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太陽熱発電システムの集光・集熱・蓄熱の基礎 (方式と構成部材) と開発のポイント

太陽熱発電システムの集光・集熱・蓄熱の基礎 (方式と構成部材) と開発のポイント

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、太陽熱を集光・集熱するための基礎から解説し、太陽の追尾、蓄熱によるシステム運用、システムを構成する方法と集光・集熱・蓄熱部材について詳解いたします。

開催日

  • 2012年2月24日(金) 13時00分16時30分

受講対象者

  • エネルギーに関連する技術者
  • 太陽熱発電に関連する技術者

修得知識

  • 太陽熱を集光・集熱するための基礎知識
  • 太陽の追尾
  • 蓄熱によるシステム運用、システムを構成する方法
  • 集光・集熱・蓄熱部材

プログラム

 30年以上も前に開発を修了した太陽熱発電システムの開発が今、わが国で再開発する動きが活発化しつつある。わが国では、高温の太陽熱利用は難しいが、アメリカ、特にヨーロッパでは、地中海を取り巻く沿岸地域において、多数の太陽熱発電の建設が活発に進められている。
 日本では太陽光発電の開発が主になっているが、太陽熱発電の稼働率は太陽光発電の倍以上であり、また、既存の技術で十分開発が可能であるため、これらの国では太陽熱発電の開発に力を入れている。
 より多くの企業が開発に参加するために、基礎となる高温の太陽熱を集光・集熱するための知識 (方式と特徴など) と追尾、蓄熱によるシステム運用、システムを構成する方法と集光・集熱・蓄熱部材などを紹介する。
 更に、集光技術を利用した集光式太陽光発電についても紹介する。
 また、わが国や海外で開発されたシステムを通して、システムの特徴等を紹介するとともに太陽熱発電と太陽光発電と風力発電とのシステム運用の相違についても紹介する。
 さらに、参考資料により、今後の開発のためにヨーロッパで研究開発された要素技術や太陽熱を利用した特徴ある種々の技術も紹介する。

  1. 太陽熱発電の特徴
  2. 太陽熱発電システムの構成の基礎
    1. システム構成
    2. 集光方式
    3. システム分類
    4. システム効率
    5. 集熱器設置の留意事項
    6. 選択吸収面
    7. 蓄熱
    8. 集光式太陽光発電
  3. 国内外で開発された太陽熱発電システム
    1. 国内外で開発された初期のプラント
    2. 最近の開発状況
  4. 太陽熱発電と太陽光発電・風力発電との運用の相違
    • 参考1. ヨーロッパで研究されたその他技術
    • 参考2. その他の太陽熱利用関連技術
    • 質疑応答

講師

  • 田中 忠良
    (株)ユニバーサルエネルギー研究所 芝浦工業大学
    技術顧問/非常勤講師

会場

大田区産業プラザ PiO

6階 D会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 42,000円 (税込)
複数名
: 33,000円 (税別) / 34,650円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

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