技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

厚生労働省 事務連絡をふまえた治験関連文書の電子化と医療現場の課題

厚生労働省 事務連絡をふまえた治験関連文書の電子化と医療現場の課題

~依頼者側からの活用時の留意事項と医療現場での課題~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、治験関連文書における電磁的記録を活用するためにはどのようなことに留意すれば良いのかについて解説し、また、IRB審査資料電子化の現状から、医療機関における治験関連文書電子化の課題について詳解いたします。

開催日

  • 2013年9月30日(月) 13時00分 16時45分

受講対象者

  • IRB電子化に携わる担当者、管理者

修得知識

  • 電磁的記録を活用する際の留意事項
  • 電磁的記録を活用するための具体的手順
  • IRB電子化の現状と課題

プログラム

第1部 厚生労働省事務連絡をふまえた電磁的記録活用の際の留意点

(2013年9月30日 13:00〜14:45)

 「治験関連文書における電磁的記録の活用に関する基本的考え方について (厚生労働省医薬食品局審査管理課事務連絡,2013年7月1日) 」の内容を理解し,治験関連文書における電磁的記録を活用するためにはどのようなことに留意すれば良いのか,治験依頼者としての見解を述べる。

  • 本テーマ関連法規・ガイドラインなど
    「民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律」 (2004年12月1日法律第149号。)
    「厚生労働省の所管する法令の規定に基づく民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する省令」 (2005年3月25日厚生労働省令第44号)
    「医薬品等の承認又は許可等に係る申請等における電磁的記録及び電子署名の利用について」 (2005年4月1日付け薬食発第0401022号厚生労働省医薬食品局長通知) 及びその別添
  1. 電磁的記録を活用するために必要となる法令
  2. 電磁的記録を活用する際の留意事項
    • 電磁的記録に特性をふまえた留意事項
    • 電磁的記録を交付する際の留意事項
    • 電磁的記録を保存する際の留意事項
  3. 電磁的記録を活用するための具体的手順
    • 標準業務手順書の作成
    • 電磁的記録を交付する際に必要となる手順
    • 電磁的記録を保存する際に必要となる手順
  4. 電磁的記録の更なる活用のために
    • 質疑応答・名刺交換

第2部 医療機関におけるIRB審査資料電子化の現状と治験関連文書電子化の課題

(2013年9月30日 15:00〜16:45)

 名古屋医療センターでは、治験関連文書電子化の第一段階として、IRB審査資料を電子化している。
IRB審査資料電子化の現状から、医療機関における治験関連文書電子化の課題を考察する。

  1. 名古屋医療センターにおけるIRB電子化の現状と課題
    • IRB審査資料の流れ
    • iPadを使用したIRB審議
    • 現状の問題点
  2. IRB電子化に関する依頼者へのアンケート結果
    • PDFファイルのセキュリティ
    • PDFファイルの提供方法
    • CRAの業務量
    • 施設への要望
  3. 統一書式の押印省略に伴う運用
    • 名古屋医療センターの統一書式作成の流れ
  4. 治験関連文書を電磁的に保管するための課題
    • 厚生労働の事務連絡 (2013年7月1日) への対応
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 藤岡 慶壮
    富山化学工業 株式会社 臨床開発部
  • 平野 隆司
    独立行政法人 国立機構名古屋医療センター 臨床研究センター 政策医療企画研究部 臨床研究支援室
    治験主任

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第4講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)
複数名
: 31,000円 (税別) / 32,550円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/23 承認申請パッケージにおける海外データ利用と開発戦略 オンライン
2024/12/23 承認申請にむけた個別症例安全性報告 (ICSR) の取り扱いと評価 オンライン
2024/12/23 GMP省令対応:医薬製造所における製品品質照査と品質システムの構築 (PQS) オンライン
2024/12/24 NPV (Net Present Value) 計算による医薬品事業性評価の基礎知識 オンライン
2024/12/24 インド・中国における医薬品薬事戦略と現地対応ノウハウ オンライン
2024/12/24 核酸医薬品の品質管理および分析・評価のポイント オンライン
2024/12/24 体外診断用医薬品における承認申請書作成ノウハウおよびPMDA相談のポイント オンライン
2024/12/25 グローバル開発における承認申請のための医薬英語/英文ライティング入門 オンライン
2024/12/26 簡便化、抜け防止の観点をふまえたGMP SOP/製造指図記録書の形式・作成 (改訂) ・記入方法 オンライン
2024/12/26 再生医療等製品/細胞治療製品における規制要件の理解と申請書作成のポイント (入門講座) オンライン
2024/12/26 原薬GMP/ICH Q7・Q11の要件理解と原薬プロセスバリデーション実施時の注意点 オンライン
2024/12/27 英文メディカルライティング基礎講座 オンライン
2024/12/27 PIC/Sを踏まえた治験薬GMPガイドラインと運用上の注意点および三極 (日米欧) 規制の解説 オンライン
2024/12/27 医薬品製造現場におけるコスト削減と少人数体制のQC/QA業務効率化 オンライン
2024/12/27 ICH品質関連ガイダンス視点から考えるCTD-Q記載要求事項と効率的申請資料作成法 オンライン
2024/12/27 医薬品製造施設 (バイオ、合成原薬、固形製剤、無菌製剤) の構造設備に関わるGMP講座 オンライン
2025/1/6 開発段階に応じた治験薬GMP対応とICH Q14 (分析法の開発) への取り組み オンライン
2025/1/6 改正GMP省令、PIC/S DIガイドをふまえたGMP文書・記録の再点検 (データ改竄、捏造、隠蔽防止のための工夫) オンライン
2025/1/6 中小製薬企業のためのテーマ創出・研究開発・製品戦略の策定・推進 オンライン
2025/1/6 EU規制をベースにしたPharmacovigilance監査の基礎 オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/6/29 3極申請対応をふまえた不純物の規格設定と不純物プロファイル管理
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応
2010/8/20 3極GMP査察対応シリーズ
2010/5/27 CMCレギュレーションとドラッグマスターファイル(DMF)作成入門
2010/4/20 高血圧対応製品の研究開発動向と市場分析
2009/6/5 非GLP/GLP試験・医薬品製造の国内・海外委託と適合性調査対応
2009/2/23 社内監査の手引き
2009/2/10 臨床試験におけるEDCに関する信頼性調査への対応実践講座
2007/3/16 臨床開発におけるER/ESの活用とコンピュータシステムバリデーション実践書