日 13時~17時)

【第1部 一般知識総ざらい】

  1. 英文契約書の構造
     様式化された4つの部分に分解して理解。法律背景についても解説。
    1. 冒頭部分 (契約の効力発生日、前文、約因文言)
    2. 実質条項部分 (契約当事者の権利・義務に関する条文)
    3. 一般条項部分 (契約の運営・解釈・紛争処理に関する条文)
    4. 末尾文言部分 (隔地者間の調印、効力発生時期)
  2. 英文国際契約のものの考え方とは
    1. 人間性善説に立った考え方 (日本) と人間性悪説に立った考え方(欧米系) の違い
  3. 主な一般条項 (General Provisions) を理解して使う
     どのような英文国際契約にも使われる約20種類の一般条項の解説
    1. 英文契約の一般条項にはどのような役割があるのか
    2. 汎用性の大きい一般条項 (約20種類) を覚えてしまおう

実務知識の演習 : 英文契約のある一般条項の解釈と翻訳

【第2部 国際契約交渉の進め方 (基礎編) 】

  1. <Ⅰ>交渉に入る前に
    1. 英文国際契約と日本語の国内契約の違い
      1. 何故英文契約はやたらに長いのか
      2. 契約書での相手方の縛り方 (契約の相手方に対する信頼感の問題)
  2. <Ⅱ>契約交渉の手続き例
    1. レター交換による交渉の留意点
    2. 初期の実質的交渉
      1. 秘密保持契約の締結・調印
      2. 合意形成と議事録minuteの作成
    3. 「レター・オブ・インテント」 の締結
      1. 「レター・オブ・インテント」の機能と法的効力、実例
    4. 最終的な契約交渉
      1. 最終契約案をどちら側が作成するか
      2. 交渉決裂の場合も考えながら交渉する
      3. 契約に落ちがないかの検証と準拠法・使用言語・紛争解決手段等の規定の挿入
      4. 締結 (調印の仕方、綴じ方)
    5. 契約締結後の手続
      1. 契約書の引渡し
      2. 調印権限の問題

第2回 分かりやすい英文契約書の「読み方」 (速習編) ※質疑応答/名刺交換あり

(2013年12月18日 13時~17時)

  1. はじめに
    1. 英文契約書を読むのに法学部出身者でなければならないのか
    2. 英語はどの程度できればよいのか
    3. 揃えるべき道具は
    4. 論理的な思考術とディベート術 他
  2. 法律英語の特徴 (助動詞、専門用語、長い複雑な条文構造)
    1. 法律英語の文法-特に助動詞shallの使い方
    2. 専門用語 (ラテン語、法律用語と一般用語の大きな違い)
    3. 長い複雑な構文 (修飾語、句、節の掛かり方のルール)
  3. 英文契約の基礎用語例と活用事例
    1. 英文契約業務のO.J.T.実施法
    2. 使用頻度の高い契約専門用語・慣用句
    3. 間違いやすい法律用語
  4. 英文契約上のものの考え方
    1. はじめに
    2. 英米契約法上の重要な法原則 (Parol Evidence Rule, Estoppel,等)
  5. 英文契約の基本的骨組み
    1. 英文契約の特質 (日本の契約との相違点)
    2. 英文契約法における契約成立の要件
    3. AgreementとContractの違い
    4. 英文契約の枠組み

課題演習 : 英文契約に関する一般的知識

  1. 英文国際契約の種類とその読み方
    1. レター・オブ・インテント (Letter of Intent) (L.O.I.)
    2. 秘密保持契約 (Non-Disclosure Agreement)
    3. 国際売買契約 (Sale of Goods Agreement)
    4. 販売店契約 (Distributorship Agreement)
    5. 技術ライセンス契約 (Technology License Agreement)
    6. 合弁事業契約 (Joint Venture Agreement)

第3回 分かりやすい英文契約書の「書き方」 (速習編) ※質疑応答/名刺交換あり

(2014年1月15日 13時~17時)

【第1部】英文国際契約の書き方ルール (雛形のコピー、のりとハサミで切り張り)

  1. 「ゼロベースから和文英訳する」方式
  2. 「類似の英文契約書の条文を編集する」方式
  3. インターネットのfindlawサイトの活用法

【第2部】英文契約書の書き方で勉強すべき要素とは何か

  1. 法律英語の特徴
  2. 法律英語の書き方実務
    • 関係副詞の使い方
    • Doublets「二重語」の使い方
    • 数字の表記
    • 修飾語・修飾節や句のかかり方

●課題演習 : 英文契約の「書き方」に関する一般知識●

【第3部】契約本文の書き方実技・小技を交えた英文契約攻略法

  1. 基本的なアプローチ
  2. 日本語の特徴を踏まえた個別的な攻略法 <その1>
    • 日本文は論理曖昧な文章が多いから、契約原案の下書きのため論理的な内容を箇条書きする
  3. 英語の特徴を踏まえた個別的な攻略法 <その2>
    • 契約文書における「条件」と「但し書き」
    • If clauseにおける時制の問題
    • 定冠詞「the」の使い方

講師

  • 野口 幸雄
    赤坂ビジネスコンサルティング
    代表

会場

クラブハウス会議室 赤坂
東京都 港区 赤坂2-5-1 東邦ビルディング 6F
クラブハウス会議室 赤坂の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 71,429円 (税別) / 75,000円 (税込)

割引特典について

本セミナーは終了いたしました。