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電気自動車のV2H/V2Gによる次世代モビリティとエネルギーシステム技術

Vehicle to Grid / Vehicle to Home

電気自動車のV2H/V2Gによる次世代モビリティとエネルギーシステム技術

~最新の国内・海外技術動向、実証事例、今後の展望~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2013年3月29日(金) 13時00分 16時30分

修得知識

  • 電気自動車と充電インフラ・エネルギーシステムの協調制御手法
  • スマートグリッドへの電気自動車利用に関する研究トレンド
  • 国内外のいくつかのプロジェクトの技術詳細
  • 分散型エネルギーデバイスの系統連系

プログラム

 電気自動車と充電インフラ、さらに充電インフラを支える電力エネルギーシステムや再生可能エネルギーの協調による、低炭素型モビリティ/エネルギーシステムの実現に向けた研究開発が進められています。
 電気自動車から家庭への給電を行う V2H (Vehicle-to-Home) は、非常時の電力供給や家庭用バッテリ代替として、家庭の新しいエネルギーサービスを提供します。また、電気自動車をICTにより束ねることにより、インフラバッテリとして、再生可能エネルギーの安定化や電力システムの品質維持のために活用するV2G (Vehicle-to-Grid) は、スマートコミュニティ/スマートグリッド実現の鍵となるでしょう。
 本講演では、V2H/V2Gの最新の技術動向や国内外の研究・実証事例を紹介し、自動車/電力/電機/情報通信/サービスの業界横断の必要性や、制度・規格、将来の課題や展望について考察します。

  1. 電気自動車導入時の充電インフラ・エネルギーシステムの課題
    1. 充電電力需要の解析
    2. 配電/電力システムへのインパクト
    3. スマート充電/V2H/V2Gによる対策
    4. 制御・通信インターフェースと系統連系
  2. スマート充電/V2H/V2Gの研究開発例
    1. スマートハウス/スマートコミュニティにおけるV2H/V2G (日本)
    2. V2Gによるアンシラリサービス (欧米)
    3. スマートグリッドへの統合のための実証 (デンマーク、欧米)
    4. 標準化を指向した実証 (米国、ドイツ)
  3. V2G実現に向けた研究紹介
    1. 再生可能エネルギーと電気自動車を導入したエネルギーシステムのシミュレーション
      1. Peak Shift、Peak Shaving手法
      2. V2Gアグリゲータによるクラウドストレージ
      3. V2G Fast Demand Response
    2. スマート充電/V2G制御手法の電気自動車・充電システムへの実装
      1. 制御・通信構成
      2. 電気自動車・充電システムのインターフェース
      3. 系統連系制御

  • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 太田 豊
    東京大学 大学院工学系研究科 電気系工学専攻
    特任助教

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4F 第2特別講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

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